井上陽水コンサート2017秋“Good Luck!”
2017年11月21日(火)18:30開演 晴れ
なら100年会館(奈良県奈良市)
この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (以上3曲は短いメドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
カナリア
映画に行こう
なぜか上海
ワインレッドの心
女神
瞬き
休憩15分
帰れない二人
神無月にかこまれて
Just Fit (3曲弾き語りwith Imahori & Osada,and with three acoustic guitars)
コーヒー・ルンバ
とまどうペリカン
めぐり逢い
夜のバス
氷の世界
結詞
アンコール
アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
23曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:佐々木詩織
晴れたが相変わらず寒い。
今宵のテーマは「あったかくなろうよ」(^。^)
熱演に対して私たちには「ねつかん」してほしいと、笑。
熱烈鑑賞、例えば拍手、例えば歓声、立って踊るとか
つまり身体を動かしてと。
2年ぶりの奈良は楽しく大盛況に終わりました。
(追記)
奈良でこんなに熱烈なライブがあったっけ?と思うほど。よーすいコールも何回も。男性の声だったか。笑い声も沢山。笑うのも温まるんですよね。
陽水の提案(笑)のせいだけではないだろう。立ち見の方もいたみたいだから、待たれていたのだろう。
関西二連続だからか、リストに変化あり。
「カナリア」は以前は実はそうでもなかった曲だが、このツアーから大好きになった。
ロバート・キャンベル氏との対談で、陽水が自作の詞を読みながらか「アラビアン・ナイトですか・・」というんです。え?って気づいた。私たちも聴いていてアラビアン・ナイトを連想してますよね?でもどこにもそうは書いてないんです。暗示されてるだけ。
そういう歌詞をもつ曲はたくさんありますよね。
「なぜか上海」が残っててよかった!
♪はしからはしのたもと お嬢さん達 でコーラスのお二人を指し
♪ギターをホロホロ でギターのお二人に近づき
♪きみの明日が終らないうちに で客席を何度か指す
新曲「めぐり逢い」が復活。
「作りかけているところへ薬師丸ひろ子さんから依頼を受けた」とのこと。メロディが美しくて覚えやすい曲です。特に歌いだしのメロディが好き。
陽水は珍しく歌詞を説明して「薬師丸さんのことも考えたし、むりやり言えば、第二の人生を生きて行くことを・・・」
(これは11/13オーチャードホールでの説明も一緒にして書いています。今日は途中で「もういいや」なんて言いにくそう)
え!第二の人生?まさかいまさら歌の上手な歯医者さんになるとかではないでしょうね(笑)
暗示されているのは、願いとTryでしょうか。で、それで・・?
MCではタモリさんのタカの話(このお二人のランチ、隠れて聴いてみたい)。興味深かったのは「瞬き」の紹介。ビートルズを何曲か唄って、「こんなふうな“かけあい”の曲をずっと作りたかったが、ひとりなのでできなかった。やっと作ることができた曲。テレビでは聞けません」と。Lynさんとのかけあい。Lynさんの声が暖かくて愛が感じられる。.
今日の「Just Fit」は猛々しいというほど。何回も書いているが、このコーナーのありがたさよ!この秋ツアーでは三曲とも固定しているが、何度聴いても飽きない。ギターという楽器の幅の広さも少しわかったと思う。(今日の黄色いギターも美しかったし)
歓迎したのです「映画に行こう」。
でも結詞があったから、陽水のそのままの声が聴けたから。やはり心に残るのはこの曲。
舞台替えの間の歌は
♪もりのこかげでどんじゃらほい・・
タイトル知らなかったけれど『森の小人』というらしいです。
(よけいな話)
奈良なら鹿。ということで、下のムスメの下のムスメに写真を送ろうと、鹿煎餅を持ってうろつくが生憎あまりいない。そこに一匹、欲しいのかどうか観察していると、鹿管理員みたいな人が来て「年寄だから誰もかまってくれなくてお腹がすいてるな。煎餅あるならやって」という。「噛みませんか」「噛まない」煎餅を見せると寄って来て食べてくれた、二枚三枚。「ピーナツあげていいですか」とほかの人。「だめだな、歯がないから」(そんな老鹿なんか!)「こっちの目なんかほら、白内障で」(鹿の目って大きいな)
「長生きしようね、お互い」と言ったら大きく笑われた。鹿は知らん顔。