井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。
井上陽水 氷の世界ツアー2014
フェスティバルホール 大阪府大阪市
2014年4月18日(金) 19:00開演 曇り またはスモッグ
書いた文章が消えてしまったのでまた明日。
業務連絡。
「氷の世界ツアーTシャツ」わたしのPCではネイビーが明るい青に見えるが、実物は黒に近い。青みを帯びたダークグレイ。明日からそのネイビー、サイズはWLを着てTシャツ売り場の脇にたっていますので参考にして下さい(嘘!)
*前エントリーにコメントをいただきました。早く行ったほうがいいみたいです。
(4月19日追記)
Tシャツの色ですが、朝の光で見るとやはりネイビーです。暗めの紺。
昨夜はライブでうきうきしてたせいかあほな嘘を書いてる。誰か笑ってくれるといいのですが。
(2014年4月20日追記)
記憶をたどって消えた部分を。
今年の2月10日のBS朝日の「ザ・インタビュー」で、”ツアーをやるつもりはなかった”みたいの陽水の発言を聞いた。だから、ツアーのあるのは嬉しいが、あまり気が入ってないのかなと、期待薄な気分だったのだ。氷の世界ツアーとうたってもどのくらいなのかわからなかったし。
ところが蓋をあけてみると大違い。ファン騒然!どころか音楽界を含む日本中の衆目を集める(推測)ステージである。
まず、アルバム『氷の世界』の曲目を順番どおりに、アレンジも極力変えずに演奏するという企画賞モノのコンセプト。世に井上陽水のレコードで『氷の世界』だけは買ったという人は沢山いて、だから百何十万枚も売れたのだろうけど、その人たちが今回のツアーのニュースには耳目をそばだてているわけですよね。
言えば簡単だがこんなコンサートを実現するにはかなりの準備と神経が必要だったことだろう。練習もさぞかしだろう。初日から完成してるとか素晴らしいとかの賞賛も頷けるというものだ。
4月18日の大阪公演では、いっそうパワーアップして見えた。大阪の陽水にはいつも親戚に来たようなリラックスぶりを感じる。ホームグラウンドに集結した熱心な関西ファンの念力か、「もう3回も食べました」と言っていた大阪美味の効き目か、はたまたフェスティバルホーム在住の音楽の女神がとりついたのか。陽水は声量も大きく、つつみこまれて幸せな2時間、クレイジーラブなんか、もう、ね、ふう・・・・。
この日はやっと1階席。2階や3階のほうが音がいいと聞いたがステージに近いのは嬉しい。肉眼で陽水のご尊顔を拝し表情もわかるもの。それに右寄りだったのでコーラスのお二人がよく見える。うたわない時にも踊ったりパントマイム風の動きで曲を表現している。とても楽しい。リードで手拍子もしやすい。
この度の『氷の世界ツアー』で一曲目がジョン・レノンの「Love」って意外な選曲だ。意図の説明がそのうちあるのだろうか。初めて聴いた曲だが次第にいい曲だなと思うようになった。歌詞の中の"love is free"にはちょっと引っかかる。むしろ束縛じゃないの?と俗物のわたしは思う。それとも相手の自由を尊重という意味?そのとき自分の自由はあるのか?なんて。1曲目だからそれ以上考えずに先へ進む。
「あかずの踏切り」
今回初めてライブ聴いた曲。
NHKの番組「井上陽水ドキュメント『氷の世界40年」で中沢新一氏が、待機している状態と解説されたのでそうかなと思うようになったが、歌詞はリアルな風景だ。踏切り、あかなかったもの。電車の通過を待ってて1曲できるんだなって当時は思っていた。ただ、キャッチボールは怒られただろうし、たとえ線路脇のアパートに住んでいても”ごはんのにおい”までは届かない。
リアルにフィクションを混ぜ込むことで風景外の何かを表現する術をもう陽水は知っていたのだろうか。
楽器も多くて歯切れのいい曲。ずっと待っているけど元気だ。これが一曲目。ここから始まったのだ。
「はじまり」
もちろんこの曲も初めて聴いた。
たった4行の詩。
いつのまにか始まっている曲だが、ライブが終わってから耳で鳴っていたりする。
ほんとに華やかで楽しい何かが始まりそう。コーラスが期待を膨らませる。
この日の大阪でスペシャルな方がギターを担当。安田裕美さんが往時の音を聞かせてくださった。
拍手拍手でした。
セットリストは、一応ずっと下に載せておく。
次は明日4月19日(土)和歌山県民文化会館。開演は午後5時30分。
その次は約一週間後。関東に戻って黄金週間も陽水ライブ!
