井上陽水50周年記念ライブツアー
光陰矢の如し〜少年老い易く学成り難し〜
鹿児島市民文化ホール
2019年5月19日18:00開演 雨
「ステージのそでにいるとき、仕事を間違えたと思うことがある」
なんていう陽水に、ヨースイ!とか、あきみちゃーんとか鹿児島のファンは優しい。
鹿児島の即興曲は「雨の中には灰がある」(タイトルは勝手につけました)
あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
5月の別れ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
移動電話
海へ来なさい
心もよう
帰れない二人
(休憩15分)
女神
カンドレ・マンドレ (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー
少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界
アンコール
御免
夢の中へ
傘がない
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織
メドレーの最後の曲「ジェラシー」ベースは美久月千晴!
昨日間違えて書いたので、訂正を兼ねて。
(5月21日 追記)
「あかずの踏切」から「新しいラプソディー」までさして不吉でなく終わって、椅子に座る。
「座るとホッとする年齢になって」
「お茶でもいかがですか」笑
ホッとするこのコーナ。トークと曲が相まって小粒の真珠。今日はこんなふうに始まる。
「どうしてこんなに沢山の人が来てくれるのか不思議。そうあって欲しい道を歩いてはいないのに」(引用は不正確です)
ネガティヴなのは停滞中の低気圧のせいか。
昨夜熊本公演のあとホテルに戻り、ラーメンでもと外に出たが、店でライブのお客さんに会うかもしれないのでやめた。と、これは前振りで。
「以前鹿児島でライブ後にホテルの温泉に入っていたら、あ、サングラスはしてません」
会場笑う
「湯気の中を向こうから首が近づいて来て、陽水さんですね、さっきライブに。なんと答えていいか……」
会場爆笑。
「移動電話」 の後、冒頭に書いた“ステージのそでにいるとき”はこんなふうに続く。
ユーミンが40周年武道館公演で50年60年も行きますよ!と言っているニュースを見て
「こういう人がこういう仕事にぴったりだと思った」
「ぼくなんか心配性だから、そのうち舞台に車椅子でとか、ベッドで出てうたわないで呟くとか、はては心で呟いて心で聞いてもらうとか」
と、結局笑わせるんですけどね。
仕事間違えたって、今更!と心で突っ込む、笑。
でも騙されてはいけない。弱気なことを言いながら、実に懸命にうたう。好きな曲はもちろん、そうでもない曲だってハッとさせられる。
(とはいえ、真価にハッとさせられるのは、やはり一曲全部聴いたときですよね(^^))
毎回驚くのが「夜のバス」で、この日もまたいっそう凄かった。動悸が激しく打つ。まったくどこへ行ってしまうのだろう、このバスは。
本編最後の2曲はコーラスも聴きどころ。高まってゆく声に目が離せない。じっと耳をすませて聴くのも声。身体全体を包み込み連れ去ってしまうのも声。全部の楽器と合わさって高く高く上がる。
「氷の世界」からみんなで立って。「陽水、サイコー!」と叫ぶ声。
こうやってこの夜も一階も二階も立って踊って手を叩いて。
こんなにみんなを幸せにしているんだね、陽水は。
鹿児島の温泉で元気回復したでしょうか。
ツアーも折り返しすぎて、後半です♪
5月23日 木 東京国際フォーラム
5月24日 金 東京国際フォーラム
5月31日 金 松山市民会館
6月1日 土 岡山市民会館
COMMENT
Re
コメント拝見しました。
私も東京に来ましたが別の便ですね。
(陽水と同便というコメントを頂いたのではないです。念のため)
“鹿児島ライブは最高の出来”
ここは公開させていただきます。
ありがとうございました。
No Title
そして何より陽水さんのメンバーへのリスペクトを感じられます。
Re
こんばんは
メンバー紹介がアンコールにしかない回もあって、物足りなかったです。で、意識して聞いてみました。
紹介してもらうと拍手もできますものね^_^
でもどの曲だったかあやふやになったり、笑。
鹿児島
移動電話 コーラス 稲泉りん 佐々木詩織
海へ来なさい ギター 今堀恒雄 ピアノ 小島良喜 コーラス 佐々木詩織
帰れない二人 ギター 長田進
ジェラシー ベース 美久月千晴
夜のバス ドラムス 山木秀夫