今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水コンサート2016 4/7新潟

井上陽水コンサート2016 UNITED COVERS 2
長岡市立劇場 新潟県長岡市
2016年4月7日(木) 18:30開演 雨

ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
娘がねじれる時
覚めない夢
いつのまにか少女は

シルエット・ロマンス 以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神
瞬き
夢であいましょう

休憩15分

たいくつ
かんかん照り
映画に行こう
愛されてばかりいると
最後のニュース
My House
氷の世界
勝者としてのペガサス

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

22曲

ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun

休憩明けにギター・トリオが出演。
椅子を並べて演奏が始まる。向かって左から、今堀さん 井上さん 長田さん。
Vocal の井上さんの歌で、「たいくつ」と「かんかん照り」

昔の形でやってみました、とのことです(^。^)

長岡のコンサートはいつも楽しい。でも今日は一日中雨で風も強く、気持ちも沈みがち。どうなのだろう、ライブは。
陽水は、満開の桜に冷たい雨の今日に似合う人間がやってきましたみたいに挨拶したけれど、逆にパワフルで明るいこと!雨も風も追いかえせ!の勢い。
聞き上手な長岡、新潟及びその周辺のみなさんが乗らないはずがない。
前夜祭(何の?笑)のような今宵でした。

(4月8日追記)

今日も曇り空だが雨はやんでいる。沿線の若い緑が春らしく、森の中に白く咲く桜を探しながら、あるいは静かな日本海を見ながら、昨夜のショーの興奮を思い返す。

休憩明けに三人でギター抱えて現れた時の驚き。それがどうしたと突っ込みどころ満載でコアなファンがいる「たいくつ」”夏が走る〜"の「かんかん照り」二人のギタリストとの昔の曲は、長いファンにはサプライズなプレゼント、そして舞台としての面白さ。

ジェラシーやバレリーナをはずして賑やかな後半を「最後のニュース」が引き締めていたっけ。
トークもツボを外さずみんな大笑い。

より「Cool」ふうな(?)「娘がねじれる時」(^。^)
(列車の席で左指を鳴らしてみるけど、右だって無理 笑)

チョー意外でしんみり聴かせた「覚めない夢」(アルバム『魔力』)
♫私はもういろんな夢を
♫あなたと共に 見たから

「リンゴ」の前には、拓郎さん好きな人の拍手アンケートに「ずいぶんいるね〜なんで来たんだ」なんてむくれてみせて(^。^)
♫コンナコトハナカッター を拓郎さんふうに強く唄ったりして
「ではソフトバージョンで」と「リンゴ」を。

仮の歌詞がそのまま本うたになったという説明で「My House」
( どうりで意味不明 笑 。でも韻を踏んでたりするんですね)

どこにもここにも、陽水のショー アップの心遣いが感じられる。

その陽水の気持ちと会場を埋めつくした みなさんの笑いと拍手の中で、幸せだった。

部屋に戻って、宮崎の部に書いてくださったコメントを読んだ。
わたしも長岡の夜「夢の中へ」で、また「夏の終りのハーモニー」で会場を振り向いた。
この方の言われるとおり素敵な眺め、そして涙も誘う。わたしよりずっと上手に表現してくださっています。ぜひお読みください。

井上陽水コンサート2016 4/3 宮崎

井上陽水コンサート2016 UNITED COVER 2
宮崎市民文化ホール 宮崎県宮崎市
216年4月3日(日) 17:30開演 曇り時に雨


ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
鍵の数
娘がねじれる時
いつのまにか少女は

リフレインが叫んでる 以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神
瞬き
夢であいましょう

休憩15分

ジェラシー
映画に行こう
嘘つきダイヤモンド
バレリーナ
最後のニュース
氷の世界
少年時代

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

21曲


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


近くの席にときどき声をかける若い男性がいた。終わって去る陽水に「ヨースイ」と呼びかける。「また来て〜」とも。後ろの方でも同様に後ろ姿に呼びかける声。
こんな声を聞くと、胸がズキンとする。

