井上陽水50周年記念ライブツアー
『光陰矢の如し』〜少年老い易く学成り難し〜
神戸国際会館こくさいホール (兵庫県神戸市)
2019年6月20日(木)18:30開演 晴れ
洗練された神戸のみなさんをも、あっけなくノックアウト!
感動を更新し続ける陽水に、言葉もありません。
♪自然に飾られて
自然に笑顔になって(^。^)
あかずの踏切り
アジアの純真
Make- up Shadow
自然に飾られて
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
移動電話
海へ来なさい
心もよう
帰れない二人
(休憩15分)
女神
(メドレー)
カンドレ・マンドレ
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー
少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界
アンコール
クレイジーラブ
夢の中へ
傘がない
26曲(メドレーを各々1曲として)
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織
(6月21日追記)
おしゃれな町神戸。このホールがあるビルの、地下を見下ろす丸い吹き抜けの大階段に、人々が座って休んだり雑談をしたりしている風景も素敵。
よく晴れて夏日和の今日、陽水は、異人館へ行ったとかのお元気さ!
ツアーの終わりを目前に、ますますの快調で音楽が湧き出している。
また聴けて嬉しい♪
「自然に飾られて」
帰りを急いで、アンコールを、許されてドア側で聴いた。
「クレイジーラブ」にこっそりVサイン♪
見渡すと、一階はもちろん高いバルコニーでも、最後の 「傘がない」まで立ちつくして聞く人々。忘れ難いです。
(また追記)
「神戸は洗練されている」
と話し出したのは、6曲終わって椅子に座ったときか。
「異人館の帰りにカフェに寄ったのだけれど、東京では見かける変な人が居ない。洗練された雰囲気。互いに監視しあっているような」(引用は不正確です)
このホールに来るときは服装にも気をつかう。結局無難にちょっとキチンとした感に落ち着くのだが。これが京都だと、自己主張があるほうが逆に普通になるみたいだ。都市の雰囲気ってあるんですよね。
「最近好きな曲」と
♪移動電話
時の流れを意識して聴く
「洗練されたみなさんに、もっとざわついてもらいたい」
“ケネディ大統領の演説の話”と“不用意に笑ってしまう。娘の結婚式で〜“で笑わせて。
♪海へ来なさい
ギター 今堀恒雄 ピアノ 小島良喜
ざわつくどころか、静まりかえって。
別のギターで。長田さんもアコースティック ギターで2曲。
アルバム『氷の世界』からのシングル曲
♪心もよう イントロで拍手。しみじみ。
「忌野清志郎と作った曲。”心もよう“とどちらをシングルにするか。ディレクターとぼくたちで意見が分かれた」
そう話す途中、心もよう派(たぶん)と帰れない派(たぶん)が拍手合戦?
「2人で交互に1か2行づつ、ギターを弾いて歌いながらつくった」
「昔の記憶はひとによって違う。残念ながらもう彼は居ませんが、もし彼が別の記憶を話してもぼくは信じません」
言い張りぶりが可笑しくて笑ってしまう。
この曲は”奇跡“。奇跡には色々なエピソードが付きもの。でも陽水のこの話が大好きです。
♪ 帰れない二人
ギター 長田進
休憩を挟んで後半は
「好きな番組 ブラタモリ のこの曲から」
「2、3日前にタモリさんに会った。待ち合わせをしたが、二人とも素通しの眼鏡なのでわからない」
♪ 女神
コーラス 稲泉りん コーラス 佐々木詩織
希望に応えてコールや激励が多いこの会場。
メドレーにも歓迎の拍手。
この最後の「ジェラシー」のことを、長いから全曲かと以前書いた気がするが間違い。繰り返しを除くと三節のうちの二節までですね。
メドレーが終わるとマイクを外して持つ。ステージを歩く。
♪ 少年時代 (照明が夕日色に変わる)
陽水は高いバルコニーをも見上げて。
その後は何度も書いている怒涛の展開。
♪ 最後のニュース
ドラムス 山木秀夫
♪ 夜のバス
ベース 美久月千晴
見回したが立つ人は残念ながらいない。
今日ちょっと一昨年のツアーの記事を読んだら、「氷の世界」でパラパラと立つ と書いている。今年はもう、当然全員。
ここ神戸のみなさんも「氷の世界」は賑やかに、盛大に。
終わって陽水とメンバーのみなさんが去っても、立ったままアンコールを待つのでした。
ホールの音響も良くて席にも恵まれたのだろうけれど、今日の陽水の素晴らしさよ!
昨夜書いたまま、もう一度書く。
感動を更新し続ける陽水に、言葉もない。
(言葉が無いくせに長かったですね)
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