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二十歳の時は・・・
by サウスポー
2017/02/16(Thu)07:16
Edit
二十歳の時かぁ。私は沖縄を離れていましたね。ホームシックと、なんか鬱々した日々で学校を投げ出し、漫画喫茶に入り浸っていましたのを思い出します。多分、その時期に『氷の世界』を聴いたような気がします。
Re:二十歳の時は・・・
by さき
2017/02/16(Thu)10:55
Edit
サウスポーさん
こんにちは
うわっ!故郷を離れて、二十歳で「氷の世界」って、ドンピシャですね。感じるものは多かったのでは?
公演で陽水が言ってましたっけ。「氷の世界」発売は沖縄の返還の翌年だったと。
そのころと違って漫画喫茶のある時代でも沖縄は遠かったでしょうし、今も遠いです。
スケジュールになかったですね〜秋があるなら期待しましょう!
No Title
by 大根おろし
2017/02/19(Sun)16:25
Edit
サウスポー様
サウスポーさん沖縄にお住いでしたか。4年前、長期休暇を頂き那覇市西町を拠点として沖縄県の殆どの戦跡を巡る生活を続けていました。程なくして「島田 叡」さんと言う人物を知ることになります。1945年、米軍が上陸してくる二ヶ月前に県知事として沖縄に赴任されます。家族の反対を押し切り「誰かが、どうしても行かなならんとあれば、言われた俺が断るわけにはいかんやないか。俺は死にたくないから、誰か代わりに行って死んでくれ、とは言えん。」として、日本刀と青酸カリを懐中に忍ばせながら、死を覚悟しての赴任でした。
沖縄県民20万人を救ったとも言われています。
知事が最後に執務をした轟壕にいった時、手にしていた本の内容とリンクして悲しみを通り越し不思議な感覚になりました。
政治家として男として尊敬して止まない人物です。
色々と意見もありますが沖縄では「国内唯一の地上戦」で12万人の方がお亡くなりになられています。そのうち民間の方たちは9万人です。もちろん戦争や空襲で命を落とされた方もそうですが、その方たちのおかげで今の日本があり、陽水さんの楽曲に触れる機会を与えて頂いてると想います。
ここではとても書ききれませんが
沖縄の皆さんは私にとって特別な存在です。
きさら 先様
こういった場所を提供していただいて本当に感謝しています。
カメレオン 様
歌碑の建立,実は私も少しだけお手伝いしています。
私の案は「夏祭り」ではなく「能古島の片思い」でしたがボツでした・・・・
皆様いつかどこかで。
No Title
by サウスポー
2017/02/20(Mon)23:42
Edit
さきさんへ
二十歳での『氷の世界』はドンピシャなんですね? 用水の年齢と関係あるのでしょうか?
初めてレンタルして聴いたときは、イマイチよく分からなかったのを覚えています。なので『こころもよう』とか、『氷の世界』を本格的に聴くようになったのは、二十歳をだいぶ過ぎてからのことなんです。
本格的に聴くようになったのは映画『たそがれ清兵衛』で流れた『決められたリズム』を聴いてからでしょうか。福岡つながりで五木寛之の『青春の門』を読んだことを思い出します。(読破はできませんでしたが)
大根おろしさんへ
by サウスポー
2017/02/21(Tue)00:20
Edit
大根おろしさんへ
はじめまして。サウスポーです。長文ありがとうございます。
島田叡さんは私も知っていますよ。沖縄で彼の慰霊祭をするときは、彼の故郷、兵庫県の方角を向いて行われると聞いた事があります。何年か前に彼を主人公にしたドラマが放映されましたよね(緒形直人が島田叡を演じてたはずです)。シェークスピアの翻訳もやった中野好夫の高校時代の先輩だったはずですよ。
島田さんは、見た目は温和でも芯の通った方ですよね。ユダヤ人を救った杉浦千畝にも通じるものを感じるのは私だけでしょうか。
島田さんが用水の曲を聴いたらどう思うのでしょう?そう思いを巡らすことも、島田さんを忘れないために必要なのかもしれません。私なら『帰れない二人』を聴かせたいです。大根おろしさんは用水のなんという曲を島田さんに聴かせたいですか?
