井上陽水50周年記念ライブツアー
光陰矢の如し〜少年老い易く学成り難し〜
仙台サンプラザホール(宮城県仙台市)
2019年6月8日(土)17:30開演
雨も上がってみどりが美しい仙台で聴く
♪さそわれてウーマン
お待ちしておりました^_^
積もる話も楽しい円形のホールです。
あかずの踏切り
アジアの純真
Make- up Shadow
自然に飾られて
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
移動電話
海へ来なさい
いっそセレナーデ
帰れない二人
(休憩15分)
女神
カンドレ・マンドレ (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー
少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界
アンコール
クレイジーラブ
夢の中へ
傘がない
26曲(メドレーを各々1曲として)
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織
(6月9日追記)
「梅雨なのかどうか、はっきりしない」と陽水もいっていたが、朝からの弱い雨がやんだら嘘のような青空。
ホールの中は、効かせている冷房も効果がなさそうな熱気だった。
「M列って…」「あちらです」「え!立ち見?」かろうじて鉄のバーの前に椅子の列。立ち見のみなさん、すみません。お疲れ様です。
椅子は中央を向いていて首が疲れることはない。
「あかずの踏切り」イントロから元気な手拍子。楽しむ気満々の仙台のみなさんに気分が上がる^_^
ご挨拶を挟んで6曲終わって椅子が用意される。
「近いですね。よくそんな席を」と陽水。
一階はL、C、Rゾーンの前方にFというエリート的ゾーンがあるらしい(Fって?)。そんなに近いのかと、ちょっと羨ましい^ ^
ツアー中の“ラーメン屋でファンに会ったら困る”話とか“温泉でファンに会う“話とかみんなで笑う。
「まあ話はおいおい」ってまだまだあるのか?笑
「自分の詞だが最近”そうか“と思う」と、
♪移動電話
ギター 長田進 コーラス 稲泉りん コーラス 佐々木詩織
ギターを置いて
「だいたいね〜」と言いかけて「センパイ風」の話。新橋の飲み屋さんにそういう風を送るテーブルがあるとか。”近ごろは“とか”だいたいね“とかセンパイ語にAI?が反応して扇風機が回る?へえ〜ですよね。
”笑い上戸で娘さんの結婚式で笑うの巻“で大笑い。
「初めて子どもが生まれるとき作った」
♪海へ来なさい
ギター 今堀恒雄 ピアノ 小島良喜
今堀さんのギターはいつも少しずつ違うような気がする。ピアノの入り方も。
ギター持って (あれ!陽水も言ってくれたのに思い出せない)口ずさみ「スケジュールどおりでないことをしたくなる」と。大きな拍手。
「洋酒のCM。頼まれてつくった。どうかな?と思ったがほめられたので、こうしていまも聞いてもらえる」(引用は不正確です)
♪いっそセレナーデ (口笛つき)
「いまのは20〜30年くらい前。次は50年前くらい」と、上京して〜RCサクセションに会い清志郎さんと曲を作った話。
「一緒に曲つくらない?」「いいよ」ってところが好き。本当に、あっさりとそんなやりとりを想像する。
♪帰れない二人
休憩の後
「今日は土曜日、ブラタモリ。今ごろは日本中に流れている曲を生で聞いていただく」拍手拍手。
♪女神
「沢山聞いて頂くためにメドレーはどうかと」
大きな拍手。みなさん期待しているんですね^_^
メドレーが終わり、スタンドから外したマイクで
「メドレーいかがでしたか?」
「ジェラシー」が終わっても拍手のタイミングが掴めない。そういってもらうと〜大きな拍手!
「みなさんに近づけるように」ハンドマイクで歩きながら、また、見上げながら。 「昔をたくさん振り返って」といわれるけれど、目は陽水を追い、その視線を追う。円形の天井が遥かに高い。二階三階も高い。
♪少年時代
この後は「リバーサイドホテル」もメンバー入りして怒涛の展開。
♪最後のニュース
ドラムス 山木秀夫
交錯するスポットライト。祈りか訴えかコーラスに身を正す。
最も歓声の大きい
♪夜のバス
ベース 美久月千晴
「もう最後の曲」待ってましたとばかりに一階席総立ち。山木さんの叩く乾いた音に始まる。
♪氷の世界
こちらもコーラスパワーに圧倒される。バンドももちろん!
終わっても立ったままのみなさんが多い。
アンコール待ちの時、長田さんのところに譜面が置かれ、登場した陽水がりんさんたちに何か伝える。え、何?・・・また聴けて幸せ。
♪クレイジーラブ
どよめきに迎えられて
♪傘がない
何を思ってうたうのか。
その声はその思いは、みんな立ったまま聴いているこの円形劇場に満ちる。
陽水の姿が涙で霞む。
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