今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

金田一秀穂✖️井上陽水 対談 NHKラジオ

金田一秀穂先生との対談
NHKラジオ深夜便 2018年1月3日(水)23時〜4日1時
「謎解き うたことば 新春スペシャル」

 番組の始めに陽水を「神様のような方」と紹介した日本語学者金田一秀穂氏は、肩書きからの想像に反して、柔らかな感じの方という印象。陽水は被告席にいるようだと言っていたが、氏は検事としてよりまるでファンが陽水の歌を聴いて感じたことを話し、無邪気に質問しているような雰囲気だ。

 弁護側であるはずの私たちが「答えになってないでしょ!」とつっこむような応答も厳しく追求せず笑って聞いておられ、とても楽しく伺いました。
 ロバート キャンベル氏との対談の場合は"英訳"という枷があるから、白黒つけざるを得ない場面もあったと思う。でも今回はグレイはグレイのままと検事も理解されていた、というか、"いい加減なステキさ"を一緒に楽しんでいるようでさえありましたよね。

 対談を声で聞くというのは、ちょっとしたことばのニュアンス、言いまわし、選択に迷う“間”などをも聞く機会だから、うっとり浸っていればよい。無理に文字にする必要はない。
 ただ印象的だった例のひとつ。金田一氏は「少年時代」の『風あざみ」についての話題で
♩な~つがすぎ ラララララ
に「あてはまることばとして、"出てきた"」という陽水の説明に、
「赤あざみ」や「白あざみ」は思い浮かばない?と例を挙げて質問された。
 陽水がそれぞれをうたってみるのを聞くと一目瞭然、じゃなくて一耳瞭然(?)、陽水も言っていたが、「風あざみ」が実際にあるとかないとかいう次元の問題ではないことがわかる。金田一先生さすがと思いました。

「なにかが違うんですよね、きっとね。その秘密がわかれば……」と金田一先生も言われるように、最大の謎は解かれないまま。それは、「曲を作る理由」は、締め切りがあるから、レコーディングのスタッフを待たせてるから等々と繰り返す井上陽水が、なぜ神様または巨人として存在するのかという謎。これは、"神のみぞ知る"という領域なのでしょうか。

 この「ラジオ深夜便」は初めて聞いたが、天気予報で各地の日の出の時刻を知らせるんですね。なぜわかるのだろう?基準はどこかから太陽が上がる時刻?海?誰かがどこかで見ていた平均値?まさかね笑。幾つになっても知らないことは沢山あるなぁ。

 知らないこと、と書いて思い出した。
 陽水が300年は生きて世界の変化を見たいと言っていた。すごい好奇心と感心したのだが、昨夜NHK大河ドラマの一回目(一回だけで毎年挫折する)を観て300年という長さを実感し、驚嘆したのだった。だって人生300年なら、主人公の少年は今はまだ中年?で、テレビを観ているわけですからね。

謹賀新年 2018‼️

医学の進歩で段々若返るという陽水さまの予測がどうか的中しますように(^。^)

2018年1月8日 きさら先

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