サウスポーさんへ
by さき
2017/02/21(Tue)01:11
Edit
サウスポーさん こんばんは
”ドンピシャ”なんて思いついたまま書いて、突っ込まれてしまいましたね、笑。慌ててなぜ自分がそう思ったか考えました(汗)
わたしは二十歳をはるかに過ぎてから「氷の世界」を聴いたので、リアルタイムで聴いた方たちのようにはたぶん感じられてないと思います。それがとても残念ですし、ファンとして引け目を感じています。
いわゆる陽水世代は、このアルバムを二十歳前後で聴いたのではないでしょうか。だからサウスポーさんもリアルタイムで聴いた人たちと同じように感じるのではないかと思ったのです。「心もよう」のように故郷を離れておられるし。
でも、落ち着いて考えると、時代の違いはあるのでしょうね。
「たそがれ清兵衛」のエンディングに、映画とは関係ない歌詞の「決められたリズム」、素敵でした。関係ないと書きましたが、意味はそうでも、清冽とでもいうのか曲の感じが実に合っていましたよね。
「少年時代」と同様、陽水の曲によって、映画のラストシーンが記憶に残った気がします。
大根おろしさん
サウスポーさん
沖縄の興味深いお話をありがとうございます。
「最後の電報」の碑は見ましたが島田知事のことは初耳です。
お二人のお話を続けて読ませていただきたいと思います。
サウスポー様
by 大根おろし
2017/02/21(Tue)13:09
Edit
サウスポー様
島田叡さんに聴いていただきたい曲・・・
東大理Ⅲの試験に出るくらいとても難しい問題です。
あえて言わせていただければ、あの状況の中でけして弱音を吐かなく
ユニークさも持ち合わせていた知事さんと大事に持っている「陽水IIセンチメンタル」のLPレコードにそっと針を落として辛かった事、悲しかった事、苦しかった事、家族に対する想いを「グルクンのから揚げ」と「ラフテー」を肴に泡盛を飲みながら聴いて頂きたいです。
すみません。答えになってないですね・・・
杉浦千畝さん、島田叡さんどちらも大変苦しい状況の中で人道的な発言や行動をされました私も通じる物を感じています。
中野好夫さんそうでしたか「もはや戦後ではない」と発言された方ですね流行語にもなりました。
寒緋桜、満開のようですね。
また沖縄に行ってみたくなりました。
感謝しています。
by 大根おろし
2017/02/21(Tue)14:21
Edit
きさら 先様
引き目を感じる事などなんにもありませんよ。
去年のサンパレスで「あきちゃーん」と叫んだのがきっかけになってこの場所にほぼ毎日来る様になりました。
生活のリズムの中にしっかり組み込まれてしまっています。
色々な情報を提供して頂いたり、私みたいな1人よがりのコメントに対しても丁寧にお返事をいただき、先さんを始め皆さんのおかげでまた新たな気持ちで陽水さんの歌声を聴けると想うと本当に感謝しています。先さんはファンとして鏡です。
10代の頃に「氷の世界」を聴いた時、何を歌っているのか「じぇんじぇんわからん大丈夫かいなこの人は」でも何となくかっこいいみたいな感想だったはずです。
ファンになるきっかけってそんなものかもしれないですね。
「最後の電報」大田 實さんが送った電報ですね、島田叡知事とは「肝胆相照らす」仲であったといわれています。電文中にある「県知事より報告せらるべきも」「本職県知事の依頼を受けたるに非ざれども」の冒頭の部分は知事に対するとても大きな配慮が伺えます。
先ほど間違って送信してしまいました。
すみません削除おねがいします。
寒暖の差が激しくなってきます。
お体に気をつけて・・・
No Title
by さき
2017/02/21(Tue)18:41
Edit
大根おろしさん
過ぎたお言葉をありがとうございます。お恥ずかしいです。