まだ宮崎のリストをあげないうちに、鹿児島の部にコメントをくださった方。読ませていただいて、またズキンと。

「今日はブルーなんです」などと陽水が言う。話に詰まると、ガンバって〜と女性の声。どっちみち愛されて、ずるいですよね、まったく(^。^)

ファンとは……と思わされた宮崎でした。

(4月5日追記)

ぐずぐずしているうちに、コメントを頂いている。
素晴らしいコメントたちなので、コンサートの様子についてはもう付け加えることはない。ありがとうございます。
蛇足を少し書きます。

ファンの人たちはこうしてこれからまた、陽水lossの日々を過ごす。公式サイトを毎日チェックしながら。わたしも同様です。時には陽水のことばに会えるといいのにといつも思う。Twitterやfacebookもあるのに。「 おはよう」だけでも「おやすみ」だけでもいい。♫今夜 なにしてるの?でもいいです(^。^)

「いつのまにか少女は」を大人目線で聴いたら実感できたとこの前書いたが、宮崎公演で少年または青年が「恋心をもって見ている」というような前置きを聞いた。(引用はすべて不正確です)
女の子は大人になるのが早い。好きだからこそ、その見えない変化がわかるのでしょう。“音もたてずに"とか “「愛」を使う事を知り" などの詞で見ている心情が伝わってくる。大人になって美しくなるのが、恋する作者にはなんとも哀しいのでしょう。陽水は叙情詩人なんですね。

「夢であいましょう」の前にはいつも番組の説明がある。仕方がない、見てない人が多いから。「こんにちは赤ちゃん」などの今も生きている曲たちが毎月発表されていたって、すごいことですね!永六輔・中村八大コンビ。

坂本九の「上を向いて歩こう」は五年前の震災のあとによく聞こえていたので記憶に新しい。
この曲も「今月の歌」だったんです という話から、アメリカでのヒット(SUKIYAKI)に触れて、作曲の中村八大氏がジャズ?に詳しいので、欧米にも馴染みのあるコードがどうのこうの(失礼!)つまり東洋の音楽としては、わかりやすかったのではないか。(こんな意訳で大丈夫でしょうか?)

メロディーとコードの関係ってまったくわからないエリアで、聴いてて心地よいならいいやとか、気にいればいいじゃない?と居直っている。調理法を知らなくても料理はおいしいように。
でも、その秘密を覗くのは嬉しいものではあります。あ、おいしいと思ったら柚子胡椒つかってるんですね!みたいな(笑)

長い文字通りの蛇足でした。お読みくださった方にはお詫びします。


井上陽水コンサート2016 4/2鹿児島

井上陽水コンサート2016 UNITED COVER 2
鹿児島市民文化ホール 鹿児島県鹿児島市
2016年4月2日(土) 17:30開演 晴れ

ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
鍵の数
娘がねじれる時
いつのまにか少女は

有楽町で逢いましょう 以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神
瞬き
夢であいましょう

休憩15分

ジェラシー
映画に行こう
嘘つきダイヤモンド
バレリーナ
最後のニュース
氷の世界
勝者としてのペガサス

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

21曲

ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun



この季節なら歩き回れるだろうと張り切って来た鹿児島だが、もう初夏の暑さ。さすが南国、同じ晴天でも光と熱の量が多いみたい。
それなのに桜があまり咲いていないのはなぜだろう。図書館も交流センターもまだ蕾だった。交流センターではお花見のグループも何組か。咲いていなくてもいいのさこの陽気ならの心意気か。

陽水も鹿児島のみなさんの気分を感じたのか、悩みや苦しみなんかどこかへ行ってしまう気候ですが、と挨拶、ぼくの不吉な曲を聴いて思い出してと、そんなふうに言ったような気がするが、聞き間違えかも。

五曲目「娘がねじれる時」は陽水が指を鳴らして始まった。パチン!スタートの合図かと思ったら、曲中ずっと続いて。ミュージカル映画「ウエストサイド物語」の「Cool」のシーンのように。え?例が古い?そんなに古いのかな…何度もリバイバルされているし…他に音楽で使われた例を思いつかないので、すみません。当然アレンジも変わって別の歌のようだった。

