今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

陽水公式サイトに掲示板があった頃

               想い出 ひとつ ふたつ

昔々井上陽水公式サイトに掲示板があった。
昔といっても50年前よりは最近。書いているうちにはっきりしてくるだろう、たぶん。
公式ホームページそのものが初めてできた時かもしれない。

ホームページがなかった?じゃあどうやってコンサートの情報とかを知ったの?と訊かれるかもね。うーん、ぴあとかかな。雑誌のぴあ。あれ毎週出ていたのかな?他にも情報誌があったと思う。あとは広告とか。もっと昔のファンの方は事務所に電話して聞いたそうです。凄いですよね。絶対できない。

えっとそれで掲示板、スタートのときには陽水がお出ましになって、直接会話するなんてイベントもあった。わたしは終わってから気づいてやり取りを読んだんですけどね。

それは一回きりだけど、みんな色々話してましたね。台湾から書き込んでる方もいたみたい。仲よしになって近い同士でグループができたりもあったみたい。
何年続いたのだろう。その間にはツアー先の映像を載せてくれたり、とっても親切だった。あれは大変だったと思う。撮ればすぐ送れるスマートフォンなんてものはない頃だから。

ゲームもあったっけ。自称web屋さんが作ってくれてて、いろいろ変わる。そのゲームの好きな人たちが集まってやりとりするのがコーナーみたいになっちゃってて、わたしは割合そこにいました。昔の名前で、笑。
次のアルバムのタイトル当てクイズもあった。
○○○○○○ COVER の六文字を当てるの。

あ、これでおよその時代がわかります!
UNITED COVER のリリースは 2001/5/30 だから、その前後に存在してたんですね。
パル多摩始まりの(何処やそこ?)ツアーもあって、その報告もしあってたっけ。

で、ゲームコーナーにいつもいた、独特の口調の方が、さっぱりしてて面白くて好きでした。ハンドルネームも忘れたけど。どうしておられるかな?どこかですれ違っているかも〜なんて時々想い出すんです。


               Good Night さよなら Good Night
               眠りに さそわれ

             (井上陽水 「眠りにさそわれ」《二色の独楽》より)


井上陽水 デビュー50周年!

井上陽水様 デビュー50周年おめでとうございます!
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遅く目覚めると何かtwitter界が騒然としている様子。
今日が井上陽水デビュー50年目で記念企画が発表されたらしい。アンドレ・カンドレの名で初のシングル「カンドレ・マンドレ」が出たのが1969年9月1日だったのですね!
50年前の今日〜と思うと徐々に感情が高まります。

企画の内容は、もう一度顔を洗ってからゆっくり味合うとして、とりあえず、ライブVHSのdvd化はない様子。(ちょうど昨日友だちと 欲しいよね と話したのがそのことだったので…。)

井上陽水 50 years Anniversaryhttp://yosui.jp/information/

井上陽水様のお誕生日に

井上陽水様

お誕生日おめでとうございます。

ROCK PICNIC TOUR が終わった頃、ファンの方からこんなメールをいただきました。東北の二公演に参加された方なのですが、

“ツアーに全部参加した気分でした。17曲で、この満足感、なんですかね。わかんない”

そうなんです。最初こそ、短い!と思いましたが、次第に毎回、満ち足りて会場を出るのでした。なんですかね? Sさん(仮称)同様私もわかりませんでした。

今頃になって、あらためてそのことを考えたりします。私たちの当初の感触はこんなふうでした。
”この春のツアーはいつもと違う。宣伝も殆どないし、例えば写真の衣装は昨年と同じみたいだし、レコード会社さんのサイトには情報がない…等々“
そのためか、いつもよりずっと、陽水様の意思が感じられた気がします。会場選びについて話してくださいましたが、私たち一人一人にとって、距離と同時に気持ちも近いliveでした。そしてそれが、Sさんへのまた私への答えかもしれません。