4月27日(日)宇都宮市文化会館(栃木県)。開演は午後5時30分。
4月29日(火祝)アクトシティ浜松(静岡県)。開演は午後5時30分。
井上陽水オフィシャルサイト
01.Love (John Lennon) 1970
02.感謝知らずの女 「断絶」1972
03.水瓶座の夜 「UNDER THE SUN」1993
04.あかずの踏切り 「氷の世界」1973
05.はじまり ↓
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう 同 B面
12.待ちぼうけ ↓
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイドホテル 「LION &PELICAN」1982
18.ジェニー My love 「スニーカー ダンサー」1979
19.愛されてばかりいると 「LION &PELICAN」1982
20.クレイジーラブ 「EVERY NIGHT」1980
21.長い坂の絵のフレーム 「九段」1998
アンコール
22.Happy Birthday 「二色の独楽」1974
23.夢の中へ 「夢の中へ」1973(single)
24.少年時代 「ハンサムボーイ」1990
25.眠りにさそわれ 「二色の独楽」1974
Piano & keyboards:小島良喜 Chorus & Synthsizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
Bass:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:安田裕美 Guitar:長田進
井上陽水 氷の世界ツアー2014
リリアメインホール 埼玉県川口市
2014年4月12日(土) 17:30開演
ゲストに星勝氏登場!
アンコールの一曲目「Happy Birthday」が終わったあと、陽水の向かって右隣りにマイクスタンドが用意され、陽水がゲストを紹介する。星勝さんは川口出身とのこと。「どうですか。故郷に錦を飾る心境は?」という陽水の冗談ぽい質問に「最近ときどき帰ってるんだよね」と答えて場内爆笑。
「星勝アレンジの曲を」と「夢の中へ」。ゲストは踊ったり(?)コーラスを入れたり、存在感抜群!去りゆく姿へ「このツアーの音楽監督です」に盛大な拍手拍手。お見かけすることはあってもこうして登場するのは初めて拝見した。
伝えるべきニュースがもうひとつ。小椋桂作詞で・・・・と「白い一日」が始まるかと見えて何か思い出した様子。「おととい府中で言いかけて長くなるので途中で止めた話をここで完結させる」らしい(笑い)。「楽屋で”キング クリムゾン”の話をしていて・・・・」と始まった話を「府中の人たちに届くように新聞に載せてくれるといいが」とまで言うので、ここで伝えるべきと思ったのだが、たしかに長く固有名詞も頻出したので忘れてしまった。すみません。知りたい方はよそを当たってください。
『氷の世界』の部が終わるとふうっとため息が出る。緊張して聴いているのだ。陽水はそんな雰囲気を感じてほぐしてくれているのか、または自身の緊張をほどく?想像だが、自作とはいえオリジナルをコピー(カバー?)するって神経をつかうのではないだろうか?
