井上陽水コンサート2017秋“Good Luck!”
2017年12月3日 17:00開演
東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区)
この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (以上3曲は短いメドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
お願いはひとつ
なぜか上海
My House
ワインレッドの心
女神
瞬き
休憩15分
帰れない二人
神無月にかこまれて
Just Fit (3曲弾き語り with Imahori & Osada)
コーヒー・ルンバ
とまどうペリカン
夜のバス
愛されてばかりいると
氷の世界
結詞
アンコール
アジアの純真
夢の中へ
傘がない
23曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:佐々木詩織
舞台替え中の歌は
Silent Night 1番全部。コーラスも加わって。
最後に相応しく、きっちり決めたコンサートでした。
楽しかったです(^。^)
井上陽水様
ミュージシャンの皆様
舞台の向こうの大勢のスタッフの皆様
ありがとうございました。
どうか良き新年を‼️
(12月4日 追記)
晴れて暖かな東京。 ホールAに上がる前の地下には大きなクリスマスツリー。入り口には「当日券SOLD OUT」の立て札。5000人余りの人々が集結しているわけですね。大きな会場だ。
案内にに従って上がったり下りたりして席に着く。一階のずーっと後ろ。段差があるので見通しはいいが、東京までは持ってきたオペラグラスをバッグに入れ忘れた。表情が全くわからない。
最近の座右の銘は「誠実」という陽水は、「ツアーの最終日です。誠意をもって唄います」とご挨拶。
そのあとの、早速の曲が嬉しい♩
「お願いはひとつ」 『LION & PELICAN』組にとっては、クリスマスといえば、ホワイト クリスマス ではなく、ブルー クリスマス でもなく、この曲。12月にまだライブが続いたら、何回か聴けるのに。
でも、舞台替えの時に、「Silent Night」のおまけがあったから贅沢は言うまい。
マイク持っての「なぜか上海」はもう定番か。雰囲気が和らいで楽しくなる。「夢の中へ」でも手に持って、ハンドマイク使用がふえてる?
年齢とともに自由になって来ているような陽水、遂にマイクスタンドの拘束からも逃れられて…なんて、笑。
陽水がギターを構えるのを、何?と待つ「My House」。今年のこの曲は 不意に現れて私たちを楽しませてくれた。その場の雰囲気で演奏されるような感じで喜びが増す。
「女神」の前のMCの行ったり来たりは何だったのか^_^
「好きな番組 ブラタモリ のオープニングで……まだだな」みたいに歌に行きかけてはやめていたような気が…。そして、折角全部録音したのに流されない、でもフルより チラッとがいいということを、どんなおいしいカニも1パイまでがいい(すでに多い!) という例でまとめてやっと「女神」(^。^)
歌に行くタイミングまで含めてもう「芸」なのかもしれない。
そういえば、無言の"間"が多少続いて、たまにくすくす笑いが起きたりするが、特にコメントもなく平然と次に行く。このコンサート中の時間を、独特のセンスで、なんというか、司っている。
だから、会場の中は外界と別の陽水時間が流れるんです。
かけあい の話が興味深い「瞬き」。例として ビートルズの「Twist and Shout」を声を変えつつ唄って、「これが かけあい」と。Lynさんとの かけあいで。
3ギターズのコーナーについて、終演後に会った方が、「ライブハウスみたいでとても好き」と仰って、わたしも全く同感です。そしてこの3曲とも別れ難い。「神無月に囲まれて」をちゃんと知ったのも貴重だった。「Just Fit」もその時々の陽水の声で聴き続けたい。
「コーヒー・ルンバ」があたかも幕が開くように明るい。良いな、と思ったのは初めてかも。偏見があるんですよ、心が狭いから。でも今日は認めてしまいました。
こうして始まった二部はどんどん進んで、以前よく聞いた「時間は愛嬌がない」ってまったくです。「氷の世界」も他人事のように手を叩き。
でも!こんなに遠い席まで、マイクから離れてうたう「結詞」が届いて、"わたしの"ライブだった、と思いかえす。五千人の"私"の。
気を取り直してアンコール!に参加。
「傘がない」に空気が凍りつく。鷹の飛来のように。
さて、息をひそめて春を待ちましょう。風まかせの春。
COMMENT
いつも、更新ありがとうございます
私も、2年ぶりに、コンサートに行けまして、その間いつも、ここで、拝読させていただいています。本当にありがとうございます。
これからも、さきさんの支障のないリズムで、よろしくお願いします。
ちなみに私が、ちょうど、2年前に行ったのは、「UNITED COVER2 」が2015年の秋から始まり、その年の最後は、12月4日、5日、国際フォーラム2daysが千秋楽で、その12月4日の方に行った以来です。
その時は、まだ、休憩制度もありませんでしたし、(休憩制度は、さきさんのブログによると、2016年、2月10日に相模女子大学グリーンホールが初日で、「UNITED COVER2 」が、再開され、ちょうど、その5講演目の、2月27日 南陽市文化会館(山形)が休憩制度の最初とありますので…)コンサート中の陽水さんのコーラスの紹介も「エル・ワイ・エヌ、リ~ン」とか、「さわだ、かうぉりぃ~」の頃ですから、さきさんからすれば、だいぶ、前の頃かもしれません。
その頃と比較すると、休憩制度が私にとっては、初体験でしたが、既に完全に定着しているようで、隣のオジサマが、「この5000人の収容施設で、15分で休憩とれるのかな?」と心配されてましたが、その心配は、どうやら、杞憂に終わり、20分程で、みなさん帰ってこられてました。
あと、さきさんが、何回も書いてくださっていたのに、すっかり忘れてましたが、「なぜか上海」の頃(でしたか?)に、ハンドマイクで歌っておられたのもとても新鮮で、GOODしたね~。
Re:
お久しぶりです!
