井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。
井上陽水 氷の世界ツアー2014
高知県立県民文化ホール・オレンジホール 高知県高知市
2014年6月8日(日) 17:30開演 晴
01.自然に飾られて 「ハンサムボーイ 」1990
02.感謝知らずの女 「断絶」1972
03.水瓶座の夜 「UNDER THE SUN」1993
04.あかずの踏切り 「氷の世界」1973
05.はじまり ↓
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう 同 B面
12.待ちぼうけ ↓
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイドホテル 「LION &PELICAN」1982
18.ジェニー My love 「スニーカー ダンサー」1979
19.愛されてばかりいると 「LION &PELICAN」1982
20. 海へ来なさい 「スニーカーダンサー」1979
アンコール
21.御免 「二色の独楽」1974
22..夢の中へ 「夢の中へ」1973(single)
23.少年時代 「ハンサムボーイ」1990
24.眠りにさそわれ 「二色の独楽」1974
Piano & keyboards:小島良喜 Chorus & Synthsizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
Bass:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進
高松からの途中は雨模様だったのに、高知はさすがの南国晴れ。初めて桂浜のほうへ行き太平洋を見る。うわーーー!
気持ちがいいとはこのことか。晴れ晴れする。海まるいねーと幼稚な感想をいうわたしに、ご一緒してくれたRMさんはここに住みたいとまで言い出していた。
気温もぐんぐん上がって多分真夏の暑さ。でも陽水は、報道でこちらは水浸しかと心配していたと言い、みなさまのおかげでこんなにいい天気の高知に来られましたと喜びのご挨拶。拍手拍手、陽水コール。高知のみなさんは明るい。
昨日の高松のコンサートでも声量充分で勢いがあったが、今日の高知では南国パワーでいやましていると思うのは気のせいか。MCも多くて楽しく聞いて笑って。それなのに演奏となると圧倒されるというこの落差には毎回感嘆する。
「小春おばさん」の前か別のタイミングか高知の話。(引用は全て不正確です)
いまは黒潮町という土佐佐賀は父のふるさとなので小学校のころ度々訪れた。父方の親戚はこちらで自分の住まいは福岡と遠いのであまり親しく話したりできなかった。こんにちは という感じ。多分そんなことを申し訳なく思っての曲が「小春おばさん」。
と聞くと井上少年の姿が浮かぶ。土佐佐賀の駅は、何年前か四万十の弾き語りライブに行くときに通った。山あり海あり川もあるきれいなところだった。海から遠い福岡筑豊で黒い川を見ていた井上少年の目にも、その風景は美しかったことだろう。
高知から電車だとだいぶ遠かった記憶だが、ご親戚はこの日ライブ会場にお越しになっていたのだろうか。〝小春おばさん”はお元気なのでしょうか?
ご当地繋がりで書くとアンコールの最初に、「ではご当地の・・・」と「御免」
これは土地の名前で、路面電車の行先に「ごめん」と書いてある。帰りのJRの高知の次の駅が「ごめん」、漢字だと「後免」と書く。
ツアーの始まり頃はそうでもなかったと思うのだが(わたしの記憶はあてにならないが)、アルバム『氷の世界』の当時のことをいろいろ話す。聞くと想像が膨らんで、または思い出など浮かんでいいものだ。いっそうくっきりと聴ける。
清志郎とつくった2曲(「帰れない二人」と「待ちぼうけ」)については「多分同じ日に、カレー前カレー後」と省略されていたが、カレーの一言があるだけで状況が浮かぶ。
間違えて高松の部に書いたが、「チエちゃん」について、シンプル、最近お気に入り、ほとんど作らないワルツの曲、タイトルもいまならこうは付けないなどなど。
それにしてもチエちゃんはどこへ行ったのだろう。
また例えば「愛されてばかりいると」について毎回「バブル期に作った。浮かれる人たち(女性?)に向かって」みたいなコメントに、いわゆるお立ち台で踊る(TVで見ただけだが)彼女たちの姿が浮かんでそういう曲だったのかなんて思う。この曲には男声コーラスが入り厚みがある。メンバーのどなたがうたっておられるのだろうか。
高松ではうどん、高知ではかつお、どの日も、すぐそこにはいかない的な性格って話も興味深かったが書ききれない。
終演後RMさんに誘われて”出待ち”。行ってみるとずいぶん大勢いるので、ちょっと離れて待つ。「Fun」でうたわれているのはこのfanたちの昔ね、と思う、男性もおられたが・・。楽屋口から出てきた陽水は大きな声で「さようなら!」と手をあげて車に。
かくして熱い暑い高知のコンサートは終わったのでありました。
次回以降 (東へ西へ ですね)
6月13日(金) 相模女子大学グリーンホール 神奈川県相模原市 開演 午後6時30分
6月14日(土) ベイシア文化ホール 群馬県前橋市 開演 午後5時30分
6月26日(木) 市民会館崇城大学ホール 熊本県熊本市 開演 午後6時30分
6月28日(土) 福岡サンパレスホテル&ホール 福岡県福岡市 開演 午後6時00分
6月29日(日) 長崎ブリックホール 長崎県長崎市 開演 午後6時00分
井上陽水オフィシャルサイト
『井上陽水ドキュメント「氷の世界」40年』 NHKBSプレミアムで2013年12月28日に放送
オフシャルサイトの12月21日付のお知らせ
「氷の世界 40th Anniversary Sprcial Edition CD & DVD」
井上陽水うたのことば
COMMENT
No Title
あの太平洋を陽水さんは子供のときから見てらしたんですね、
“海へ来なさい”
が出来たのは高知のおかげとも仰ってました。
あの海がまだ忘れられないでいます。
“愛されてばかりいると”お立ち台で踊る・・・そういうことですよね、
でもだいぶ曲のイメージと違います、まったくそんな風に思ってませんでした。
色々話されるからこちらもMCに沿って修正していかないと。(笑)
No Title
こんばんは
出張中で拝見するのが遅くなりました。
私も高知の海が忘れられません。
移住計画は進んでいますか?(笑い)
>いろいろ話されるから
そうなんですよね。
沿ってイメージして楽しませていただいてます。
さき