井上陽水コンサート2015「UNITED COVER 2」
フェスティバルホール(大阪府大阪市)2日目
2015年10月19日(月)19:00開演 晴れ
01.コーヒー・ルンバ
02.ダンスはうまく踊れない
03.飾りじゃないのよ 涙は
04.鍵の数
05.背中まで45分
06.シルエット・ロマンス ( 12 まで「UNITED COVER 2」)
07.リンゴ
08.有楽町で逢いましょう
09.女神 オリジナル 新曲
10.瞬き オリジナル 新曲
11.あの素晴しい愛をもう一度
12.I WILL
13.リバーサイド ホテル
14.青い闇の警告
15.嘘つきダイヤモンド
16.氷の世界 (「UNITED COVER 2」)
17.とまどうペリカン
アンコール
18.クレイジー ラブ
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ
21.結詞
おまけ
旅の宿 一番
Oh! Darling (The Beatles)
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds: 山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho: Lyn cho:fasun
席を探すと一階の最後列。えー!と思ったが、”お化粧なおし”に便利だしアンコールで立てる。昨日は18列の右端のほうで周囲が座ったままだったので、消化不良だった(笑い)
まあ、その利点もあまり価値がなかった。というのはご近所さん熱心な方々で最初から拍手が大きい。当然「夢の中へ」でさっと立つ。見渡せば後ろのほうもほとんどスタンディング!熱量が昨日とは違うみたい。
昨日書けなかったが、実は陽水に寂しさオーラみたいなものを感じたのだった。どんな?ときかれてもはっきりわからないが、ひりひりする感じ。何かを持て余してる感じ。もちろん、勝手な思いすごしで、多分わたし自身を反映しているのだろう。
今日はそんな思いすごしもできない陽水だった。こころなしか声の張りもちがうようだ。話もすらすら。
バンドの演奏中に右手から登場。黒のジャケット姿。「コーヒー・ルンバ」おわってyeah!
3曲のあとご挨拶。「素晴しい会場、惜しみない拍手がありがたい」ジャケットを脱ぎ「鍵の数」へ。
椅子に掛けて次の曲の説明。「ホテルで突然出会って・・・といううた。ぼくもホテルに泊まってますがそんな機会はない。いままでもなかった。でも今日、じゃんじゃん横丁(?)の喫茶店である出会いがありました」(詳細は不明)話す声がよく通る。ホールの音響がいいせいもあるだろうけど。
「背中まで45分」この曲のファンの方に、アレンジどうですか?と伺ったら、いやじゃないとのこと。
「UNITED COVER 2」の部。思いがけずアルバム タイトルの説明!
「UNITED COVER」のとき、「まさか(苦悩に打ちひしがれるアーチスト)なんてタイトルつけられないから、”○○カバー”と決まっていて、前にどんな言葉をつけるか考えた。“タタタタ(○○○○)カバー”で候補探すがなかなかない。“タタータッタ カバー”で出てきた案がUNITED。
「2」ができて初めてUNITEDの意味を尋ねると「集合」とのことなのでちょうどよかった」と。笑・笑 (へえー音で決めるんですね)
今度のカバーはわかりやすいように「2」にしたそうですが、「2」が生まれるとは予想されてなかったのかもですね。
「リンゴ」の前には「旅の宿」の一番をぜんぶ唄って、♪みょうに いろっぽいね~のところは照れくさそう。拓郎さんなら堂々と唄うのに(笑い)
「リンゴ」についてはどこで食べてるのか謎、みたいなことだが、その件で下々でりんご論争(笑)が起きているのを陽水はご存知だろうか。
A派 りんごはふたりの部屋で食べている。男が金を払って女がお釣りを受け取ってるところをみると、かなりふたりの仲は進んでいて、もう喫茶店を出て左右に別れたりしない。
B派 それにしては喫茶店での描写がリアルで長すぎる。少し前までは~と言ってるからコーヒーとリンゴの間は短い。ふたりの仲は進んではいるが、まだ喫茶店で会っている。喫茶店を出て途中でりんごを買って公園で食べている。
現在の情勢はA派が圧倒的多数です(笑い)
ライブに戻ろう。
「そんなことはなかった・・・」と拓郎は声を張りすぎるというのがこの曲を唄うについての陽水の留意点だそうです。
さて、ポール・マッカートニーのカバー アルバムの話があったとき、「Oh! Darling」にしようかと思ったとのこと。(一度ふつうにうたったあと)だが、とダミ声でうたって、これじゃあ大変だから、ころあいのいい「I WILL」にしたとのこと。
そうそう、「有楽町で逢いましょう」のあとの拍手を聞いて、「大きなカラオケにいるような気がします」って、おかしたかった。「こんな大きなカラオケ」って、まったくです。
MCばかり書いているが仕方がない。あまり聞いたことのない話は、読んでくださる方も知りたいかと思うのです。だが、書くと長いわりにちょうど二時間半ぐらいと、いつもどおりに終わったのだった。
