井上陽水コンサート2016 UNITED COVER2
ロームシアター京都 京都府京都市
2016年3月12日 17:30開演 晴れ
ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
飾りじゃないのよ 涙は
鍵の数
シルエット・ロマンス 以下5曲「UNITED COVER2」
リンゴ
女神 オリジナル 新曲
瞬き オリジナル 新曲
あの素晴しい愛をもう一度
休憩15分
ジェラシー
ジェニーMy love
愛されてばかりいると
バレリーナ
氷の世界
勝者としてのペガサス
アンコール
渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
19曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun
京都は五年半ぶりとのこと。そんなに?いつなのか古いブログで調べたら、2010年10月のTour Powder だったらしい。わたしは不参加だから、もっとぶりの京都陽水だ。Powderといえばアルバム『魔力』のころ。魔力ってそんなに前か・・閑話休題。
知りたい人がいるだろうと、終演後なるべく早くtwitterに白パネルの写真を上げるのだが、2回続いてピンボケで読めないとのお叱り。ん?カメラのせい?ととぼけても、いつもそのタブレットじゃないですか、とばれている。ピンボケじゃなくて、動いてるのね、とこれはセミプロ写真家。そのうちに、年とると手が震えちゃうのよね、とか言われちゃって(ぷんぷん)。
それに引き換え、というのは失礼すぎる、かつ強引なもってきかただが、陽水はどんどん若くなってるような気がする。一昨日の神戸でも思ったが、今日の席は約36度線上の絶好のポジションでよく見える。4列から後ろは”じゃがいも”にしか見えないそうだから気楽でもある。
そんな席からギター弾く陽水、唄う陽水、踊る陽水、話す陽水、笑う陽水を見ていた。今日も映画のシニア割の話をしたが、わたしが映画館の窓口にいたら、見ただけで割引なんかしない。2000円はいただきます。
三曲目の「Make-up Shadow」がこのツアーでは新しいかも。軽快さがいいですよね。
カバーの最初は「シルエット・ロマンス」あまり息をつめて聴いて、ごくっと何かを飲みこむ。心臓が強く打つ。
京都といえばフォークル(ザ・フォーク・クルセダーズ)との前置きで「あの素晴しい愛をもう一度」ホーリーなアレンジがとてもいいと大方の評判。わたしも同意。
「ビートルズは大好きではあったが、それを聴いて自分もとは思わなかった。出来るかも、と思ったのはフォークルの「帰って来たヨッパライ」があったから」(引用は不正確です)
「五年半ぶりなので話がたまっている」と最初のほうで言った陽水は、ブランドショップでシャツを買うの巻から始まって、MCの持てるコンテンツを次々と繰り出す。やはり久しぶりの親戚に来たみたいな雰囲気だ。あのね、それからね、みたいな。同じ列の人たちもよく笑っている。前に聞いた話でもその空気がとても楽しい。京都のファンは驚いたかもしれない。こんなに話が面白いのかって。
あれ?休憩はないのかな?と思い始めたときにお知らせあり。「瞬き」のあとかな?「いまごろ言ってもね」って(笑い)
「ジェニーMy love」が今日はぐいぐい来る。「鍵の数」をバラードと紹介されるがこれはどう言えばいいのだろう。ジェラシー から「愛」が三曲続いて「バレリーナ」は独特の存在、聴けば聴くほど不思議な色合い。
「氷の世界」でちらほら立って。アンコール一曲目、二曲目と立ち上がって。バルコニーが囲むこのホール。見上げると四階?五階?オペラグラス必須の高さ。
そこではどう聞こえるのか最後の曲「夏の終りのハーモニー」
♪誰よりも あなたが 好きだから
(アンコールを待つ拍手がこんなに揃う会場って気持ちがいい。ピアノの小島さんが出てきた時に拍手していたのは、きっとそういう意味だったのだろう)
終わっちゃったなーと帰り道。
Happy Birthdayも欲しかったな。京都でペリカン聴きたかったな。電車で一緒になった奥様は、ユーミンと「夢であいましょう」をご希望のよし。あれもこれもであと一時間、ほら5年半ぶりなんだもの。お願い、おまけを。明日も休みだし。ぶつぶつ。帰りの時間気にならないからって勝手なヤツ。
また来てくださいね。陽水さんも、陽水ライブに来られたみなさんも。
かの村上春樹氏が書いている。メールでも一晩寝かせて見直すべし。
でも明日は明日の予定があるし。どう見てもウキウキしてるけどとりあえず上げておこう。
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