小室等の新音楽夜話 東京MX1
2015年5月16日(土) 21:00〜21:30
ゲスト:井上陽水 (2)
先週と同じように、いうなれば"ミュージシャン同士の雑談"が続く。ギターもおおいに語っている。
時々話が噛み合わないように感じるのは、かなり編集されているのだろう。もっともっと長いのだろうと想像すると残念だ。視聴者は欲が深い(笑)
わたしなどには意味がわからない音楽の話もある。当然だ。小室等と井上陽水の会話を盗み聞きしているようなものなのだから。この状況では、わからないってことさえ素晴らしい。
"心もよう"ができて聴いたとき、と小室さんが話す。この間陽水が言ってたことかな?と思ったと。憶えていないふうの陽水は、そうかもしれない、と言う。
K「(陽水もボブ ディランも)自分の中にあるものが歌になるんだな。自分はそんなことがないなぁ」
Y「え?そうですか。恥ずかしいとか・・・」
K「やはり才能でしょう。経験や想いから歌にできることをピックアップしてくる才能」
(創作者ってそういう見方をするのですね!)
(引用は全て正確ではありません)
そんな話が続いたあとで小室さんから質問。
K「自分の作った曲のうちどのくらいすごく気に入ってるか訊きたい」
Y「累々と屍が並んでいるという感じですよ」
K「じゃあいつでもうたえる歌ってある?おれはこれなんだけど」
雨が空から降れば〜
Y:質問に答えないでその歌をうたいだす。
曲:"雨が空から降れば" 別役実/小室等
小室さんも参加
Y「ここら辺ことばとしてよくわかっていないんですよ」
などと言いながら最後までご機嫌なセッション。
小室さんがちょっと" 少年時代"を弾き、これはいつでもうたえるでしょう?と話を戻すが、そんなことはない、その日のテーマによっては、これは唱歌っぽいからと陽水は反論してそれはうたわず(笑)
アレンジの話?になって・・・・・
Y「ピアノ弾けないとダメ。ミュージシャンは」
・・・・・・
K「(ピアノに)比べるとギターなんてチマっとしたもんですよ」
みたいなやりとりがあり・・・おっと、また会話に引っ張られてる。長くなるからやめたいのについ面白いから。急ごう(笑)
小室さんがポール マッカートニーのトリビュート アルバムに話を持って行き、ビリー ジョエル の名が出て、"Just The Way You Are" を陽水が口ずさみ…。
K「あろうことかと言っていいのか」
Y「ねー、ぼくもびっくり」
と二人で驚いているのは、このアルバムへのディランの参加のこと。
「お金がないのか?」なんて冗談のあれこれのあとで陽水が、ちょっと聞いてくださいと。小室さんも途中からコーラス。
曲: "Things We Said Today" ジョン レノン、ポール マッカートニー
まるでディランのための曲のようだとお二人。
ディランの話はまだまだ続いて、それから小室さんが用意していた譜面を出す。
曲:"天国への扉" ボブ ディラン
この贅沢な、番組限定デュオの演奏はとっても素敵だった。
笑顔で終わって陽水は「スタッフおとなしいね」とここで言ったのだった。最後は拍手が聞こえたが。
とてもいい日、いい時間だったと陽水は挨拶して番組は終わりながら、何気ないやりとりの中で、小室さんが言っていた。「言葉がなけりゃいいのにね」
音楽のできないわたしは貧しいことばをかきあつめて書くしかない。でも絶対ニュアンスは伝わらない。ギターのことばも翻訳できない。
全国の陽水ファン、小室さんファンが観られるように願っています。
COMMENT
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感謝。
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早速お読みいただきありがとうございます。
お粗末な報告ですみません。長いと息切れして続かないのです。恥ずかしいです。