沖縄ではもう桜ですか・・そういえば昔、一月におとづれた時に小ぶりの桜が咲いていて驚きました。
サウスポーさん
ごめんなさい。またテキトーなことを書いてしまいました。
映画「たそがれ清兵衛」ではラストシーンで曲が流れるのではないですよね。今日になってあらすじを読んだら、わたしが思っていたラストシーンは違っていました(笑)
たぶん、エンディングで、映画の余韻の中で「決められたリズム」を聴いて泣かされたのではなかったか、と思います。もう一度観たくなりました。
あの映画にこの曲をって凄いですよね!どうして思いつくのかわかりません。映画を見てから作るのでしょうか、あまりにぴったり・・。
「少年時代」のほうは原作者の藤子不二雄Aさんの依頼とのエピソードが知られていますが、「たそがれ清兵衛」のほうはまったく知りません。何かご存知でしたら教えて下さい。
「決められたリズム」
割り込んですみませんが、島田知事に聞かせたい曲かもしれません。戦時中という超“決められた”時代に、精一杯のことをなされたという島田さんに、郷里の学校をも思って聞いていただきたいです。
失礼しました!
さきさん 大根おろしさん
by サウスポー
2017/02/22(Wed)08:30
Edit
さきさんへ
>いわゆる陽水世代は、このアルバムを二十歳前後で聴いたのではないでしょうか。だからサウスポーさんもリアルタイムで聴いた人たちと同じように感じるのではないかと思ったのです。
あ~そういうことですね。どちらかというと~そんな感じではなかったと記憶しています。矢沢永吉さんが、自伝の中で『氷の世界』に触れていたので、その流れで聴いたのです。今思い返してみても・・・そうですね・・。でもさきさんがドンピシャの話をされたとき、二十歳頃に陽水を聴けたのは、もしかしたら聴くべくして聴いたのかなぁと思いました。
たそがれ清兵衛の中で『決められたリズム』が流れるタイミングは、ラストシーンから、エンディングに流れる途中だったと思います。さきさんが言うように、歌詞は関係ないのですが、凄く合っていましたよね。『ハマる』というのはこういう事なんだと思います。
この曲を映画のエンディングに使う、と決めた人は、さきさんの指摘するようにすごい感性の持ち主だと思います。また、藤沢周平さんは私がとても好きな作家なので、それも嬉しかったですね。
なぜ、陽水の『決められたリズム』が使われたのかは私もいきさつはわかりません。なぜでしょう? このブログを読んでいる方でいませんかね?知ってる方。
大根おろしさん
>「陽水IIセンチメンタル」のLPレコードにそっと針を落として辛かった事、悲しかった事、苦しかった事、家族に対する想いを「グルクンのから揚げ」と「ラフテー」を肴に泡盛を飲みながら聴いて頂きたいです。
いいですねぇ。さきさんは『決められたリズム』だそうです。島田さんが沖縄で生きているときも、少ない食料の中で沖縄の料理を味わっていたのでしょうか。
島田さんは学生時代、野球をされていて、たしか、ショートかサードを守っていたそうですよ。中野好夫さんの著作で読んだ記憶があります。本の題名は忘れてしまったのですが、是非、大根おろしさんにお勧めします。
さきさんすいません、なんか送信されてしまいました、削除お願いいたします。
さき 様 サウスポー 様
by 大根おろし
2017/02/24(Fri)14:27
Edit
さき 様 サウスポー 様
少し時間をさいて「たそがれ清兵衛」と「決められたリズム」の因果関係を調べてみましたが解りませんね。
ひょっとすると制作スタッフの誰か、もしくはスポンサーが「決められたリズム」を主題歌に決めたのではなく、陽水さんが書いた楽曲を主題歌に使うと初めから考えていたのかもしれません。
もしそうだとすると感性もさることながら何か特別な信頼関係が陽水さんと結ばれていたのでしょうか?