「いつのまにか少女は」を自分に引きつけて聴いたことはなかった。女らしくなる頃の少女を、若い男性目線で見ていると思っていた。ところが今日、ずっと年上の大人が見ている少女が見えて、初めてその気持ちを実感した。恋心とは関係ないのか、それならわたしにも覚えがあるなと。
終わって陽水が、「あっという間だなあ、子どもとかまごとか大きくなるのは、と」(引用はすべて不正確です)というふうに言って、唄いかたでそれが見えたんだ!と驚いた。わたしが如何に鈍かったかということだが。

ノリのいい鹿児島のみなさん。声援?や指笛もかなり多い。アンコールが始まると当然のように立つ。最後の曲も立ったまま。わたしも痛い腰をさすりながら立って聴きました(^。^)

(2016年4月3日追記)

(宮崎に向かう特急は都城を通るのか。前の便で来て都城市民会館を見ればよかった。そんなことはどうでもいい)

同じ曲でも別の味わい。陽水はいろんな手立てで新しいものを観せてくれる。 この地でしか観られないステージを。この地で待っている人のために。こうしてお邪魔しておこぼれに預かれてありがたいことです。
ここではこんなお茶目な一面も。「氷の世界」のダンスに熊本で大笑いだった阿波おどりが紛れ込んでるではないか!笑・笑。

そしてまた、曲目が同じでも、会場により聴く人たちにより、コンサートは変わる。陽水は手を叩いて、鹿児島及び周辺のみなさんを讃えていた。
「お元気で。またお逢いしましょう」

(別の話ですが)
山形屋デパートの外観は素晴らしいですね!屋上の端にドームがあり、中央に時計台がある!壁面の装飾もいろんな意匠に富んでいる。こんなデパートが他にあるでしょうか。資料 によると一回壊して別のを建てたという。それをまたオリジナルに戻したとか。こんな大規模な復元を?!
陽水が言うように、薩摩の美意識のなせる技でしょうか。



井上陽水コンサート2016 熊本

井上陽水コンサート2016 UNITED COVER 2
市民会館崇城大学ホール 熊本県熊本市
2016年3月27日(日) 17:30 開演



ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
鍵の数
断絶
いつのまにか少女は

有楽町で逢いましょう 以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神
瞬き
あの素晴しい愛をもう一度

休憩15分

ジェラシー
映画に行こう
嘘つきダイヤモンド
バレリーナ
最後のニュース
氷の世界
とまどうペリカン

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

21曲

key & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 cho:Lyn

お城の堀や石垣に桜がとても似合う。7~8分咲きの日曜日とお花見日和の上にいろんなイベント盛り沢山で、今日はお祭り気分の熊本の町。

何の話から逸れたのか、いつのまにか関係ない阿波おどりの話になっていて....(笑)
お気に入りの「ちょっと太ったおやじの阿波おどり」のまねに爆笑また爆笑。

「とまどうペリカン」も聴けて、今堀さんの「嘘つきダイヤモンド」も聴けて(え?うたうちゃいますけど)。
あー楽しかったとため息の熊本ライブでした。



(3月28日追記)

熊本はいま行きたい街のトップらしい。博多や鹿児島はもう古い、とまずご当地トーク。
桜も咲いてと陽水も触れたけど、お城の中でのお花見風景を繰り広げる熊本のみなさんはなんて贅沢なんでしょう。広いですものね。

今日の音楽用語解説は「バラードとは静かめの曲。キャハハとかいうのは似合わない」(引用はすべて不正確です) 「yesterday」とかでしょうか。

椅子に掛けて「古い曲を二曲」と。拍手が起きる。そういえば、カッコイイ!とかヨースイさ〜ん とかコールも多い。
「「断絶」でのデイトの相手をイメージしていただいても」とのことです。

久しぶりの「有楽町で逢いましょう」ではフランク永井の低音も少し。「リンゴ」の前には"ブランドショップでシャツを買う"MCが大ウケ、どなたかコメントに書かれたジイサン呼ばわりトークも、わかるわかると大笑い。うしろで「 まごよね」の声。熊本とあって天草の鯛の話も、と盛り沢山。
発売中のDVD&Blu−ray 「UNITED COVER2」にはMCも付いていて、どうもタイトルがあるらしい。とうとう「演目」化しているのか。今日はどの演目が聞けるかとホールに来る世なのか(笑い)

