今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   
カテゴリー「井上陽水コンサート2016「UNITED COVER 2」」の記事一覧

井上陽水コンサート2016 函館

井上陽水コンサート2016「UNITED COVER 2」
函館市民会館 (北海道函館市)
2016年2月19日(金)18:30開演   曇り時々雨 暖かい



カナリア
ミスコンテスト
東へ西へ
映画に行こう
My House

リフレインが叫んでる            以下の5曲「UNITED COVER2」
リンゴ
女神               オリジナル 新曲
瞬き              オリジナル 新曲
夢であいましょう

リバーサイド ホテル
ジェニー My love
愛されてばかりいると
青い闇の警告
氷の世界
夏の終りのハーモニー

アンコール

アジアの純真
夢の中へ
傘がない
いっそセレナーデ
 
20曲


pf & key:小島良喜    bs:美久月千春     ds:山木秀夫    gu:今堀恒雄     gu:長田進
cho:Lyn    cho: fasun




  函館は三年ぶりとのこと。函館市民会館への道路のある辺り、大通り際に前にはなかった函館アリーナができていて、人波がどんどんそこへ入って行く。「何かあるんですか?」「何だろうね。おれたちは陽水」とご夫婦連れ。広場を隔てた市民会館への人波だったのだ。アリーナで待ち合わせしたり、雨を避けたり、もう入場前から楽しげな雰囲気だ。


    満員のホールのそんな空気がわかるのか陽水は、「なんというか、モリアガリソウナ気が…」とご機嫌にご挨拶。
    渋い「映画に行こう」のあとで、「Yesterday」ちょっと、「こういう曲はやらないんです」と弾いたギターから「My House」が飛び出してびっくり。「あたまからこんなにはしゃいで…雪のせいです。南方系なので雪が嬉しい」


    驚きの二曲目「ミスコンテスト」が素晴らしい。練りに練られたという感じの聞き応え。スパイスも効いている歌詞。今日の一曲はこの曲と早くも決めたわたしだったが。
    そうそうこの曲、「カナリア」と続いていた?


    「UNITED COVER2」の部のトップは今日もユーミン。「詞もいいんです」と言われて丁寧に聴く。「どうしてどうして」と始まる三種類のリフレインを持ち、時間は今と過去。多くは知らないがユーミンの歌はいつも風景が見える。車、海、夕映え。


    両隣りの若い方も、少し前方の元気な女性組も、リアルタイムで聞いた人拍手は当然ない「夢であいましょう」。でもいいんです、終わって大きな拍手だったから。


      コーラスのお二人がよく見える席だったので、つい目で追う。唄っていない時も踊ったりリアクションしたり、実に楽しい。「女神」でウキウキし「瞬き」でうっとり。


      ささやくように始まる「夏の終りのハーモニー」
           ♫今夜のお別れに  最後の二人の歌は〜


     「夢の中へ」の興奮冷めやらぬままに待つアンコール三曲目、「傘がない」。大きな曲を何曲も唄ったあとなのに怒涛のように!  山木さんのドラムも続く続く。

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      三年前とは2013年の6月で、天候に恵まれて宝石のように美しい函館だった。たくさん洋館を見て歩いたが、今は坂が雪でどうだろうと思っていると、前夜のごはん屋さんで「ぜひ雪景色をロープウェイに乗って見て」と勧められた。


      見下ろすと色がなく音も届かない街と海。鈍色で波のない函館湾に舟が何艘かばらばらと同じ向きでじっとしている。動くものがなくて、まるで時間が止まったようだ。自分だけ時間のない場所に来ちゃったのかと、無性にさみしくなった。ふだんはこんな感じがむしろ好きなのだけれど。そのままの気分でぼんやり夜になって。


      この夜、コンサートがあってよかった。 同じ思いをもつ人たちと陽水を聴けて嬉しかった。
      しーんとしたあの風景あっての今夜の喜びかも。
   函館に感謝!

