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今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水コンサート2017青森

井上陽水コンサート2017“Good Luck!”
リンクステーション青森(青森県青森市)
2017年6月11日(日)17:30開演 晴れ


この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (3曲メドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
自然に飾られて
飾りじゃないのよ 涙は
ワインレッドの心
女神
瞬き

休憩 15分

心もよう
Just Fit (弾き語り with Imahori & Osada)

リバーサイドホテル
背中まで45分
とまどうペリカン
愛されてばかりいると
氷の世界
結詞

アンコール

アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

22曲


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


「昨日岩手から来て、着いた頃から天気が良くなり、今日もこんなに」「これもみなさんのおかげ」とご挨拶。
「今日は散歩ついでに、旧八甲田丸を見に行った」そうです。昔の青函連絡船が保存されて資料館のようになっているとか。
そんなことから、昔の歌、青森にちなんだ歌が続々と。え?まだ?と思うほど(笑)
「リンゴの唄」「リンゴ追分」「津軽海峡冬景色」「港町ブルース」など。(間違っていたらすみません)



(6月14日追記)

この日はぼーっとしていて、もう記憶が曖昧なのだが、「ワインレッドの心」が終わって椅子が用意されてのことでしたね。八甲田丸の見学をしたらリンゴ箱も積んであったという流れでしょうか。木の箱で当時は棚にしたり机にしたり再利用をしたものです。

「リンゴ追分」を、「こうかな、違うな」などとギターで探しながら「ん?この前もここで」なんて聞こえた。そうなんです。隣の弘前でバンドアレンジで聴きました。2年前の「氷の世界ツアー」でしたね。また聴けて嬉しかった。
それにしても、すりおろしリンゴが全国的に流布してたとは!わたしは長野県の片田舎で育ったが、同様の用途で使われていた。もっとも、長野にも一応産地があるので、うちにあったのは高級品ではなく、出荷できないようなのがやってきていたのだろう。いつもカゴにあったから。でも、母におろしてもらうとスペシャル感(^。^)

「港町ブルース」は最初をお客さんが教えてくれたみたい。Lynさんたちが拍手していた。この一番は、唄ってみたら最後が♪みなとはこだて〜で、急遽♪あ〜おもり〜 と収めて、大笑いの大拍手。すっかり気分がほぐれたのだった。

遠いほど歌の気持ちがわかる、といったのだったか。「心もよう」はしみじみと。

「リバーサイド ホテル」は予想しても、まさか青森で「とまどうペリカン」に会えるとは!このツアーでは諦めていただけに、そして体調悪く気弱なときに、嬉しくてありがたいペリカンでした。
意外な『Lion & Pelican』4連発!「愛されて………」で熱くなり「氷の世界へ」…と書いているが、実はこのあたりは記憶がない。
「結詞」もあってよかった。

八甲田丸の話、乗客を乗せたままの列車を運んだとか色々面白かったですよね。次に機会があったら見学しよう。
わたしはいつも海際のデッキを歩くだけ。その日も足慣らしに?ホテルから5分ほどのデッキまで行って陸奥湾の遠くまで眺めた。ヨットらしい白い帆が見えた。
陽水が言ったように「きりりと冷たい海峡の風」が吹いていて、すぐ逃げ帰ったんですけどね^_^

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井上陽水コンサート2017盛岡

井上陽水コンサート2017“Good Luck!”
岩手県民会館(盛岡市)
2017年6月9日(金)18:30開演


この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (3曲メドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
自然に飾られて
飾りじゃないのよ 涙は
ワインレッドの心
女神
瞬き

休憩 15分

かんかん照り
Just Fit (弾き語り with Imahori & Osada)

コーヒー・ルンバ
つめたい部屋の世界地図
夜のバス
愛されてばかりいると
氷の世界
結詞

アンコール

アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

22曲


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


「盛岡は5年ぶり、らしい」とか。
「改めて自己紹介を」と本名から、生年月日やら色々。「続きはまた5年後」だそうです。
陽水が「昨日来たが天気が…梅雨かと」「今日はみなさんのおかげで…」と言ったように快晴で暑いほど。岩手山がよく見えた。いい山です!

