井上陽水氷の世界ツアー2014
東京国際フォーラム ホールA 1st (東京都千代田区)
2014年11月27日(木)19:00開演
01.ジェラシー
02.感謝知らずの女
03.Make-up Shadow
04.あかずの踏切り
05.はじまり
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう
12.待ちぼうけ
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイド ホテル
18.ジェニーMy love
19.愛されてばかりいると
20.とまどうペリカン
21.鍵の数
アンコール
22.アジアの純真
23.夢の中へ
24.少年時代
25.いっそセレナーデ
Piano & keyboards :小島良喜 Base:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:今堀恒雄Guitar:長田進 Chorus & Synthesizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
11月28日追記
一曲目はバンドの長いイントロから始まる「ジェラシー」。途中で陽水が登場して「窓辺に~」と唄いはじめる。拍手!
三曲終わって『氷の世界』の部が始まる前にご挨拶。陽水の今日は黒っぽいジャケット姿。春から50回ぐらいのツアーをしていて、今日と明日で終わり。めでたい、と。そしてもちろんこのコンサートの趣旨、『氷の世界』13曲を曲順どおりに・・・。
待ってました!というような拍手。観客は年配者だけでなく若い方も多い。両隣も若かった。もっともわたしから見れば大方の人は若いのだが。
今日の席は10列目、マイクから約28度右の角度という絶好のポジション。陽水の視線が来やすい(錯覚)。「♪たたずんでる君を見てると~」-ーーあたし?みたいな。あははは。
存分に陽水を凝視して声を聴いた夜でありました。明日は同じ列だが40番か50番かその辺でさみしいかもしれない。でも5000人のホールだから贅沢な席です。2階の上のほうだと肉眼で陽水が見えないもの。
バックもなかなか凝っていて「氷の世界」の狂気感を助けていた。いやあゾクゾクしました。
「心もよう」も窓の中をのぞくような。
話のついでにセットのこと。どこかで終演後の楽屋裏を通ったとき、大きなトラックを見た。終わってすぐに撤去作業は始まっていて、まるで小屋がひとつ建つほどの資材を積みこんでいた。約50公演の行く先々で、建てては壊す作業をされているのだろう。大変な労働量です。
(30日追記)
そのような見えないスタッフのご苦労に心からお礼と拍手を贈ります。
珍しくSMAPが話に出てきたのはこの日だったか。沖縄公演のあとで福岡に滞在中、ホテルでSMAPファンの大群に遭遇したという。ドームで公演中だったらしい。避けてコンビニに入るとそこにもいっぱい・・・と。
なんともったいない。SMAPファンは気づかなかったのだろうか。コンビニで陽水なんて、貴重な遭遇なのにね。この話は、それほどではないが昔は人気者だったと「FUN」につながったのだった。
この経験からかと思うが、「愛されてばかりいると」の前のMCで。いまどきの「カワイイ文化」のこと。たしかに褒めるのになんでも「カワイイ」って言いますよね。可愛い範囲はいまやとても広い。便利なのでわたしなんかもつい使っちゃいます。
バブルの頃「愛されて・・・」をつくった気持ちにはいまの「カワイイ!」についてに通じるちょっとどうかな?という気持ちがあったと。・・・・これから使わないようにしよう(笑い)
でも、うたに入る前にモノマネふうに「カワイイ!」って。可愛かったです(^O^)
「とまどうペリカン」
この編曲でこの曲を聴くのは明日までか。Lynさんのペリカン役コーラスもだが、ピアノアレンジが独特です。
今日のこの曲は訴求力。固い単語だけど代わりが見つからない。聴いて見て胸が痛む。
本編最後の「鍵の数」意外でしたね。都会的な曲。よく知らない街でひとり暮らしてると、ときに鳴り出す曲。しみじみと聴いた。
観客の声も混ざって「アジアの純真」。両隣がさっと立つ。おそらく1階はみんな立っている。続いて「夢の中へ」も歌って手拍子して。
「少年時代」「いっそセレナーデ」は椅子で聴き、終わるとまたみんな立ち上がる。
さようなら またお会いしましょう
お元気で 身体に気をつけて いいことが沢山ありますように。
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