井上陽水コンサート2016 札幌

井上陽水コンサート2016「UNITED COVER2」
  ニトリ文化ホール (北海道札幌市)
  2016年2月17日(水)18:30 晴れたり雪が舞ったり


最高気温がマイナス!と予報を見て不安な気持ちで来た札幌は、それほどのことはない。みなさんの服装は関西と変わらない。
今日は粉雪が舞っていっとき道路が白くなった。
陽水は雪が嬉しくて散歩をしたと話していた。


カナリア
東へ西へ
映画に行こう
鍵の数
夢の背中


リフレインが叫んでる             以下5曲「UNITED COVER2」
リンゴ
女神
瞬き
夢であいましょう

リバーサイドホテル
ジェラシー
嘘つきダイヤモンド
青い闇の警告
氷の世界
夏の終りのハーモニー

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
少年時代
結詞


20曲


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun




   札幌に行くというと、新幹線?と誰もが問う。それがねーと何回答えたやら。雪まつりが終わり、新幹線前のこの時期、空いているものねと慰められて?来てみたら観光客いっぱいの札幌です。
雪の少ない沿線風景を見ながら着いて、暑すぎる電車から降りるとさすがに冷たい風が気持ちよい。今日は粉雪も舞って、路地の雪をザクザク踏んで歩いてはしゃぎ気分。

   1.2.3の座席の前に4列だったか、い、ろ、は の列があって幸運な方々が座っていた。人気で急遽なのだろうか?(訂正:い、ろ の2列だそうです)

 「氷の世界」で立ち始めた札幌のみなさんは、アンコール一曲目でほぼ、そして「夢の中へ」で
みんな立つ。わたしは後ろのほうだったが振り返って迫力に驚く。
「少年時代」で座らずに揺れている影もいい情景で「結詞」でじーんとしちゃいました。お花のプレゼントもあって、抱えて去る陽水でした。


2月18日追記
     一昨夜遅くSから電話。今札幌と聞いて驚きも せずワハハと笑う。用件はなんと、陽水で詩がいい歌って何?という質問。なんでも上司たちが「いい詩を集めたカラオケ大会」をやるんだとか。誰とかの歌なんでしょうね。「陽水も忍び込ませておいてあげるよ」って余計なお世話なんだけど。
    改めてそう訊かれると難しい。あんまり歌詞を覚えてないし。激ファンのあの人やこの人なら、たちどころに百曲ぐらいあげるだろうけど。
    まず手持ちの(笑)「カナリア」を伝える。

     このところ一曲目に定着している「カナリア」、少しづつ変化しているようだ。わたしもやっと良さがわかるようになった気がする。
    二曲終わってご挨拶。南方系なので雪が降ると嬉しい。今日は雪がチラチラ舞うなかを散歩をした。狸小路や、やはり寒いので地下のポールタウン?とご当地のお話。あれ?この話、別のところだったかも。
    次は「映画に行こう」と時々タイトルを紹介する。この言うなれば第一部は、近しい人に話すような雰囲気がいい。「映画に行こう」深い声。
    椅子にかけて、最近  伝説の   なんて 言われて、ホントにいるんだ!と若い人に驚かれる みたいな話にみんな笑う。
     そんなに長い間のうちでもまるで唄ってなかった曲を、このツアーで聞いていただこうと…「夢の背中」、ベースを始めバンドが加わって。
 
    UC2の部では久しぶりの「夢であいましょう」がやっぱり嬉しい。拍手も大きく長かった。
 
    「ジェラシー」は詩だけのつもりだったというほどだから、もちろん「いい詩の歌」に入るよね。この夜の 「ジェラシー 」も想像力を刺戟して素晴らしい。拍手も多い。
     これはいい詩なのか迷う(笑)「嘘つきダイヤモンド」、立ったままギター弾き始めた「青い闇の警告」(カラオケには勧めたくない–つまり他の人に唄って欲しくない)そして「氷の世界」のあと、あれ?ピアノだけどペリカンではない!
    「夏の終りのハーモニー」みなさん大喜び。拍手、拍手!歓声!
 
    アンコール、歓声や拍手の中で陽水が弾き始めた「少年時代」で終わりかと思ったが合図があって「結詞」も!(この詩もいいです)
 
    会場が一体になった楽しいコンサートだった。ビバ!サッポロ!