おとなしめ?と思った盛岡と周辺の皆さんは、アンコールで待っていたように立つ。コールも多くて、楽しい夜でした。




(6月12日追記)

盛岡公演から、最初の3曲メドレーの曲間が長くなった。「この頃、妙だ」の後でためらいがちの拍手があったほど。そういえば陽水の登場が最初の頃より早いかも。気付かないけれど毎回変化しているようだ。

「飾りじゃないのよ 涙は」の始まりはベースで。幸い位置がよくて、座って弾いている美久月さんがよく見える。演奏している人を、または唄っている人を見ようとするのはなぜだろうか。耳を目が助けようとするのか。

こんな話も。『氷の世界』の大ヒットという大変な幸運に恵まれたが、バランスというか、日常では(不運を)持ってるなあと思うことが多い。スタバのレジに千円札が引っかかったり、コンビニでも…などなど。そのくらい仕方がないですよね、歴史的大ヒットに比べれば(笑)

「Just Fit」の紹介。「男女間の歌です。説明ではなくて、聞くのにいいほうに作用するかと…」

後半の始まり「コーヒー・ルンバ」はこのツアー初ですよね。拍手が起きる。どこかで会った方が、この曲が好きと言っておられたっけ。

そして『センチメンタル』豪華二本立て、いや、「かんかん照り」もあったから三曲ですが、「つめたい部屋の…」と「夜のバス」が続くと豪華感がある。「バス」のアレンジがまた違う?もう覚えきれないけれど。

「氷の世界」も長田さんのギターで始まったり。もう残りを片手で数えられるというのにまだまだ変化が続く。
「結詞」なくならないでよかった!

盛岡は古い建物がたくさん残っていて好きなんです。 病院で会ったお年寄りが、空襲がなかったからと言っておられた。大きい工場がなかったおかげと。
風邪っぽいのを侮っていたら熱が出て、行った病院でのこと。おかげであまり盛岡を歩けなかったけれど、谷あいに雪が残った岩手山がとてもきれいに見えた。
着いた日は晴れで、駅から乗った小さいバスを途中で降りて、旭橋から山を眺めた。北上川の向こうに岩手山を見る!という夢を果たせたわけです。橋の欄干には啄木の歌が示されていた。「ふるさとの山はありがたきかな」



井上陽水コンサート2017富士

井上陽水コンサート2017“Good Luck!”
富士市文化会館ロゼシアター (静岡県)
2017年6月4日(日)17:30開演 晴れ

この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (3曲メドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
自然に飾られて
飾りじゃないのよ 涙は
ワインレッドの心
女神
瞬き

休憩 15分

かんかん照り
Just Fit (弾き語り with Imahori & Osada)

リバーサイド ホテル
つめたい部屋の世界地図
嘘つきダイヤモンド
愛されてばかりいると
氷の世界
海へ来なさい

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


(終演 20時10分頃)


富士のロックな夜

 「こだまで新富士駅に」と挨拶で陽水。なんとなく客席は笑う。「新富士といえば富士山と思うが、あいにく雲で、まあねそううまくは…(引用は正確ではありません)
富士山は昨日は完璧に見えたらしい。その代わり今日は風がなく穏やかな初夏の日、「自然に飾られて」日和。5月中にも演奏されたらしいこの曲をすれ違って聴けなかったので嬉しい♪今シーズンもいっそう素敵。帰りに「自然に飾られて、聴けましたね」と女性の話し声。
 続く「飾りじゃないのよ 涙は」も素敵。何がって、まずコーラスにハッとさせられて見渡し、ステージ全体つまり“音楽”にうっとり。

 玉置さんのSONGSについて触れたコメントをいただいて思い出したのだが、「ワインレッドの心」もメドレーの中で唄っていて、陽水とはずいぶん違うなと思った。昔からそうですよね。

 椅子に座ってのMCでは母上のこと。お名前が「ふじ」さんなので富士にちなんで。旧姓だとあの大女優山本富士子と同じって。スケールの大きな方だったそうです。残念ながら12年前に亡くなったと年数まで話してました。
 亡くなった年に、娘さんに赤ちゃんが生まれて…感じられたことは、わかる気がします。こうして引き継がれて行くのかと。悲しみをやわらげてくれるんですよね。母上が厳しかったとか泣き泣き育ったとか冗談を言うけれど、母親いう枠にはまらない母上を本当は好きなのだと思う。