陽水が、座らないと弾きにくいと一瞬座ったりしてギターを弾き始める「青い闇の警告」バンドが加わり音が厚く激しくなりロックに終わる。
今日の初登場は「嘘つきダイヤモンド」妖しいおとぎ話。長田さんのギターから。青い小さな光が沢山、舞台と一階前方に浮かんで見えた。バックも青で美しい。
凄い凄い二連発!ふうっとため息だった。そして「氷の世界」になだれ込む。手拍子いっぱい。
アンコールは嬉しい「クレイジー ラブ」から。Lynさんが跳ねたり飛んだりしてる(踊ると書くべきだろうが、このほうが伝わると思って)。こみ上げるものあり。
「夢の中へ」メンバー紹介しながらだんだん楽器が増えていくのも楽しい。そのあと、さっと陽水がギターで弾き始めた「いっそセレナーデ」に会場からおーと声が上がる。口笛つき。
しばしの間。終わりか?みんな固唾を飲んで見つめる気配。陽水の念入りの合図があって、「結詞」
しばらく茫然。これ以上何を望むだろうか。
帰り道「陽水はハズレがないなあ」と男性の話し声。
schedule
10/22(木) 仙台サンプラザホール 18:30 (宮城県)
10/29(木) 伊東市観光会館 18:30 (静岡県)
10/31(土) コラニー文化ホール(甲府市) 17:30
11/9(月) 小樽市民会館(北海道) 18:30
11/11(水) だて歴史の杜カルチャーセンター(北海道) 18:30
11/13(金) オリンパスホール八王子 (東京都) 18:30
11/24(火) 鎌倉芸術館(神奈川県)18:30
12/4(金) 東京国際フォーラム 19:00
12/5(土) 東京国際フォーラム 17:00
COMMENT
私も行きました
私も昨日、フェスティバルホールに行きました。
陽水さんを初めて聞いたのは私が小学校五年のとき、
叔父がくれた「氷の世界」のテープでした。
その叔父は拓郎さんも好きだったので、私は若干11歳くらいの時から
拓郎&陽水を聞いていたという、マセガキでした。
あれから40年以上が経過しましたが(現在52歳ですので)、実は陽水さんのステージを見たのは初めてで。
座席が2階の壁よりでしたので、なんとなく音が回っている感じがあり、ちょっと気になりましたが、ステージは感動しました。
しかし、陽水さんってあんなに喋られるんですね。拓郎さんのリンゴのくだりは1人クスクス笑っていました。
アンコールのオーラスが「結詞」だっとときは、そう来たか~!みたいな。
あっという間のステージでした。また機会があれば陽水さんのステージを見たいとおもいました。
P.S.それにしても曲順、曲名をよく覚えていらっしゃいますね!
大先輩ですね!
初めまして!
小学生からとは、拓郎陽水歴の大先輩ですね。お年はお若いけど。
バカなこと書いてたらどしどしご指摘ください。
ライブは初めてとのことですが、会場にセットりストを掲示した白いパネルがあるんです。みなさんがスマホで撮影しているのでわたしも写真撮っています。パネルは2箇所あって人だかりがしています。
パネルがない頃はメモってました。記憶力がないので(汗)
この通称「白パネ君」はありがたいです。開発者に感謝です。
2階の音はいいと言われますが、やはり場所によるんですね。1階最後列は2階が張り出した下になるので、やはり音は降ってはきませんでした(^<^)
セットリスト
わざわざ返信有り難うございます。
セトリ、貼ってあったんですね!どっかにあるかなと思いながらも、ステージが終わった後、そそくさと出てしまったので気づかなかったです。
それと、確かに拓郎、陽水歴は長いかもしれません。
拓郎さん、陽水さんは、私の一回り上の世代がジャストな年代なんだと思います。
有名なところでは拓郎さんの「LIVE'73」ってアルバムも、陽水さんの「氷の世界」も1973年発売ですから、その頃に20歳前後だった方々がまさに拓郎陽水世代なんでしょうね。私はその時10歳だったんで、僕らのような年代の人間が、拓郎が~、陽水が~なんていうのはホントはお門違いかと思いますが。
すみません、つまらないことを書きまして。
では、また。
仙台サンプラザホール
初めての仙台サンプラザホール。
今日は2階席、それほど遠いとは感じない。
視線をほとんど動かすことなく、全体を見ることができる。上から目線?で舞台セットと照明も楽しむことにした。
曲目ごとに変化する照明、照明が作りだす陰影。おみごとでした。
「氷の世界」「結詞」の照明、好きです。
セットリスト
01.コーヒー・ルンバ
02.ダンスはうまく踊れない
03.飾りじゃないのよ涙は
04.鍵の数
05.背中まで45分
06.シルエット・ロマンス
07.黄昏のビギン
08.リフレインが叫んでる
09.女神
10.瞬き
11.あの素晴らしい愛をもう一度
12.Here、There、And、Everywhere
13.I WILL
14.リバーサイドホテル
15.映画に行こう
16.嘘つきダイヤモンド
17.氷の世界
18.とまどうペリカン
アンコール
19.クレイジーラブ
20.夢の中へ
21.結詞
北の地で聴く「結詞」心に沁みます。
文才も記憶力も持ち合わせていないので細かなコメント
は失礼させていただきました。