そんなふうに推測するうちにふと、これは陽水様の将来に向けてのひとつの“試み”ではなかろうか、と気づきました。気づいて、ふつふつと喜びが湧きました。まだまだうたい続けるおつもりに違いないという証拠だからです。

所詮推測でここまで断言するなんて、無理があるのはわかっていました。でも、今度のツアーで見られた陽水様の充実ぶりは誰もが認めるところです。体力とか声量のみならず、強い説得力に撃たれる人続々、私もその一人でした。

お誕生日のお祝いに加えて、おおいに期待しますと申し上げたいです。

来年は50周年!とても楽しみです。
お元気で良き一年を過ごされますよう!

2018年8月30日

きさら先

p.s.許されるならお願いがひとつ。前夜祭というほどでなくても、チラッとでも年内にお姿を拝見できるとブチ嬉しいです。

おや、https://blogs.yahoo.co.jp/shizuet/29349805.html

鼎談 井上陽水の「少年時代」ー週刊現代

週刊現代 7/21,28号に、来生たかお✖️川原伸司✖️ロバート・キャンベルの鼎談が載っています。(P148〜151)
「井上陽水 『少年時代』を語ろう」というタイトルで、 週現『熱討スタジアム』という連載鼎談らしいですね。
たくさんエピソードのあるこの曲ですが、まだ知らないことがあったんか!と興味深く読みました。三人のうちお二人は曲が出来た当時の当事者ですものね。

川原伸司(平井夏美)さんとの共作は、すぐ思いつくのは他に「自然に飾られて」がありますが、2曲に共通しているポピュラー性(こんな言葉があるのかどうか?)はこのためかと、素人のわたしは愚考しております。

この情報はコメント欄にいただいたものです。
記事の内容については、7/3の最終公演のエントリーの7/11付のご投稿をお読みください。
ありがとうございます!

井上陽水コンサート2018 7/3 東京台場

井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年7月3日(火)18:30開演
Zepp DiverCity Tokyo 2nd


Rock Picnic 最終回の会場はコンクリートと金属の暗い大きな箱。
若者が集うこのライブハウスにパイプ椅子が並んで、青春から遠い私たちがいる。

でも、私たち、tourが始まった頃よりここに馴染んでいるのではないか?
気付くと若者の姿も増えているみたいだ。

東京のお澄ましした大ホールでは聞けなかった、騒がしいと言えるほどの歓声と拍手。
アンコール終わって陽水がさようならと去ってもアンコールを求める拍手。
会場の灯りは冷たく点いてしまったが。

何かが変わった。私たちは、確実に、元気になっている。
わたしはそう思います。


アジアの純真
女神
Make−up Shadow
映画に行こう
My House

瞬き
東へ西へ  (利尻ver.)
帰れない二人

感謝知らずの女
Just Fit
少年時代
care
夜のバス
最後のニュース
傘がない


アンコール

氷の世界
夢の中へ

17曲


ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二


(7月4日追記)
惰眠を貪っていた間に、素晴らしいコメントを頂いています。
以前の「今日も井上陽水」に、いつも簡潔な文章で行き届いたレビューを寄せてくださった方、いつのまにかパパになられて。今回のtourの魅力を相変わらず巧みにまとめられて、わたしも全く同感です。「長い坂の絵の…」については今後もっと勉強します。そしてduo仲間の(笑)方からも。
ありがとうございます!
もうわたしが書いても蛇足に過ぎない。実はわたしの理想はこんな「場」の提供なんですが。
というわけで、どうぞコメント優先でお読みくださいませ。

それから、もう最終回のレポートをネットで読めます。そういえばカメラが入っていたっけ。ハンドカメラでしたが。ですからネットでは読めない細かなことを書きます。
http://rooftop.cc/extra_issue/2018/07/04175434.php

https://natalie.mu/music/news/289675
1曲目は昨日と変わって「アジアの純真」イントロから手を叩く音が聞こえて次第に多くなる。どこかのホールでじれったい思いをしたのはたった1ヶ月半前のこと。今日はうきうきとと手をたたく。