 「かゆいところに手が届くのがモットー」という(笑、笑)休憩のあと、アコースティック ギター 3人組の部で、「最初のアルバム『断絶』や続く『センチメンタル』『氷の世界』などをオンタイムで聴いた人」にかなり沢山の拍手!「長い間ありがとうございます」と。
 本当に長い間ですよね、凄い。比べると、陽水歴ではわたしなどは若手のチンピラ。何も言う資格はない。と思いつつもこんなこと書いている(恥)

 「あと2年で半世紀」もこのコーナーだったか。拍手!「色々曲を作ったが、やはり男女間の歌が多い。でもたまには関係ない歌も」と、
♪爪がのびている〜 と「たいくつ」ちょっと。

 「最近は話が合うとか好みが似ているとか、友達のよう男女関係の話をよく聞くが、そういうのは(ただの)友だちだろう。(恋ではないだろう)」(カッコ内は私めが追加)
 「何でふたりがぴったりなのか難しい」とギター弾き始めて「そんなことを考えながらつくった曲です」と「Just Fit」。
難しいです。

 さて後半、「嘘つきダイヤモンド」で興奮し(どなたか書いておられたがピアノもギターも凄い!)「愛されてばかりいると」の登場に驚き、「アジアの純真」の不在に代わる「渚に〜〜」にもまたまた驚いた。

 富士のみなさんて、いつもこんなにノリがいいのでしょうか。そういえば最初から笑い声も多かった。45年選手ですしね。それとも今日のメニューのせい?「氷の世界」で一階はたぶん立ってましたね。もう大興奮。

 おかげでとっても楽しい帰りの新幹線の中です。今日家を出る前に録画を見ていた昨夜の番組、坂本龍一と福岡伸一の対談で(たまには難しいものも見る)、福岡博士が、ヒトは身体の中にリズムを持っていて、音楽を聞くのは……。いやいや、チンピラのわたしが思ったことなどやめておきましょう。もうすぐ駅ですし。


6月9日(金)岩手県民会館 (盛岡市) 18:30開演
6月11日(日) リンクステーション青森 (青森市) 17:30開演
6月12日(月) 大館市民文化会館 (秋田県) 18:30開演
6月16日(金)新潟県民会館 (新潟市)18:30開演
6月24日(土)三原市文化センター ポポロ (広島県) 17:30開演
6月25日 (日) 周南市文化会館(山口県) 17:30開演 (最終公演)





井上陽水コンサート2017釧路

井上陽水コンサート2017“Good Luck"
釧路市民文化会館(北海道)
2017年5月30日(火)18:30開演 晴れ


この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (3曲メドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
5月の別れ
映画に行こう
ワインレッドの心
女神
瞬き

休憩 15分

かんかん照り
Just Fit   (2曲弾き語り with Imahori & Osada)

リバーサイド ホテル
つめたい部屋の世界地図
夜のバス
氷の世界
結詞

アンコール

アジアの純真
夢の中へ
招待状のないショー

21曲

ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


晴れて暖かい釧路。コンサート帰りの空にバナナのような月が出ています。

手拍子、拍手、元気な掛け声。立ち見もあったとか。
釧路も「氷の世界」ツアー以来か。待たれているんですね、としみじみ思った。

帰りのタクシーの運転手さんは、中学生の時、釧路で陽水のライブを観たそうです。もじゃもじゃ頭で、話はほとんどしなかったと。傘がない の頃ですよねって。

今夜の締めくくりは、「招待状のないショー」!
場内大歓迎!立って見送るみなさんでした。


(6月2日追記)

 釧路市民文化会館は煉瓦色のタイル張りの大きな建物。広い公園に面している。気持ちのいい春の日、公園はタンポポの花盛り。いつも暗くなってから来ていたからか、こんなにいい場所とは知らなかった。
 通路のすぐ後ろ、一段あがった列で見通しがいい。同列のお仲間も最初から陽水コールと、いい感じ。

 「Make-up Shadow」はどこでも人気。手拍子を合わせる人も。明るいですものね。
 そしてご挨拶「札幌、北見と来て今日は北海道公演の最終日」に拍手。まさにその季節「5月の別れ」のあとは「映画に行こう」。今日こそこの曲?と思う。

