2013年9月18日(水)
19時からテレビで『あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル』(TBS系)をつけて聞くともなく聞いていた。ときに懐かしく、当時の家族のことなど思い出しつつ。
何時頃だったか「夏の終りのハーモニー」に振り返ると玉置浩二が。神宮球場のライブの映像。お!っとリモコンを探したが録画が始まったときは半分以上終わっていた。多分ネットで観られるのだろうが、突然テレビに映ると嬉しいものだ。
1986年8月の夜の陽水は、白の肩までのタンクトップ(スリーブレスTシャツと呼ぶのだろうか)夜空に向かって歌い上げていた。
何人かの実際の出演者もいて歌を披露する。陽水の「少年時代」を加山雄三がうたっていた。彼(陽水)にはいい曲がたくさんあると言って。
その前に自曲を3曲披露した中で「お嫁においで」を聞き、え?こんなハワイアンな歌だった?と思ったわけで、やっと今日の本題に辿りつく。
陽水もこの曲をうたっている。カバーアルバムを出したころだ。どこかにあるはず。
公式サイトのDISCOGRAPHYで調べる。ALBUM『UNITED COVER』(2001年)に…ない。SINGLEの部「花の首飾り」。タイトル曲のカップリングとして?収録されていた。
タイトル曲よりこの「お嫁においで」が好きで何回も何回も聴いたっけ。CDをやっと探し出して今日(22日)聴いてみた。
可愛いlove songが、まったく違うものになっている。むしろ暗い予兆を感じさせる。
当時近所にいた5~6歳の子がそばで聞いていて、「でもかえってこないんだよね」と言った。いま聞き返して察すると、ずっと続くドラムの低音、間奏のinstrumental に混じる言葉のわからないコーラス(陽水自身か?)そして曲調から、彼女は不安を聞き取ったのだろうか。
歌詞カードを見ると下に小さく「歌詞カードと実際の歌唱が異なる箇所がございます」と書いてある。歌詞を睨みながらもう一度聴く。歌詞を変えてはいないけれど、順番を変えたり歌わない部分があったりする。そのためか、歌唱は短い。インストのほうが長いかもしれない。
「花の首飾り」と違ってさらっとうたっている。なのに何なの?なぜこんな気持ちにさせられるの?こんなってどんな?それさえわからない。
井上陽水の「お嫁においで」が
♪いまでも好きさ 死ぬ程に(「星影のワルツ」千昌夫
作詞:白鳥園枝)
えへっ 『花の首飾り』SINGLE CD(2001/4/11 FMLC)「花の首飾り」「お嫁においで」
「お嫁においで」作詞:岩谷時子 作曲:弾 厚作 編曲:浦田恵司
井上陽水公式サイト
COMMENT
No Title
って陽水さんの声で言われるのかと思ってワクワクしな
がら聴きましたが、あまり言われてる気がしませんね。
そのような意図を持ってアレンジされたんだと思います。
このCD持っていなくてさきさんから送って頂いて
最初に聴いた感想は、
〉いまでも好きさ死ぬほどに
えっそんなに!?でした。
そのあと10回くらい聴いた感想は、
死ぬほどに好きな気持ちがちょっと理解でした。
もっと聴きたくなるんです。
歌詞とは裏腹に突き放したような歌い方。
冷たくされると燃えるのでしょうか?
陽水ファンは。(笑)
「お嫁においで」
>冷たくされると燃えるのでしょうか?
そういうこと???
ね、癖になるでしょう?
そのうちに「死ぬ程好きに」なりますよ!(笑・笑)
アレンジの浦田さんて、「積み荷のない船」の共同作曲者の方らしいですね。
>そのような意図を持ってアレンジされたんだと思います。
そうなのでしょうね。とても意図的。
歌詞もだけど、音もひとつ変えてますよね。