そもそも陽水さんの作品には省略と飛躍、あと語呂(語調)合わせと反対語、さきさんが良く書いている韻を踏む詩が沢山存在します。
一見なんの脈絡もない詩なのに曲や映像と合わさると何となく全体像が見えてくる。
ですからハマっと思うのはもしかしたら間違いでまんまとスタッフさんか陽水さんに「ハメられた」(笑)が私の見解です。
少し飛躍的で天邪鬼的な考えですが、40数年間、陽水さんにはハメられっぱなしですから・・・
サウスポー 様
中野好夫氏の論文「最後の沖縄県知事」ですね、探しあてました。
島田知事が赴任する前に沖縄県民の為、孤軍奮闘された「荒井退蔵警察部長」さんも忘れる事ができません。
知事さんと運命を共にされました。
知事さんに心酔し、荒井さんを信じて殉職された部下の皆さん、県民の皆さん、御家族の方々の想いを微力ながらできるだけ多くの人に
語り続けていければとあらためて想います。
本が届くのが待ちどうしいです。
ありがとうございました。
そういえば沖縄に滞在していた時、夏の甲子園の予選を見に(セルラースタジアム)よく通いました。
一回戦からレベルの高い熱戦を見ていずれこの中からMLBに挑戦する球児が出てくるといいな・・・
など思い描きながら観戦した思い出があります。
目の前のプレイとヘッドホンから流れる「英雄」が重なって暑い日差しの中、少し夢見心地な気分なりました。
近くの奥武山公園には「島田叡氏顕彰碑」があり「兵庫・沖縄友愛グラウンド」と名付けられたグランドもあって忘れられる事の出来ない
貴重な時間になりました。
長文失礼いたしました。
No Title
by さき
2017/02/27(Mon)12:54
Edit
サウスポーさま 大根おろしさま
お二人のお話を興味深く読ませていただいています。
大根おろしさんの沖縄滞在はいわゆる観光ではないんですね。独自のテーマというか視点で短期であれ"生活"をされたという印象です。
旅はそうありたい、せめて一週間は住んでみなければと思いますが、現実はなかなか……。
でも今度沖縄に行ったら、視点だけでも変えてみたいと思います。この前なんかホテルと近所の散歩だけでしたから。でもそれがとても気持ちよかったのではありますが(^.^)
旅といえば、藤沢周平の文章が好きと言う友人に感化されて、山形県鶴岡の藤沢周平記念館に立ち寄ったことがあります。ガラス多用のモダンな建物で、自筆の原稿や写真などを見ました。鶴岡で先生をしていた時期もあるんですね。
さきさんへ 大根おろしさんへ
by サウスポー
2017/02/28(Tue)18:04
Edit
さきさんへ
藤沢周平記念館に行ったことがあるのですね。私もいつか行こうと思っているところですよ。「藤沢周平の文章が好き」というその友人は繊細な人か、きめ細やかな側面があるのではないでしょうか? 憶測ですけど。
藤沢周平さんは病気で学校の教員を辞めたあと、東京で療養した後に、業界紙の記者を経験しているんですよね。異色の経歴です。
『蝉しぐれ』を読んだあとの感動は今も忘れられません。読まなければよかったなと思うほどいい物語です。
視点が変わるだけで旅の中身変わりますよね。家族で行くのと、一人で行くのとでは感情もだいぶ違います。家族で行った京都の嵐山を、だいぶ後になって一人で訪ねたら、なんか寂しかったんですよ。
そういえば井上陽水の詞と、藤沢周平の文は全然違うなぁ。
大根おろしさんへ
「たそがれ清兵衛」と「決められたリズム」の関係を調べてくださったのですね。ありがとうございます。
ハマったのではなくハメられた・・・。もしそうだとしたらなんて素敵なはめられ方なんでしょう!