 椅子に掛けてからはブラタモリの曲ということでタモリさんとの話。同郷のタモリさんは「30歳位でのこのこやってきた」(笑)から「芸歴?ではぼくが長いが年齢では向こうが先輩」と。九州では”長幼の序”に厳しいということのようです。番組では一番だけ、でもそのチラリがいい、夜目遠目傘の内、阿波踊りまで特急で語り抜けて「女神」をフルコーラス。乗りのいい釧路のみなさんは手拍子もあり。

 「今日は晴れてよかったなあと、しみじみ思う年齢となり、やむを得ず散歩もしています」みたいな話から、そのうち杖をついて来たり車椅子で来たりベッドで来たり(笑)。メロディのない詞だけだったり、声もださず心で唄ったり。聴くほうも、いいねえとか。と、話は次第にエスカレート。

 いやいや聴くほうだって、そう心が通じるとは限らない。アンコールで舞台に、としましょう。
 陽水「カニタベイコウ~♪」(心でうたう) 
 聞き手A「あら!クレイジーラブだわ、突き抜け感が相変わらずお元気だこと(涙)」B「あっHappy Birthday!陽水ったら私の誕生日覚えててくれたのね(涙)」心あるC「おっまだカニが好きなんだね。食欲があるのは元気な証拠。ありがたいなあ(涙)」という事態もあるかもしれない(笑)

 真面目な話に戻ろう。休憩明けのアコースティック ギター 3人組。「45年前とかこういうスタイルで懐かしい。そのころの曲を」とまずは「かんかん照り」。
 この曲もだが、二部の「冷たい部屋の~」「夜のバス」も同じアルバムにあるので、このツアーは『陽水2センチメンタル』の曲が聴けて嬉しいという人が多い。つまり家というか所属というかで記憶して語るわけです。けれど「Just Fit」や「ミスキャスト」はできてすぐ沢田さんちにあげてしまったから、ふびんな?気がしていた。

 でも、いい曲、気に入る曲ができるのは、最後は好運というふうに陽水が再び言ったので思った。好運って、詞やメロディが降って来たのかもしれないけれど、沢田研二という歌い手のために創ったということがこの曲にとって好運なのかも。
 というわけで、幸運にも前が手すりの席なので、遠慮なく身を乗り出して「Just Fit」を聴いたのであります。

 もうあれから三日。あらためてその夜のメニューを眺める。こうやってその時の様子を感情を思い返すのもいいものです。『センチメンタル』派のみでなく誰にでも、勿論わたしにも贅沢な一夜だった。
 思いがけない「招待状のないショー」が高みへと導いた夜。陽水は予想を裏切るけれど期待は裏切らない。

 

  


6月4日 (日) 富士市文化会館ロゼシアター (静岡県) 17:30開演
6月9日(金)岩手県民会館 (盛岡市) 18:30開演
6月11日(日) リンクステーション青森 (青森市) 17:30開演
6月12日(月) 大館市民文化会館 (秋田県) 18:30開演
6月16日(金)新潟県民会館 (新潟市)18:30開演
6月24日(土)三原市文化センター ポポロ (広島県) 17:30開演
6月25日 (日) 周南市文化会館(山口県) 17:30開演 (最終公演)

井上陽水コンサート2017北見

井上陽水コンサート2017“Good Luck”
北見市民会館(北海道)
2017年5月29日(月)18:30開演



この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (3曲メドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
5月の別れ
飾りじゃないのよ 涙は
ワインレッドの心
女神
瞬き

休憩 15分

かんかん照り
紙飛行機      (リクエスト)
Just Fit        (3曲弾き語り with Imahori & Osada)

リバーサイド ホテル
背中まで45分
夜のバス
結詞
氷の世界
長い坂の絵のフレーム

アンコール

アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

23曲

ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


 昨日は豪雨で落雷のため停電もしたほどの北見だが、今朝は陽水晴れ(^。^)暑いほどの一日となった。
 ホールに入ると気温だけではなく熱気が凄い。それを感じてかご機嫌な陽水。歌があふれ出るようだった。