「夢の背中」井上陽水

「夢の背中」作詞:野田秀樹  作曲:井上陽水 Single「Tokyo」1991.3.21

 井上陽水『ReMASTER』の『extra-1』で「夢の背中」を聴いた。
 2016年2月10日のコンサートで”本邦初演”された曲。

  そのライブで聴いたときは、何?何?と?マークが頭を埋めていて、聞いたことあるなあ程度で終わった。
  帰宅して聴いてあれ?と思う。
  街ですれ違って、誰かに似てたような気がする人が、あ、バイトで一緒だったイマイ君じゃん!みたいな。結構よく話したよね、イマイ君(^O^)

  それ以来、耳について離れない。
  繰り返すメロディがこの詩のなんというか”しつこさ”とあいまって癖になるのかも。
  こんな大きな曲だったんですね。チェロが入ってる・・・。
  
  陽水がよくわからなかったと言っていた詞を、歌詞カードで読む。よくわかりません(笑い)
  次はもっときちんと聴こう。

  しかし、この文字の読みにくさといったら!薄い紫色?に白い文字。作曲者や作詞者やクレジットはなお小さな文字だし。目がしょぼしょぼしてしまった。

  コンサートグッズの「LED付きルーペ」を買いなさいってことかしら?

井上陽水コンサート2016 2/12静岡

井上陽水コンサート2016「UNITED COVER 2」
静岡市民文化会館(静岡県静岡市)
2016年2月12日(金)18:30開演


しとしと雨が降ったりやんだり。暖かい静岡です。
拍手、笑い声、元気なかけ声。陽水も元気そうで楽しいコンサート。

カナリア
東へ西へ
飾りじゃないのよ 涙は
鍵の数
ジェラシー

黄昏のビギン         以下5曲「UNITED COVER2」より
リンゴ
女神    新曲 オリジナル
瞬き      同
あの素晴しい愛をもう一度

リバーサイドホテル
ジェニー My love
愛されてばかりいると
青い闇の警告
氷の世界
とまどうペリカン

アンコール

アジアの純真
夢の中へ
いっそセレナーデ

19曲


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds: 山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:fasun cho:Lyn
2月13日追記


  一昨日わからなかった「カナリア」は『ガイドのいない夜』バージョンだそうですね。わかる方にはわかるってことです(敬)
  ドラムが軽快に鳴っているのに哀しいのはなぜだろう。

  二曲目の「東へ西へ」に拍手が湧く。ご贔屓が多い。わたしも好きです。

  "最初は詩だけのつもりだった"と"語り"をご披露の「ジェラシー」
"語り"は「窓辺にたたずんでいる君を見ていると」と始まる。情景が見えるようで、もっと聞きたかった。「永い年月に触れたような気がする」ってすごいですよね。だって、その「君」の歴史を感じているのだろうから。「僕」がまだいなかった間の歴史を。

  『UNITED COVER2』の部は「黄昏のビギン」から。曲調の変わる、難しそうな歌。そして「リンゴ」へと続く。

  などと書いていたら、近くで赤ちゃんが泣いているので思い出した。「娘さん一家と温泉&カニ旅行に行った」という話。食事中赤ちゃんがむずかるので、(廊下で?)抱いてあやしていたとか!その姿想像すると微笑ましいがそれはそれとして、通りかかった仲居さんが「可愛いお孫さん」と言ったとかでご立腹の様子(笑い)
  正解は「可愛いお嬢さんですね」(まさかと思うがというニュアンスで)「お孫さんですか?」らしい。

  映画館でも証明書も要求せず高齢者割引にする!とお怒りは飛び火して。何年も前のことだが、脚本家の山田太一氏も「お顔を見ればわかります」と言われてガッカリしたと話していた。どうか映画館窓口の若い女性のみなさん、免許証とかあります?ときいてください。最近は自販機で自己申告なんかもあるけれど。