もっと後で「瞬き」のときに「みなさんはもう忘れているでしょうけれど」と陽水がほとんど必ず言う。「2曲目は「女神」で『ブラタモリ』のオープニング曲なんです」と。

3曲終わってご挨拶。ライブハウスや滅多に行かないところtourであったこと、二人を除いた若い三人はライブハウス巡りをしてお願いしたことなどを話し、「その一人のベースから」としょーこさんのウッドベースで「映画に行こう」。陽水の深い声とゆらぎをたっぷり味わえる好きな曲。

たぶん背より高い細みのかっこいいウッドベースです。昨日は田口さんのギターで長いイントロだったような…。毎回何かが違う。リピーター冥利といいますか、こんなことがいっぱいあったこのtourでした。
「瞬き」では田口さんのギターも聴きどころとどこかで書いたが、今日は、あ、昨日かな?小島さんのピアノだったり。

頂いたコメントによると7歳の坊やのお気に入りは「My House」だそうで、わたしと気が合うかも(^。^)坊やにきいてみたい、わからん ム って何?(^^)
陽水を聞く年齢幅はまた広がりましたね。

椅子に座ってトークと3曲。昨日は結詞があったが、この予定外にも途中から控えめにギターが入ってましたっけ。
利尻島の公民館でもライブをした話。そのつながりで「東へ西へ」はその利尻島で唄ったもの。(内容はネットのレビューを参照)

休憩後というか二部というべきか、後半も聞き手の熱は冷たいドリンクにも冷めず、迎える拍手。
席は昨日がK列角度左30度と最高の位置。今日もその鋭角の先へ少し進んでおまけに隣がノリの良い女性。どんなに熱心に聴いても大丈夫とばかり、「Just Fit」も乗り出して聴く。ギターとのセッション、ベースとのセッション。特にベースのしょーこさんにみなさん拍手)^^)(ネットのレビューに写真あり)

「少年時代」はジャズ風でこちらは主にピアノ小島さんと、でしょうか。「正調」に負けない歓迎ぶり(喜)微妙な"間"もそれなりに楽しい。この「ジャズ風」も毎回変わって楽しみのひとつだった。

ご本人がまだCMを見ていないとか話す途中でもう拍手が起きた「care」待たれてましたね。軽快な明かるい曲。
壮大なと何度も書いてる「夜のバス」この晴れ姿、応援団の方にはさぞかし。

名演ばかりの今宵。でもここからはなお、書くのもドキドキする。
陽水のギターが大きく鳴って「最後のニュース」
この迫力、まるで大画面を見ているように、映し出されるイマジネーション。長い数分間で力尽き(聴く側が)、終わるやいなや、もうギターを抱えなおす陽水。

「傘がない」
声の限りに、堂々と。会場は押しつぶされて息もつけず。
呆然としながらも、思う。
今日のこの歌に、若い時の恋の切なさは感じない。何か大きなことを伝えているようだ。わたし達に。

間もなくアンコールの拍手に応えて、真っ先に戻って来た陽水は、あかいシャツ姿でにこやかな笑顔。さっきの気迫は何処へやら。duo仲間の方のコメント「Power Up」の一言を思うのみ。
(「Power Down」そういえばこのtourの初期に演奏されてましたっけ。はるか昔のようです)

「急に立つとめまいとかするから…」といつものように言う陽水のことばも待たずスタンディング。
最終回の今日、「見えないスタッフに…」と言い終わらぬうちに大きな拍手。阿吽の呼吸でZepp divercity。最後は無理なtourに付き合ってくれたミュージシャン達に、「夢の中へ」へ向かいつつ拍手また拍手。大騒ぎで唄って跳ねて手を振って。
陽水もメンバーのみなさんも嬉しそうに、残念そうに、手を振ってさようならなのでした。


このROCK PICNIC に関わった皆様に心からお礼申し上げます。



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