こちらこそありがとうございます、お読みいただいているなんて!
来年も?行って書きたいです、"支障のないリズム"で。
(ありがたいお言葉!)
2年間のことを思い出します。「さわだ、かうぉりぃ〜」さんもいました。声に出して言ってみて、笑・笑。
休憩初体験でしたか。南陽では、冗談か?と思ったものです。
楽しいコメントをありがとうございます。
またお待ちしています。
No Title
初めての大都会への遠征で疲れましたが、コンサート感動しました。
何度聴いても、夜のバスやJustFitカッコ良すぎです。
私の大好きな結詞では、ジンときて涙が出てしまいました。
最終日なので掛け声とかたくさん掛かるのだろうなと思ってましたが
みんなおとなしいですね。たまらず、アンコールで出てきたときは
よ~すいと叫びましたわ。今年は、春と秋と陽水がんばりました。
福岡のMCで言ってたように、車椅子でも、ベッドでもいいから、ずっと
歌い続けてほしいものです。たくさんの元気をもらいました。
さき様も、ずっと元気で陽水のレポートお願いします。
Re:
こんばんは
東京初遠征果たしたんですね!
陽水先輩は国際フォーラムでもカッコ良かったですか。
東京はおとなしいでしょう?もっとコールとか立つとか欲しいですよね。オーチャードではそうでもなかったのですが、会場が大きいからかも。またいらしゃって賑わせて下さい。
結詞では実はわたしもジーンとしました。大好きです。
元気でレポートを と仰っていただき、ありがとうございます。
そのうち交代して下さいね。また言うか!笑。
終わってしまいましたね。
12月になったら、ライブもクリスマス色に~、陽水さんやってくれますね(笑)
最終日にまでリストを変えてくるとはさすがですね。
トリは「傘がない」、納得ですね。
来年もまた会えることを楽しみにして、家事を頑張ります。
良いお年を~
Re:
こんばんは
東京公演はクリスマスの曲が楽しみだったので、嬉しかったです。
ついでにあれもこれもと上京したのに、動く気になりません。帰って掃除しなければ!
また、どこかで。
良い新年を!
お母さまもね(^。^)
No Title
帰ってお掃除されていますか?
今年のツアー終わってしまいましたね。
東京はおとなしい雰囲気ながら、最後の「傘がない」は独特の掛け声があがりました。
傘への思い入れは私だけではない?と思いたい(笑)
このツアー、「神無月」がリスト入りして、何年も待っていたからすごく貴重でした。
もう当分聴けないだろうなあ、と思うとさみしいです。
来年、あるでしょうか?ツアー
風まかせの春、ですね。
息をひそめて春を待ちます。
毎回のリスト等その他いっぱいの更新、ありがとうございました。
Re:
寒気団と共に帰ってきました。
お掃除は難題なので、もの想いつつ大きくて明るい月を眺めています。エヘヘ
傘がない のイントロでのどよめき!
誰にでも別格なのでしょうか
二十代で凄い曲をつくったものです!
神無月への願いが叶っておめでとうございます^_^
やっと思い出されたから今後は、帰れない二人 のように度々登場するのでは?
と思いたいです。来年の秋にも……?
春さえ風まかせなのにね。
春といえば…
秋ツアー,私が行ったのは3公演でしたが,さき様のブログを読んで,他の会場も行った気分に浸っておりました。
次回の春ツアーこそ「いつもと違った春」を!^^
Re:春といえば・・
こんばんは
出ましたね〜笑
「いつもと違った春」
初めて聞いたとき、その頃の陽水の曲の中では「異色」って思いました。いま聴いたらどうなのでしょうね。
期待しましょう^ ^
偏見
私にも多少の偏見ありますよ。例えば、
「クリスチャンでもないのに結婚指輪をはめる男性は、あまり信用しない」です。別にいいではないか、と思うもうひとりの自分がいて、頭の中で闘っております。
ただ、自覚はしてるんです。怖いのは「無意識の」偏見ですから。さきさんは「自覚」してるからいいんです。
陽水は偏見とかあるのでしょうか? 彼は心広そうですよね。嗚呼…偏見から解放されたい。
Re:
自覚してるからいいんですか?ありがとうございます。
居直ってる、とも言えそうですが…。
陽水は、型にはめるの嫌いそうだから、偏見はないかもしれませんね。
でも、「あこがれ」という歌で♩女は清く〜〜とか聞いて、あれ?こうあれと押し付けてる?と思いました。
逆のようにも受け取れるんですけどね、歌詞が。どうなのでしょうね。
ところで、結婚指輪ってクリスチャンだけするもの?知りませんでした(^^)
指輪
クリスチャンだけが結婚指輪をするかどうか、確信がもてなかったので、少しばかり調べてみたのですが、どうやらクリスチャンだけがするようです。もし間違っているのなら、この文章読まれてる方でどなたか訂正してください。
「あこがれ」の歌詞は確かに押し付けてる? 感はありますね。陽水もそんなことを考える時があったのでしょう。ただ、曲の世界観から思うに、あくまでも陽水の女性観が漠然と出たイメージなのかなと思いました。こうあれ、とまでは思ってない気が私はします。
「荒野を目指し旅するものだ」という歌詞は、たぶん、五木寛之の小説「青年は荒野をめざす」に影響されたのかな? と思いました。
Re:指輪
ありがとうございます!
調べて下さったのですね。
そうなんですか。でもすっかり一般的常識みたいになっていますよね。大きな心で許しましょう(^^)
わたしもクリスチャンではないのに、ジキル、ハイド同様、クリスマスプレゼントを買いました。
「あこがれ」については、わたしも同じように思います。
そうそう、五木寛之氏とは対談?か何か、本がありますものね。読んでいた可能性はありますね!