2013年7月3日追記
このいわきアリオスは「5周年!」とのこと、陽水が「6年ぶり」と言っていたから、この前はオープンしたばかりだったのだろう。町のどこにも「アリオス」の小旗がはためいていて、お店の方が「音がいいんだって」と自慢しておられたっけ。
その5年余りの間にこのホールはコンサートどころではない期間もあったと、ときどきホームページを見て察していた。でもこうして人々は前と同じように楽しげに集まって来られる。祝祭の気分に導くような1階の入口で、よそものは小さく、よかった、と思う。
階段を上がってホールへ。壁は木製で、平らではなく、波打つように貼られている。音響を考えてのことだろう。
1曲目は初回から変わらず「闇夜の国から」。白パネルには曲ごとに収録されているアルバムが書かれているが、『弾き語りパッション』、DVD,あとは小さくて読めなかったがシングルか。つまり無名の曲ということ?実はわたしはあまり興味をもたなかった曲だ。
でもこのツアーではどうだろう。一曲目にぴったりではないか。特に、曲間に「ラララ・・・」「ルルル・・・」と身体を弾ませて陽水が唄うと、なんか楽しいことが起こりそうな気分になるんですよね。
6曲目は大きなドラムで始まる「A.B.C.D」びわ湖の日にも書いたがアルバム『9.5カラット』の曲で沢田研二への提供曲。また聴けて嬉しい。ライブでは珍しいとの評判だ。
一転、優しいピアノで始まる7曲目「海へ来なさい」今日は慈愛に悲哀が加わって聞こえた。何を考えてこの歌詞を唄うのか。どうやって曲に色をつけるのだろう。
椅子に座っての“弾き語り”は「いつのまにか少女は」。その前に妹さんの話をしていたので、妹がモデルではないが話の行きがかり上・・・みたいに言って。この曲も優しい。終わってハモニカを受け取りに来たスタッフを「〇〇君です」と紹介したり。
ご家族のお話が多かったですね。家族のことをこんなパブリックな場所で話すなんて恥知らずとご本人は言うが、人間て変わるものなんですよね。おかげでわたしにも家族構成がわかりました(笑い)
聞くみなさんはよく笑っておられてわたしも楽しかった。だから終わると余計に寂しい。駅に近いホテルまで15分あまりを歩き始めて、ホールの向かい側のマンションの灯りに気づく。いかにも急拵えぽい8階建てのその建物に、夕方バスで送られて来て入る大勢の制服姿を見たっけ。建物の壁には大きく「PANSION」と書かれている。「P」って?
もうひとつ追加
最後に「ありがとう!2か~い、3か~い、
わっ4階!」と振り仰ぐ陽水。見上げるとほんとに高い。2階3階でも立っている方もおられて。
井上陽水公式サイト
今日も井上陽水(2012年11月まで)
COMMENT
No Title
No Title
探しましたし、心配していました・・・
たくさんの方がそうだと思います。
私の方こそ覚えていてくださり
ありがとうございます。
今回も私が行けるのは最寄の一会場のみ
ですので、皆様のレポートを楽しみにして
いる毎日です。いや~それにしても、
さき様を発見できてホント良かったです!
(福島にいらしてたのなら実際のさき様を発見したかったですが(笑))
さき様のおしゃる通りです、陽水さんの様々な思いが優しく優しくしみわたるようでした・・・
どんな直接的で力強い言葉よりも・・。
これからも、さき様のレポート、陽水観、陽水論を
こころから楽しみにしています。
お体を大切に。
No Title
探してっくださったなんて!
ほんとに?ありがとうございます。
前のブログが故障で更新できなくなり、ま、いいかなんて思っていたのですが、ついまた書きたくなりました。
しょうもない文ですが、読んで下さる方がおられると励みになります。
福島におられたんですね。あの場を共有できたと思うと嬉しいです。
さき
No Title
ありがとうございます!
こんばんは
なんと言ってよいやら、ありがたくて・・・。
関西の方でしょうか?よろしくお願いします。
陽水が毎回言うように時間は容赦なくたって、ほんとにもう少しになりましたね。寂しいです。
関東2回は行けませんが、NHKは行きます。では東京3000人の中で!
さき
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