井上陽水コンサート2017“Good Luck”
周南市文化会館(山口県)
2017年6月25日(日)曇り時々晴れ
この頃、妙だ
PiPoPa
フィクション
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
自然に飾られて
映画に行こう
ワインレッドの心
女神
瞬き
休憩15分
かんかん照り
Just Fit (2曲 弾き語り with Imahori & Osada)
コーヒー・ルンバ
背中まで45分
とまどうペリカン
夜のバス
氷の世界
結詞
アンコール
アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
22曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun
「4月からのツアーの最後の公演を、この周南市の皆さまの前ですることができるのも何かの縁」
そんな挨拶で始まり
「最後にあたって、見えないところで支えていた大勢のスタッフにも拍手をお願いします」
で幕を閉じた今日のコンサート。
なのに、なんか実感がなくて、来週もどこかであるような。そんな気がしてぼーっとしている。もちろん何の根拠もありません。
(6月27日追記)
"Good Luck" Tour の最終公演とあって、ネットに取材記事があるようなので、大筋はそちらで読んでいただくとして、気づいた事がらと私的な事がらを少し。
「自然に飾られて」を二日とも聴けて嬉しかったが、贅沢を言えば一回でいいから、マイクからかなり離れてうたう最後のスキャットを、ステージ前の席で聴きたかった。
「映画に行こう」には謝りたい。いつも、今日のベストはこれ!と思うのにチャンスを逃していた。「第二弾」にも是非登場して欲しい。
「ブラタモリ」の曲の部では、「ツアーのラストは東京とか地元の福岡とかが多かったが、もうやり尽くしたので、あまり縁のない周南で行うことになった」と述べて、自己紹介を。(引用は省略しているし、不正確です)
「女神」は「珍しく明るい曲」と、「瞬き」は「若い人への気持ちも入った曲」と紹介。
休憩明けの"アコースティック ギター 三人組"の部でのこと、『センチメンタル』からの古い曲と「かんかん照り」を演奏のあと、ギターを替える。
「このギターはギブソン。あ、あっちもそうだ」といま置いたギターに振り向いて「昔はこんな高いギターは買えなかった」そしてボソッと「今はある」と。「なぜこれがあるのかわからない。交換したりして…」
弾き始めて、曲をつくる話。「こんなふうに適当に何も考えずに弾いていて、あ、これいいなというのがあると、できていくんです」
「次のは最初のイントロで、これいいなと…」
「Just FIt」
降りてきたんですね!
何かが近づいて来るようなイントロに、いつもドキドキします。
あまり考えたことはなかったけれど、毎回陽水が言ってくれることを聞いて、時に思い起こすのはこの2曲。
沢田研二 「時の過ぎゆくままに」
これはどなたでも納得してくださるのでは?(ご存知の世代なら)
でもJust Fitモンダイはもっと複雑。この曲はドラマもあって、アナーキーで面白かった。もちろんジュリーが主役で。
RCサクセション 「君が僕を知ってる」
♪何から何まで君がわかっていてくれる
・・・・・・・・・・
♪離れ離れになんかなれないさ
(自分のことをわかってくれる人が欲しいと、誰しも願う。でも逆に、そんなに簡単にわかってたまるか って気持ちがあったりする。面倒くさいですね〜人って^_^ってこれはこの際関係ない独り言)
「Just Fit」がどの曲とも違うと思うのは、最後のシャウトを聴くとき。強い"願い"を感じるんですよね。昔はそうでもなかったような気がするけど。
「話したいことはたくさんあるんですが、先へ進めようとしています」と陽水がどこかのタイミングで言っていた。わたしも先へ進んでこのツアーを終わらせなければ。自分のために。
後半は「コーヒー・ルンバ」から。手拍子も聞こえて。
そして「背中まで45分」がフェードアウトで消え去り、
昨日より少し冷静に「とまどうペリカン」を聴き、
「夜のバス」から「氷の世界」への連携プレーにさらわれて、
終わりの「結詞」へ。
こうして一曲一曲書いてみるとため息が出る。
完璧じゃない?
アンコールには当然のようにみなさんスタンディング。最後の「夏の終りのハーモニー」もほとんどの人たちはずっと立っていたし、座っていたわたしなども、喜びと賞賛のために立つ。陽水はメンバーの方たちにハイタッチし、コーラスのお二人にはハグをして、去って行った。
さようなら また会いましょう。
楽しいツアーだった。変化というか進化というかが楽しかった。
新しいイントロがいつまでも覚えられなくて、その都度、何?って思った(笑)
「Just Fit」を繰り返し聴くことで、少しだけ陽水に 近づけた気がする。
だからさみしくはない。
素晴らしいステージを観せて聴かせて下さった全ての皆さまに感謝します。
では「第二弾」で(笑)
あ、最後のBeatles は 「And I Love Her」
やはり愛の歌。
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徳山に行くもうひとつの楽しみは、海ぎわの工場夜景です。徳山駅からすぐのところにもあって、新幹線からも見える。西側にはもっと続く。
コンサートからの帰り、東へ行く方も西へ行く方も瞬時楽しまれたのではないでしょうか。
わたしは一泊したのですが、ずーっと明るくて、とてもきれい。一晩中モクモクと高い煙突が煙を吹き上げていました。
COMMENT
GOOD LUCK TOUR 第一弾
道中お疲れ様でした。
今回のツアーは川越公演と人見記念講堂公演に行きました。
個人的に,「かんかん照り」と圧巻だった「傘がない」が聴けて良かったです。
多分前回同様このツアーの後半戦を,秋頃からセットリストを変えて開催されることを望みます。(こんなに短いはずがない)
弾き語りがもっと多くても良いかな???
とにかく次のライブ発表を待ちましょう!!