ともあれ、おかげで楽しいコンサートだった。4月の誕生日祝いもして頂いたし(笑い)、音も一昨日より聴きやすかったし。席は三階でいちだんと遠かった。次は四階?まさか! 一階はみなさん立っていて羨ましかった。
特筆すべきはコーラスのお二人のパワー!身体の動きも美しく、つい視線が行く。全身で音楽をしているのが素晴らしいです。
もう少し書きたいが明日にしよう。
セットリストは、一応ずっと下に載せておく。
次は4月18日(金)大阪のフェスティバルホール。開演は午後7時。
その翌日4月19日(土)は和歌山県民文化会館。開演は午後5時30分。
01.LOVE (John Lennon) 1970
02.感謝知らずの女 「断絶」1972
03.水瓶座の夜 「UNDER THE SUN」1993
04.あかずの踏切り 「氷の世界」1973
05.はじまり ↓
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう 同 B面
12.待ちぼうけ ↓
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイドホテル 「LION &PELICAN」1982
18.ジェニー My love 「スニーカー ダンサー」1979
19.愛されてばかりいると 「LION &PELICAN」1982
20.嘘つきダイヤモンド 「嘘つきダイヤモンド」1995(single)
21.長い坂の絵のフレーム 「九段」1998
アンコール
22.Happy Birthday 「二色の独楽」1974
23.夢の中へ 「夢の中へ」1973(single)
24.少年時代 「ハンサムボーイ」1990
25.いっそセレナーデ 「9.5カラット」1984
Piano & keyboards:小島良喜 Chorus & Synthsizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
Bass:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進
井上陽水 氷の世界ツアー2014
府中の森芸術劇場どりーむホール 東京都府中市
2014年4月10日(木) 18:30開演
「氷の世界ツアー」のわたしにとっては初日の今日、都内は強風。いっとき電車も止まったとか。東府中の辺りはそれほどでもなかったが寒い。
先達からアルバム「氷の世界」を聴いて行くようにとのアドバイスがあり予習充分で臨んだつもり。が、惜しい!声が聴きとりにくくてCDと比べられない。歌詞を聴いてこその「氷の世界」ではないだろうか?
実はそんなことを言う資格はわたしにはない。わたしは『氷の世界』をリアルタイムでは知らない。なぜだろう?テレビに出ない人は知らなかったのだろうか。ずっとあとになって陽水を知り、以前のレコードを買ったのだった(まだ“レコード”のころ)。
この時代を思い出して、と陽水は言っていた。もう泣けちゃって、という話も聞いた。時代に遅刻したわたしには泣ける思い出はない。同時代の記憶があったら、また違う感動があるだろう。そう思うとちょっとジェラシー。
ただ、あとになってでも聴いたころのことが今日続々とよみがえって不思議な感じだった。
「はじまり」っていつもはじまったのに気付かなかった、「あかずの踏切り」の続きみたいで。よく針を戻して聴きなおしたっけ。今日はそこで照明が変わり気付かせてくれたけど。
わー!「白い一日」。好きなのに『ラインダンス』に載ってなくて鉛筆で書き加えたっけ(笑い)
「自己嫌悪」のあとでレコードを裏返すの。B面一曲目が「心もよう」だったのね。などと誰にともなく話したり。
なお「白い一日」は小椋桂作詞だから作詞集になかったので、陽水曰く「典型的な曲作り。詞があって曲をつけた」。
自分の記憶だけではない。幸いわたしたちはつい先ごろテレビで、このアルバムの記憶を見たばかり。その勢い、その自負、その熱意と不安を知ったのだった。だからなのか、今のステージを見ながら産まれたころを見ている。言うなれば時制が3D?なんですね。とても貴重なモノを観た。言葉で表現できないのが歯がゆい。
セットリスト:『氷の世界』の収録曲につていはメディアでも報道されているから書いてもいいだろうが、一応ずっと下に載せておく。
明後日4/12(土)は埼玉県川口です。
01.LOVE (John Lennon) 1970
02.感謝知らずの女 「断絶」1972
03.水瓶座の夜 「UNDER THE SUN」1993
04.あかずの踏切り 「氷の世界」1973
05.はじまり ↓
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう 同 B面
12.待ちぼうけ ↓
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイドホテル 「LION &PELICAN」1982
18.ジェニー My love 「スニーカー ダンサー」1979
19.愛されてばかりいると 「LION &PELICAN」1982
20.クレイジーラブ 「EVERY NIGHT」1980
21.長い坂の絵のフレーム 「九段」1998
アンコール
22.傘がない 「断絶」1972
23.夢の中へ 「夢の中へ」1973(single)
24.少年時代 「ハンサムボーイ」1990
25.いっそセレナーデ 「9.5カラット」1984
Piano & keyboards:小島良喜 Chorus & Synthsizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
Bass:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進