「ブラタモリ」ではちょっとしか聞けない「女神」「瞬き」を今日はたっぷり、という前置きも可笑しかった。

  「これからはほとんど自分の曲」になってから会場はどんどんヒートアップ。手拍子拍手スタンディング。最後の「いっそセレナーデ」でため息をつく。
  終わってから白パネルで曲目リストを見て驚いた。一昨日よりずいぶん長く聴いたような気がしていたのに。

  下りの新幹線は上りより早く終わってしまう。駅でウロウロしていたら変わったオジサンに会った。有名人と友だちみたいに写真を撮るという趣味なんだそうです。遠征組のファンの方たちと拝見した2冊のアルバムに、ホント、有名人がいっぱい。真面目に働きながらそんなアルバムを埋めている…面白い人生かも。
  おれ70なんだよといって去って行ったっけ。あら、映画1,100円で観られますね。










井上陽水コンサート2016 2/10神奈川

井上陽水コンサート2016「UNITED COVER2」
相模女子大学グリーンホール(神奈川県相模原市)
2016年2月10日(水)18:30開演


カナリア
映画に行こう
飾りじゃないのよ 涙は
鍵の数
夢の背中

シルエット・ロマンス     以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神        オリジナル 新曲
瞬き        オリジナル 新曲
あの素晴しい愛をもう一度

リバーサイド ホテル
ジェニー My love
My House
青い闇の警告
氷の世界           「UNITED COVER 2」
とまどうペリカン

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
帰れない二人
結詞

20曲

pf & key:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho: fasun


5番目の曲は、レコーディングはしたが人前で唄ったことはないかもとのことです。
野田秀樹作詞で劇で使われたらしいとも。


2016年2月11日追記
2月になったらあっという間、コンサート「UNITED COVER2 」2016年の部のスタートです。よく晴れて濃いほどの青なのは上空を強い風が吹いているのか。

速報で忘れたが、まず、おまけあり。というかたぶんフルコーラス?
「And I Love Her」 The Beatles
ギターを弾くってことをしたのは、おそらくこの曲から (正確ではないです)

オープニングはメンバーに続いて登場。黒っぽい上下に濃いブルーグリーンのシャツ。
一曲目「カナリア」イントロでわからず。リズムが効いてる素敵なカナリア。
うちあけて〜ohh が哀しい余韻。

席が後ろ寄りほぼ中央でステージがよくみえる。外では冷たい北風だったが、しっとりとしたお茶会のような雰囲気に気持ちが安らぐ。

超意外だった「夢の背中」の前には
野田秀樹さんの作詞で、曲を頼まれたこと。20〜30年前。
野田さんの芝居に使われたらしいこと
レコーディングはしたがひと前で唄ったことはない
詩がわからなかったこと
このごろ読んだら前より少しわかる気がしてきたこと
などと前置きを聞いても曲が浮かばず、ゆめ〜をべに〜でとか〜して〜
まで来てやっと、聴いたことあるなあと。

ネットで調べると、シングル「Tokyo」のカップリングらしいですね。あとは『ReMASTER』の『extra-1』に入っているそうなので、わたしはそれで聴いたのだろう。歌詞はまったく頭に入っていなかったらしい。
それにしてもどうしてこの日にこの曲が登場したのだろう。ほとんど弾き語りで、途中からピアノが少し添えられてた、かな?

会場は神奈川とはいえ東京の郊外的な位置。いつも割合静かだ。でもわたしの近くではよく笑い声が起きていた。例えばさっきの話の中で「ぼくが言うのもなんだけど、よくわからない詩で」にケラケラ。わたしもウフフと同調。前の方もそんな感じだったのだろうか。

あの陽水が?!という微笑ましいエピソードもついでの話で聞いたが、きっとどこかで読めるでしょうから割愛。ふふふ。

何かに挑むような「青い闇の警告」、手の動きが添えられていっそう表情豊かな「とまどうペリカン」、何年か前に同じ会場で清志郎ファンのムコ殿と聴いた「帰れない二人」そして「カナリア」・・・・・


穏やかなよろこびのうちに願う。
どうか4月まで無事に続きますように。


次は2月12日 金曜日 静岡市民文化会館 18時30分開演

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