お疲れさまでした!
私も4公演,良き思い出となりました。
私は1にも2にも,今回は「夜のバス」になってしまいますが,まだまだ好きな楽曲は沢山ありますので,今後のツアーでお目にかかれることを期待しています。
(次は,古い曲だと…我が母が最も愛する楽曲でもある「いつもと違った春」を密かに願っておきます。。。)
※ あと,結局,カニソングは富士だけでしたね^^
陽水様,バンド・スタッフの皆様,そして,素敵なレポートを都度届けてくれたさき様にも感謝を。ありがとうございました!
NEXT Tourに期待大です♪
また,素敵なライブに巡り逢えますように。。。
第二弾!?
ありがとうございます!
>(こんなに短いはずがない)
って説得力がありますね。そうだ!と思っちゃう、笑。
「かんかん照り」が聴けてよかった?
さては『センチメンタル』派ですね^_^
人見記念講堂のあの2日目に居られたのですね!
よかったですよね。
では第二弾で、笑。
2回もバスに乗れて!
一月生まれですか?(^.^)
併走完遂って、それほどのことでは…(恥)
お母様かなりのツワモノですね!
「いつもと違った春」
あまり知ってる人が居ないかも。詞が独特ですよね。わたしもライブでは聴いたことがありません。
遠い場所でのコンサートもいいものでしょう?お書きになっているように、人との出会いもあって。
くせになりますよ(笑)
では第二弾でまた!
こちらでお返事
お約束しましたっけ?笑(冗談です)
なかなかお返事書けなくてすみませんでした。
課外活動でもっと先まで行って、今日帰って来たのですが、広島〜福山〜岡山ってかなりありました。
雨の夜のフィット、事故がなくてよかった、そして道路脇にトップモードの女が居ないでよかったですね(^.^)
次はどこまで飛ばすのでしょうか?
その、どこかでまた。
続きです
ご当地ネタ探しもあるでしょうけれど、散歩の習慣ができて、ツアー先でも歩くようなことを言ってましたよ。
そういえば、周南のご当地話はなかったような…。雨で歩かれなかったのかもしれません。
こちらこそです!
いつもありがとうございます。
♪心もよう ですね。
バーチャル参加 とでもいうのでしょうか。
そういう方法もあるんだな と感心しました。
よいお酒のアテになって、よかったです(笑)
コメントが消えた?
大根おろしさまのコメントに、曲が難しい時代だから?歌詞が大事と書かれていました、たしか。
そのところを確認しようと見たら、ない(しょんぼり)
申し訳ありません。
わたしが間違えたのかもしれません。
大根おろしさま
もう一度ご投稿いただけないでしょうか?
虫のいいお願いですよね。
もしお許しいただけるなら……。
消えたコメント
大丈夫ですよ、ちゃんとファイルに・・・無い!?
どうして?なんで?(お酒のせい?)
現代は世界の作曲家が作曲の創造的アイデアを出し尽くしつつある危機的な状況だと唱える人がいます。
曲と言うより旋律ですね。数学的に説明するととんでもないことになるのでここではやめときます。
私は否定的ですが、一理あると思います。実際クラッシックの名曲はシューベルトやモーツァルトが生きた時代以降、私が知る限り生まれてませんから。
だとすると歌詞が大事になりますね、陽水さんの奇想天外な歌詞、けっして後ろ髪を引かれる事のない恋愛の歌。
えっ!そんな事を歌にします?とか「長い坂の絵のフレーム」に至っては絵の額の事?それともその絵を見ている眼鏡のフレーム?動画を構成する静止画の事?
仮に曲に限界があっても陽水さんには関係はないですね。
昨日のコメントより少しだけ加筆しています。
青い便箋買ってきました。
久しぶりに友人に手紙でも書いてみようかと思います。
すみません
ありがとうございます。
加筆いただいて、むしろラッキーでした。
数学的説明を控えて下さったのもありがたいです。
ちなみに「眼鏡のフレーム」とは思わないけど…(笑)
>新しい旋律がない
なんとなく思い当たる、わたしの乏しい経験です。
先日テレビで佐野元春の番組を見ました。
ニューヨークで、ライブを行うのですが、歌ではなく、日本語で詩(のような言葉の破片)をバンドに合わせるのです。バンドは、たしかベースとドラムスとキーボード。メロディというより、ほとんどリズムが主役なんです。
もし、こういう音楽が新しいのなら、陽水はどうなるの?なんて思ったけれど、大根おろしさんの書かれたことを読んで、ほっとしました。
歌は無くならないんですね。
物語は無くならないから、ですよね。色々な物語を想像させる陽水の歌詞はこれからこそ必要。
ありがとうございました!
遅ればせながら(?)
1月生まれではないです。
HNは誕生石ではなく別のところから取っております^^
若輩者ながら,母の影響で陽水氏を聴き始めております。母にお気に入りの楽曲を尋ねると,「いつもと違った春」と「迷走する町」と言っていました♪
コーラスが映える楽曲を探しながら,深夜に失礼しました。
(今日聴いた中では,「ヤギのミルク」がなかなか…)
今回も旅に出ようかな。。。
お返事ありがとう♪
推測はハズレでしたか、誕生石ではなかったんですね。
いまのブログの前身で、10年ぐらい前のツアーでしょうか、リクエストを書き連ねていたことがありました。恐れを知らぬ頃でしょうか(笑)
その中に「いつもと違った春」と「迷走する町」も入れてましたっけ。お母様と気が合いそうです(笑)
「ヤギのミルク」!聴いたんですか?アルバムに入ってないですよね?勘違いかな。懐かしいです。
ツアー第二弾へお気持ちが向かっているようですね。
わたしも楽しみです。