2017年3月19日(日)
陽水のラジオ出演やテレビの再放送が続いている。あと22日のNAC5と明日のBSのカバーズの特集が残っているが、お知らせになかった、やはり福岡での放送をファンの方のブログで教えていただいた。
KBCラジオ3月12日の「サトコの部屋」タイムフリーの期限ギリギリかと慌てて今夜拝聴。昔からのファンだというサトコ氏は、とても懐かしいと、再発売の『夢の中へ』のジャケット写真の話。サトコ氏「カメラ持ってますよね」
陽水「ええ、たぶんカメラマンのだと思います。どこで撮ったかぼくも記憶がないんですが」
というふうなやりとりがあった。
このジャケット写真について、実は今日雑誌で読んだばかり。これはtwitter上で陽水ファンでアナログ通らしい方の情報で知った。(いつもありがとうございます)
『レコード・コレクターズ』2017年4月号
大きな特集は来日が近いポール・マッカートニー。ジョージ・ハリスンの特集も。
井上陽水については、シングル『夢の中へ』の紹介2頁(篠原章)と「僕と陽水 44年後の回想」4頁(文と写真/中村冬夫)
当時陽水の専属カメラマンだった中村冬夫氏はこのジャケット写真を撮った時のことも回想して書いている。写真集のためにあちこちで撮影したうちの一枚で、陽水が上記で言っているように、中村氏のカメラを「貸して」と、"かっこいいポーズを取った"と。有楽町の交通会館前。
他にも写真がある中で、部屋でギターを抱えたものもあり、背後に写っている壁一面の本棚に驚いた。「UNITEDCOVERS2」グッズの拡大鏡で中身を見たいが、覗き見みたいなのでやめておく。
「夢の中へ」の紹介では、新CDのリマスタリングの説明はもちろんだがオリジナルと「GOLDEN BEST」版も取り上げて、オリジナルでの"星勝の編曲と大野のミックスの出来がきわめて良かった"とほめている。またバックのミュージシャンも"脱帽の名演である"と 伺ってなんか嬉しい。
クレジットがないので"推定"というメンバーのうちの、キーボード深町純については、事実であることをわたしが保証します(笑)
東京芸大音楽学部?のある年度の還暦記念だったかの小さなコンサートが奏楽堂で行われて、職場の人の縁で聞きに行ったのだった。舞台の深町純氏は「資格はないんだけど」とか「途中でポップスに行っちゃって、行きっぱなし。井上陽水の 夢の中へ のキーボードは 僕なんです」などと話す、小柄な、印象に残る雰囲気の方だった。
ところで、この雑誌は月刊なんですね。アナログレコードを聴く人がそんなにいるってこと?集め始めると楽しそうですよね。文字どおりのイミで無宿人のわたしには無理な世界で、いつも羨ましく思っている。
本でさえ増やすのは本意ではないのにまた一冊増えた。あーあ。