40数年間ハマリっぱなしなのですね。私の大先輩ではないですか。私は本格的に聴くようになって私はまだ10年も経ってないと思います。
沖縄の高校野球も強くなりましたよね。首里高校が甲子園に出場した時代を思い出すと隔世の感があります。私はどちらかというと、球場に行くよりは、テレビの前でじっくり観るほうです。
荒井退蔵警察部長。
たしかドラマでは的場浩司が演じていたような‥‥
沖縄では遺骨収集が行われているのですが、島田さん、荒井さんの遺骨が収集されていたらいいですよね。そうであると思いたいです。
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二十歳の時は・・・
Re:二十歳の時は・・・
こんにちは
うわっ!故郷を離れて、二十歳で「氷の世界」って、ドンピシャですね。感じるものは多かったのでは?
公演で陽水が言ってましたっけ。「氷の世界」発売は沖縄の返還の翌年だったと。
そのころと違って漫画喫茶のある時代でも沖縄は遠かったでしょうし、今も遠いです。
スケジュールになかったですね〜秋があるなら期待しましょう!
No Title
サウスポーさん沖縄にお住いでしたか。4年前、長期休暇を頂き那覇市西町を拠点として沖縄県の殆どの戦跡を巡る生活を続けていました。程なくして「島田 叡」さんと言う人物を知ることになります。1945年、米軍が上陸してくる二ヶ月前に県知事として沖縄に赴任されます。家族の反対を押し切り「誰かが、どうしても行かなならんとあれば、言われた俺が断るわけにはいかんやないか。俺は死にたくないから、誰か代わりに行って死んでくれ、とは言えん。」として、日本刀と青酸カリを懐中に忍ばせながら、死を覚悟しての赴任でした。
沖縄県民20万人を救ったとも言われています。
知事が最後に執務をした轟壕にいった時、手にしていた本の内容とリンクして悲しみを通り越し不思議な感覚になりました。
政治家として男として尊敬して止まない人物です。
色々と意見もありますが沖縄では「国内唯一の地上戦」で12万人の方がお亡くなりになられています。そのうち民間の方たちは9万人です。もちろん戦争や空襲で命を落とされた方もそうですが、その方たちのおかげで今の日本があり、陽水さんの楽曲に触れる機会を与えて頂いてると想います。
ここではとても書ききれませんが
沖縄の皆さんは私にとって特別な存在です。
きさら 先様
こういった場所を提供していただいて本当に感謝しています。
カメレオン 様
歌碑の建立,実は私も少しだけお手伝いしています。
私の案は「夏祭り」ではなく「能古島の片思い」でしたがボツでした・・・・
皆様いつかどこかで。
No Title
二十歳での『氷の世界』はドンピシャなんですね? 用水の年齢と関係あるのでしょうか?
初めてレンタルして聴いたときは、イマイチよく分からなかったのを覚えています。なので『こころもよう』とか、『氷の世界』を本格的に聴くようになったのは、二十歳をだいぶ過ぎてからのことなんです。
本格的に聴くようになったのは映画『たそがれ清兵衛』で流れた『決められたリズム』を聴いてからでしょうか。福岡つながりで五木寛之の『青春の門』を読んだことを思い出します。(読破はできませんでしたが)
大根おろしさんへ
はじめまして。サウスポーです。長文ありがとうございます。
島田叡さんは私も知っていますよ。沖縄で彼の慰霊祭をするときは、彼の故郷、兵庫県の方角を向いて行われると聞いた事があります。何年か前に彼を主人公にしたドラマが放映されましたよね(緒形直人が島田叡を演じてたはずです)。シェークスピアの翻訳もやった中野好夫の高校時代の先輩だったはずですよ。
島田さんは、見た目は温和でも芯の通った方ですよね。ユダヤ人を救った杉浦千畝にも通じるものを感じるのは私だけでしょうか。
島田さんが用水の曲を聴いたらどう思うのでしょう?そう思いを巡らすことも、島田さんを忘れないために必要なのかもしれません。私なら『帰れない二人』を聴かせたいです。大根おろしさんは用水のなんという曲を島田さんに聴かせたいですか?
