ドラマの中でのことです。
2013年7月19日放送 ドラマ「よその歌わたしの歌」(フジテレビ系)山田太一作
7月21日(日曜日)の今日録画を見た。尾崎紀世彦「また逢う日まで」をはじめとしてポップスが何曲も出てくる。唄うのはみんな素人という設定。その中の一曲。妻が急死して悲しみを抑えられない中年の男、柄本明が唄うのが「少年時代」。「心もよう」や吉田拓郎の曲もいくつか口ずさむのだが、圧巻はその「少年時代」で。
決して上手ではない。ご本人は上手な方かもしれないけれど、ドラマとして上手ではだめなんです。でもこれに泣かされた。一昨日も四日市で聴いたご本家井上陽水の「少年時代」では泣かなかったのに。そくそくと胸に迫るというか、じつによかった。もちろん歌曲の力もある。
最後のほうは周囲の人たちも一緒に、むしろ元気に唄う。今年の1月に俳優座で上演した同じ作者の「心細い日のサングラス」に悲しい歌を元気よく唄うというテーマがあって「悲しくてやりきれない」が使われていたのを思い出す。
ドラマに戻ると、主演を児玉清のつもりで書かれたが亡くなって保留になっていたらしい。渡瀬恒彦に変えてやっと放映された。詳しく書くと「ここは何の頁か!」と陽水ファンの方からお叱りを受けるのでやめておく。ただ、こんなやりとりは、パートナーと暮らす方には参考になるかもしれない。
「あなたを尊重しているから・・・」
「尊重って置いてきぼりのことじゃない!」
(いい加減な引用で、山田先生にも叱られそう)
「少年時代」といえば、
ジョージアのCMでオジサンたちが唄ってますね。面白い使い方だと思った。
さーて選挙速報見よっと。
今日も井上陽水(2012年11月まで)
COMMENT