「心もよう」が好きというある陽水ファンに、なぜ?とたずねたときのこと、彼女の返事にある意味ショックを受けた。
「陽水といえば”心もよう”なんですよ。ラジオでいつも鳴っていたから」
わー!大センパイなんだね、若いのに。残念ながらわたしにはそういう刷り込まれた(笑)曲がない。そこでわたしにとって陽水といえば何なのだろうと考えた。
初めて陽水をちゃんと認識したのは、TV放送でコンサートを観たときだった。もちろん多少は関心があったから観たのだろう。公団住宅(当時)の2DKに住んでいて、その台所の椅子に腰掛けて居間のテレビを観ていた。昼間だったな。休日かな。
そこに住んでいたというと70年代終りから80年代の初めだろうか。NHKだったからNHKホールの公演かも。その一回観て好きになったのだから相当な破壊力だったのだろう。
そんな手がかりから演奏曲目を推測しようとしている。もちろんそのときは多分「夢の中へ」ぐらいしか知らなかったから記憶するはずはない。録画?んービデオってまだなかったんじゃないかな。あったとしても貧乏だったし。
幸いいまはインターネットがある。該当しそうなありがたい投稿ライブを何本か見た。うっとり聴いちゃって目的を忘れることしばしばだったが、これかなという何曲かがわかった。
そのうちの1曲を選ぶと多分・・・井上陽水といえば「なぜか上海」です。
(こんなこと長々書いて何の意味があるのだろう(・∀・))