サウスポーさんへ
”ドンピシャ”なんて思いついたまま書いて、突っ込まれてしまいましたね、笑。慌ててなぜ自分がそう思ったか考えました(汗)
わたしは二十歳をはるかに過ぎてから「氷の世界」を聴いたので、リアルタイムで聴いた方たちのようにはたぶん感じられてないと思います。それがとても残念ですし、ファンとして引け目を感じています。
いわゆる陽水世代は、このアルバムを二十歳前後で聴いたのではないでしょうか。だからサウスポーさんもリアルタイムで聴いた人たちと同じように感じるのではないかと思ったのです。「心もよう」のように故郷を離れておられるし。
でも、落ち着いて考えると、時代の違いはあるのでしょうね。
「たそがれ清兵衛」のエンディングに、映画とは関係ない歌詞の「決められたリズム」、素敵でした。関係ないと書きましたが、意味はそうでも、清冽とでもいうのか曲の感じが実に合っていましたよね。
「少年時代」と同様、陽水の曲によって、映画のラストシーンが記憶に残った気がします。
大根おろしさん
サウスポーさん
沖縄の興味深いお話をありがとうございます。
「最後の電報」の碑は見ましたが島田知事のことは初耳です。
お二人のお話を続けて読ませていただきたいと思います。
サウスポー様
島田叡さんに聴いていただきたい曲・・・
東大理Ⅲの試験に出るくらいとても難しい問題です。
あえて言わせていただければ、あの状況の中でけして弱音を吐かなく
ユニークさも持ち合わせていた知事さんと大事に持っている「陽水IIセンチメンタル」のLPレコードにそっと針を落として辛かった事、悲しかった事、苦しかった事、家族に対する想いを「グルクンのから揚げ」と「ラフテー」を肴に泡盛を飲みながら聴いて頂きたいです。
すみません。答えになってないですね・・・
杉浦千畝さん、島田叡さんどちらも大変苦しい状況の中で人道的な発言や行動をされました私も通じる物を感じています。
中野好夫さんそうでしたか「もはや戦後ではない」と発言された方ですね流行語にもなりました。
寒緋桜、満開のようですね。
また沖縄に行ってみたくなりました。
感謝しています。
引き目を感じる事などなんにもありませんよ。
去年のサンパレスで「あきちゃーん」と叫んだのがきっかけになってこの場所にほぼ毎日来る様になりました。
生活のリズムの中にしっかり組み込まれてしまっています。
色々な情報を提供して頂いたり、私みたいな1人よがりのコメントに対しても丁寧にお返事をいただき、先さんを始め皆さんのおかげでまた新たな気持ちで陽水さんの歌声を聴けると想うと本当に感謝しています。先さんはファンとして鏡です。
10代の頃に「氷の世界」を聴いた時、何を歌っているのか「じぇんじぇんわからん大丈夫かいなこの人は」でも何となくかっこいいみたいな感想だったはずです。
ファンになるきっかけってそんなものかもしれないですね。
「最後の電報」大田 實さんが送った電報ですね、島田叡知事とは「肝胆相照らす」仲であったといわれています。電文中にある「県知事より報告せらるべきも」「本職県知事の依頼を受けたるに非ざれども」の冒頭の部分は知事に対するとても大きな配慮が伺えます。
先ほど間違って送信してしまいました。
すみません削除おねがいします。
寒暖の差が激しくなってきます。
お体に気をつけて・・・
No Title
過ぎたお言葉をありがとうございます。お恥ずかしいです。
沖縄ではもう桜ですか・・そういえば昔、一月におとづれた時に小ぶりの桜が咲いていて驚きました。
サウスポーさん
ごめんなさい。またテキトーなことを書いてしまいました。
映画「たそがれ清兵衛」ではラストシーンで曲が流れるのではないですよね。今日になってあらすじを読んだら、わたしが思っていたラストシーンは違っていました(笑)
たぶん、エンディングで、映画の余韻の中で「決められたリズム」を聴いて泣かされたのではなかったか、と思います。もう一度観たくなりました。
あの映画にこの曲をって凄いですよね!どうして思いつくのかわかりません。映画を見てから作るのでしょうか、あまりにぴったり・・。
「少年時代」のほうは原作者の藤子不二雄Aさんの依頼とのエピソードが知られていますが、「たそがれ清兵衛」のほうはまったく知りません。何かご存知でしたら教えて下さい。
「決められたリズム」
割り込んですみませんが、島田知事に聞かせたい曲かもしれません。戦時中という超“決められた”時代に、精一杯のことをなされたという島田さんに、郷里の学校をも思って聞いていただきたいです。
失礼しました!
