井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。
井上陽水 氷の世界ツアー2014
宇都宮市文化会館 栃木県宇都宮市
2014年4月27日(日) 17:30開演 晴れ
若葉の勢いがまぶしい宇都宮。今日も熱いコンサートだった。
とりあえずセットリストを下のほうに。
(2014年4月28日追記)
席は1階半ばより後ろで端のほうだったが、段差があり扇状になっているので視界は良好。陽水と澤田さんがよく見える。コーラスのお二人の貢献度は大きい。「水瓶座の夜」という珍しい選曲もコーラスがあってこそかもしれない。いままで知らない楽しさがある。陽水も楽しそうに見える。
それに舞台装置。多分後ろの壁面に何か仕掛けがあるのだろう。それが様々に変わるといういつもの照明マジック。今回は写真のコラージュあり和風の布ありと驚かされる。
宇都宮のみなさんはいつも熱心だ。アンコール2曲のあとの「少年時代」でもそのまま立っている人たちのシルエットが素敵な情景だった。終わって1階はまたほとんど立って拍手。さようならのご挨拶の間も席を去らない。実はバスが気になっていたわたしは出ようとして、この雰囲気はもしかしてダブルアンコールか?と足を止めた。抜け出て失敗したことがあったからだが、みなさん心を残しながらやっと出口に向かう。
「チエちゃん」
この曲を聴くと“チエちゃんはあの世へ行ったんですよね”という意味のコメントを下さった方を思い出す。わたしが陽水を毎日1曲聴いて書くという無謀で無意味な行いをしていたころ。音楽のレビューなど出来もしないからある日は日記、ある日は単に詞の引用・・・的ないい加減なもの。
その方は「目指せ!クラプトン全曲レビュー」というブログで本物のレビューをされていて、多分いまも続いているはず。ときどき訪問して無事を確かめたりする。ネットの世界って途切れるともうたどりようがないという不安がある。
それまでわたしは”チエちゃんはハワイに行っちゃったのね”ぐらいに思っていた。歌詞の解釈に正解はないかもしれないが、腑に落ちるってことはある。あ、そうなんだ、向こうっていわゆる彼岸なんだと、そのとき腑に落ちたのだった。
次は4月29日(火祝)アクトシティ浜松(静岡県)。開演は午後5時30分。
01.Love (John Lennon) 1970
02.感謝知らずの女 「断絶」1972
03.水瓶座の夜 「UNDER THE SUN」1993
04.あかずの踏切り 「氷の世界」1973
05.はじまり ↓
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう 同 B面
12.待ちぼうけ ↓
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイドホテル 「LION &PELICAN」1982
18.ジェニー My love 「スニーカー ダンサー」1979
19.愛されてばかりいると 「LION &PELICAN」1982
20.クレイジーラブ 「EVERY NIGHT」1980
21.長い坂の絵のフレーム 「九段」1998
アンコール
22.Happy Birthday 「二色の独楽」1974
23.夢の中へ 「夢の中へ」1973(single)
24少年時代 「ハンサムボーイ」1990
25眠りにさそわれ 「二色の独楽」1974
Piano & keyboards:小島良喜 Chorus & Synthsizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
Bass:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進
COMMENT
No Title
宇都宮、よかったですね。
私は「不正」は働いていませんが(笑)、中央ブロックの前の方にいました。
開演前に席に着くと、隣にいたご婦人から「お若いですね」と声をかけられ、何でもその方はご自分で陽水の曲をイメージした絵を描いていらっしゃるそうで、それをハガキにしたものを2枚いただきました。
熱烈なファンのようで、追っかけをしていらっしゃるのだそうです。私もそうですが・・・^^
前の方だと、若干音響に難があるのですが、それでも生声が聞こえてくるようで、とてもいいですね。
それはそうと、やはり出ましたね、手拍子。
リバーサイドホテルで手拍子が出ると、「う~ん」と思ってしまいます。
浜松も良かったみたいですね。
期待を裏切らない。
いつまでもそういう陽水さんであってほしいものです。
ちなみに、私も「帰れない」派です^^
No Title
こんにちは
熱い想いをもつファンの方が多いのには驚かされますよね。
ひとりひとり、どうして?と尋ねてみたいです。
>中央ブロックの前の方
「不正」でないんですね(笑い)努力とか陽水は言ってましたが、幸運かな。生声!羨ましいです!
浜松はさすがに音楽の街、聞き上手でしたよ。
ツアーも回を重ねて宇都宮も浜松も余裕を感じました。曲順を勘違いするなんてハプニンングもまた楽し、ですね。