 「紙飛行機」は、アコースティック ギター3人組のコーナーで。「ここでは何でも出来る。聞きたい曲があれば」という陽水に、何人かの声。そのうち「あ、紙飛行機 ってありましたね」「うたえるかな」と弾き始めて。終演後に見ると白パネルに載っていた。ということは一曲扱いだから、一番の最後までうたってくれたのだったか…。今堀さんが伴奏つけてました。終わって「何年ぶりだろう」と。
 聴けてラッキー!リクエストしてくれた方にお礼を言いたいです。

(5月30日記)

 「北見は三年ぶり。日が経つのが速いのに驚く。今日は色々取り揃えて演奏しますので、どうかお楽しみください」(引用は正確ではありません)
こんなふうな挨拶で始まった北見公演、色々って……そういえば三年前って「氷の世界」ツアーでしたね。11月で日が暮れるのが早かったっけ。今は6時半の開演時にもまだまだ明るかった。

 定刻に場内の照明が落ちて5分くらいで、待ってたよーみたいな拍手。応えるようにバンドとコーラスのみなさんが登場し、Lynさんの一回めのコーラスの終わりに陽水登場。また大きな拍手。こうしてコンサートは始まった。

 椅子にかけてのMCは、初めてブランドショップでシャツを買う話。みなさんはとてもよく笑っている。
 「瞬き」の前にはムスメさんのところのお嬢ちゃんの話。みなさん大笑い。もうね、陽水が何秒か黙るだけでも笑いが起きる。好意、親愛の情。そういえば、三年ぶりですと言った時に「おかえり〜」って声があったっけ。

 先に書いたが、アコースティック ギター3人組のコーナーで、リクエストの「紙飛行機」
♪青空が隠れている〜
まで唄って、「充分でしょう」とやめ「何年ぶりだろう」と。次はぼくの好きな曲をと「Just Fit」へ。

(6月2日追記)
 話は戻るが、三年ぶりですというMCで、年齢とともにカバンの中身が増えて困る、かつらとかぎそくとか(笑)。昔はギターケースに歯ブラシと下着だけ入れて旅をしていたと言っていた。北見公演の翌日に釧路で乗ったタクシーの運転手さんが中学生のときに陽水公演を観たそうなので、北海道のこちらのほうまで、ギターケースの旅をしていたのだろうか。つまり、何十年来の長いファンが待っている。
 隣席の方は何十年もではなさそうな若い方だったが、この前も、自分の話に自分で笑い出したりして機嫌がよかった、とか、日が短いと言ってたとか、よく憶えておられた。今日はどんなふうに記憶に遺るのだろう。

 「後半はこの曲から始まります」と「リバーサイドホテル」。後半は曲数は少ないがほとんど毎回変わる。この日の次の曲は「背中まで45分」でこのツアーではお初。沢田研二の『MIS CAST』への提供曲で陽水のアルバムにも入っている。その『LION & PELICAN』の中では、わたしは実はあんまり・・・だったのだが、やっとわかるオトナになったのか(つまらない冗談です)この日は、いい曲だなと思った。ひとつの短編映画を観るような味わい。

 「夜のバス」に長い拍手。コーラスで始まる「結詞」から「氷の世界」へ。今日もあれ、もう?と思うが、たちまち陽気な手拍子に巻き込まれて同調する。本編最後の曲をしんみり聴いて、陽水とメンバーが去るやいなや、アンコールを求める拍手が起き、次第に揃ってゆく。

  そう長くは待たせずにメンバーと陽水登場。演奏が始まると待っていたように皆さん立つ。このホールは広い一階だけだが段差があるので見やすい。
 最後の曲では1フレーズ終わって拍手と叫び声。一番の終わりにも。ほんとに盛り上げ上手な北見のみなさんです。
 駐車場はいっぱいで歩道にも車が並んでいる。抽選で一回落ちてね、とか、買えずに高いチケットをとかいう話を聞いた。市民や近郊の方がそんな思いで来ておられるのに、席が「た行」とか不満に思ったのが申し訳ない。ご一緒にコンサートを観させてもらえてありがたいと思う。

 わたしが北見に来たのは二回目です。北見の街はちょっとわかりにくい。そこがまた魅力でもあるんです。前日の夕暮れに雨が止んだので街を歩き、三年前の記憶を取り戻す。坂を上がって左に行けばピアソン館。当日は休館だったが、庭にはライラックが咲いていた。
 
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