さきさん 大根おろしさん
>いわゆる陽水世代は、このアルバムを二十歳前後で聴いたのではないでしょうか。だからサウスポーさんもリアルタイムで聴いた人たちと同じように感じるのではないかと思ったのです。
あ~そういうことですね。どちらかというと~そんな感じではなかったと記憶しています。矢沢永吉さんが、自伝の中で『氷の世界』に触れていたので、その流れで聴いたのです。今思い返してみても・・・そうですね・・。でもさきさんがドンピシャの話をされたとき、二十歳頃に陽水を聴けたのは、もしかしたら聴くべくして聴いたのかなぁと思いました。
たそがれ清兵衛の中で『決められたリズム』が流れるタイミングは、ラストシーンから、エンディングに流れる途中だったと思います。さきさんが言うように、歌詞は関係ないのですが、凄く合っていましたよね。『ハマる』というのはこういう事なんだと思います。
この曲を映画のエンディングに使う、と決めた人は、さきさんの指摘するようにすごい感性の持ち主だと思います。また、藤沢周平さんは私がとても好きな作家なので、それも嬉しかったですね。
なぜ、陽水の『決められたリズム』が使われたのかは私もいきさつはわかりません。なぜでしょう? このブログを読んでいる方でいませんかね?知ってる方。
大根おろしさん
>「陽水IIセンチメンタル」のLPレコードにそっと針を落として辛かった事、悲しかった事、苦しかった事、家族に対する想いを「グルクンのから揚げ」と「ラフテー」を肴に泡盛を飲みながら聴いて頂きたいです。
いいですねぇ。さきさんは『決められたリズム』だそうです。島田さんが沖縄で生きているときも、少ない食料の中で沖縄の料理を味わっていたのでしょうか。
島田さんは学生時代、野球をされていて、たしか、ショートかサードを守っていたそうですよ。中野好夫さんの著作で読んだ記憶があります。本の題名は忘れてしまったのですが、是非、大根おろしさんにお勧めします。
さきさんすいません、なんか送信されてしまいました、削除お願いいたします。
さき 様 サウスポー 様
少し時間をさいて「たそがれ清兵衛」と「決められたリズム」の因果関係を調べてみましたが解りませんね。
ひょっとすると制作スタッフの誰か、もしくはスポンサーが「決められたリズム」を主題歌に決めたのではなく、陽水さんが書いた楽曲を主題歌に使うと初めから考えていたのかもしれません。
もしそうだとすると感性もさることながら何か特別な信頼関係が陽水さんと結ばれていたのでしょうか?