思い出したが、ブラタモリのテーマ二曲、ちょっとだけ聴くほうがいいかもという例での「夜目遠目傘の内」の傘ー笠から阿波おどりの話に行ったんですね。持っていたギターを置いちゃって、笑。ミュージシャンも苦笑。
阿波おどりの練達の人になると殆ど手先だけで踊っていて、(こんなふうにと真似してみせて)それを見るのが好きと。最近あまり見かけないのが残念と。
いつかのテレビ番組で、奇妙なモノに目がいくと言われていたが、これその例でしょうか。

そんな道草から急いでブラタモリ二曲に戻ってめでたく収めたのだった。「瞬き」は口笛つき。
が、「氷の世界」で周りの人が笑うので気づくと、その阿波おどりを披露してて。ふきだした。

MCの演目化といい、陽水はいったいどこへ行こうとしているのか?とても心配です(笑い)

続きが書けない間にコメントを頂いている。
トークの要領のいい紹介がありがたい。ライトアップのお城は夕方の写真で想像して下さい。中央奥が小さくお城です。

みんなで立ったまま聴いた「夏の終りのハーモニー」に涙したとおっしゃる方も。あんなに笑ったのに最後はじんわり。これもまた陽水マジックでしょうか。





井上陽水コンサート2016 広島

井上陽水コンサート2016 UNITED COVER2
上野学園ホール 広島県広島市
2016年3月25日 19:00開演 晴れ

ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
映画に行こう
いつのまにか少女は

リフレインが叫んでる 以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神
瞬き
夢であいましょう

休憩15分

娘がねじれる時
感謝知らずの女
嘘つきダイヤモンド
バレリーナ
最後のニュース
氷の世界
勝者としてのペガサス

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

20曲


「 昨夕広島に着いてテレビをつけたら真っ赤。今日がカープの開幕戦と!こんな時にのこのこコンサートに来るなんて」
そういえばそもそも吉田拓郎の地。広島に来たらこんなです、と拓郎さんにメールした。その返事が面白いと紹介。(誰かが書いてると思うので割愛)
なーんだ、仲いいじゃないですか(^。^)

気が充ちて歌が溢れ出すような陽水。
「ミスコンテスト」から、もう満足感!凄い凄い!

聴いて、観てたら、楽しくて、嬉しくて、最後は泣きそうでした。

“敵地"広島(笑)でこんなに大きい拍手‼︎ をもらえるなんて!と。

「ビバ!ひろしま‼️」



(3月28日追記)

上野学園ホールはわたしは初めてで、厚生年金ホールの名がまた変わったのかと思い込んでいた。アンデルセンの本店に行ったら改装のため仮店舗のビルにまわり、そこからの行き方を訊いたのが幸運だった。「前の道路から地下のアストラムラインで」という。この時点でもまだ、新しい地下鉄が出来たんかな?ぐらいのアンポンタンの方向オンチであります。

行ってみるとこのホール、新しくはないが音がいいみたいだ。席は数字は大きくなったが角度がほぼゼロ!中央だった。数々の幸運と陽水の徳に恵まれて、素晴らしいライブを経験することができた。

一曲目「ミスコンテスト」でもう満足してしまったわけだが「映画に行こう」が待っていた、どこから出る声なのだろう。

知らない世界を見せる「バレリーナ」は鬼気迫って。
(熊本の近くの席で バレリーナ がいいんだって と噂してたっけ)

現実も厳しいと教える「最後のニュース」

こう書き連ねているが言葉のなんと空々しいことだろう。

♫最後に何かステキな(コトバ)はないかい
♫忘れる事が出来ないくらいな(コトバ)は

陽水の詞(今夜)を借りて言葉を探す。読む人がうなづく言葉を。今宵のライブの感動を。
でもお手上げだ。
共感してくださった方のコメントを慰めに、終りにしよう。

(「感謝知らずの女」が久しぶりで今ツアーお初。テンポのいい陽気な曲)

(トークもあったんです、もちろん。みんなでいっぱい笑いました)



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