そもそも陽水さんの作品には省略と飛躍、あと語呂(語調)合わせと反対語、さきさんが良く書いている韻を踏む詩が沢山存在します。
一見なんの脈絡もない詩なのに曲や映像と合わさると何となく全体像が見えてくる。
ですからハマっと思うのはもしかしたら間違いでまんまとスタッフさんか陽水さんに「ハメられた」(笑)が私の見解です。
少し飛躍的で天邪鬼的な考えですが、40数年間、陽水さんにはハメられっぱなしですから・・・
サウスポー 様
中野好夫氏の論文「最後の沖縄県知事」ですね、探しあてました。
島田知事が赴任する前に沖縄県民の為、孤軍奮闘された「荒井退蔵警察部長」さんも忘れる事ができません。
知事さんと運命を共にされました。
知事さんに心酔し、荒井さんを信じて殉職された部下の皆さん、県民の皆さん、御家族の方々の想いを微力ながらできるだけ多くの人に
語り続けていければとあらためて想います。
本が届くのが待ちどうしいです。
ありがとうございました。
そういえば沖縄に滞在していた時、夏の甲子園の予選を見に(セルラースタジアム)よく通いました。
一回戦からレベルの高い熱戦を見ていずれこの中からMLBに挑戦する球児が出てくるといいな・・・
など思い描きながら観戦した思い出があります。
目の前のプレイとヘッドホンから流れる「英雄」が重なって暑い日差しの中、少し夢見心地な気分なりました。
近くの奥武山公園には「島田叡氏顕彰碑」があり「兵庫・沖縄友愛グラウンド」と名付けられたグランドもあって忘れられる事の出来ない
貴重な時間になりました。
長文失礼いたしました。
No Title
お二人のお話を興味深く読ませていただいています。
大根おろしさんの沖縄滞在はいわゆる観光ではないんですね。独自のテーマというか視点で短期であれ"生活"をされたという印象です。
旅はそうありたい、せめて一週間は住んでみなければと思いますが、現実はなかなか……。
でも今度沖縄に行ったら、視点だけでも変えてみたいと思います。この前なんかホテルと近所の散歩だけでしたから。でもそれがとても気持ちよかったのではありますが(^.^)
旅といえば、藤沢周平の文章が好きと言う友人に感化されて、山形県鶴岡の藤沢周平記念館に立ち寄ったことがあります。ガラス多用のモダンな建物で、自筆の原稿や写真などを見ました。鶴岡で先生をしていた時期もあるんですね。
さきさんへ 大根おろしさんへ
藤沢周平記念館に行ったことがあるのですね。私もいつか行こうと思っているところですよ。「藤沢周平の文章が好き」というその友人は繊細な人か、きめ細やかな側面があるのではないでしょうか? 憶測ですけど。
藤沢周平さんは病気で学校の教員を辞めたあと、東京で療養した後に、業界紙の記者を経験しているんですよね。異色の経歴です。
『蝉しぐれ』を読んだあとの感動は今も忘れられません。読まなければよかったなと思うほどいい物語です。
視点が変わるだけで旅の中身変わりますよね。家族で行くのと、一人で行くのとでは感情もだいぶ違います。家族で行った京都の嵐山を、だいぶ後になって一人で訪ねたら、なんか寂しかったんですよ。
そういえば井上陽水の詞と、藤沢周平の文は全然違うなぁ。
大根おろしさんへ
「たそがれ清兵衛」と「決められたリズム」の関係を調べてくださったのですね。ありがとうございます。
ハマったのではなくハメられた・・・。もしそうだとしたらなんて素敵なはめられ方なんでしょう!
40数年間ハマリっぱなしなのですね。私の大先輩ではないですか。私は本格的に聴くようになって私はまだ10年も経ってないと思います。
沖縄の高校野球も強くなりましたよね。首里高校が甲子園に出場した時代を思い出すと隔世の感があります。私はどちらかというと、球場に行くよりは、テレビの前でじっくり観るほうです。
荒井退蔵警察部長。
たしかドラマでは的場浩司が演じていたような‥‥
沖縄では遺骨収集が行われているのですが、島田さん、荒井さんの遺骨が収集されていたらいいですよね。そうであると思いたいです。