井上陽水コンサート2016 「UNITED COVER 2」
本多の森ホール 石川県金沢市
2016年3月13日(日) 晴れ
ミスコンテスト
カナリア
Make-up Shadow
飾りじゃないのよ 涙は
鍵の数
断絶
シルエット・ロマンス 以下5曲「UNITED COVER2」
リンゴ
女神
瞬き
夢であいましょう
(休憩15分)
ジェラシー
いつのまにか少女は
My House
バレリーナ
最後のニュース
氷の世界
勝者としてのペガサス
アンコール
渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
21曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄
cho:Lyn cho:fasun
座って話し始めて「さっきリハーサルをしたんですが……するんですよ、リハーサル、でも今日やる曲はしない。別の曲をやって貯めておく。だけどそれも無くなってきて、今日は古い曲をやってみた。それをみなさんにも聞いていただこうと思って」
こんな風な前置きで「断絶」を弾き始めたんです。後ろにも振り向いて「断絶」と言って。
最初は陽水の弾き語りで、遠慮がちに?バックが加わってたかな?デイト相手の厳しい親父と駆け落ちも辞さない俺。唄い終わって「ピュアですよね」と。
終演後白パネルを見て、曲数を数えなおした。数字がまちがってるんじゃないの?21曲って!断絶がはいってても-----番号は正確だった。京都とほぼ同じくらいに終わったのにね。
やはり金沢、さすが金沢!
(3月14日追記)
地元にいれば土日は観光客が多いから街にいかない。なのに日曜に金沢に来たら、ひがし茶屋街に向かう浅野川の橋は、まるで京都の四条大橋のような混雑ぶり。この川、鴨川に似ている。
目的の、昔銀行だったという洋食屋さんで遅いお昼。金沢の観光協会は素晴らしいことに、金沢アーキテクチャー・ツーリズムというプログラムが四種類もあるんです。そのひとつ、近代建築めぐりに導かれてバスに乗る。最後の目的地は本多の森ホールと言ったら、コースまで考えてくれた素晴らしいスタッフ!金沢おもてなし精神は駅前の門の形だけではない。
体調に合わせて二、三箇所明日に回したが、それでもホールに着いた時はほっと休息気分。周りは熱い方々ばかりなのでその中に埋もれて回復を待つ。
席は右側で昨日よりなお遠い”じゃがいも”。おや?長田さんがお留守。ギターの今堀さんが大活躍。音楽に疎いので表現できないが、聞いたことのない今堀さんのギターが聴けて目が覚めました。
昨日の京都に続いて「Make-up Shadow」が快調、隣人がリズムをとっている。「飾りじゃないのよ 涙は」と速い二曲のあと「鍵の数」では、「バラードです。バラードっていうのは」え?と身を乗り出す。「息をととのえる曲のことです」って。
大切なものってそんなにあるのかと言われて、この歌って断捨離のうた?と思ったり、心の中のモノよね、と思ったり。
そのあと椅子に"座って話し始めて…" と冒頭に戻る。
(今日の続きはまたあした)
(3月15日追記)
「断絶」では、お〜〜と声。手拍子もあって、昔からのファンの多さが伺える。
「夢であいましょう」見てたひと拍手は、わたしにはかなり多く思える。さすが全国放送NHK。これが陽水も例にあげる「シャボン玉ホリデー」だと地域差があるだろう。 ゆめあい 見てたひとが大きくなって 断絶 を聴いているというひとつの個人史。
NHK 『ブラタモリ』のテーマ「女神」と「瞬き」全貌を初めて披露する。
テレビでちょっとだけ聴いている例えでヒッチハイクの女性がスカートをあげて脚線美をチラッと見せるようなものという。
「Just Fit」ではタップダンスまで踊ってて、ヒッチハイク成功してステーションワゴンに乗り込むのね。それはまた別の話だが。
"夜目遠目傘のうち"という例えもあり。いかがでしょうか、客席の今宵の女性たち。笠はないけど夜目遠目いくらか割引されて見えているでしょうか?それによって拍手も変わりますが。(なんて冗談です)
休憩明けて、「My House」で自分を解放する。「氷の世界」でもね。
「バレリーナ」ってきっと想像を掻き立てる絵画があったのかも、と今日の推測。
「勝者としてのペガサス」イントロいいですよね。わたしでも覚えました。
「渚にまつわるエトセトラ」アンコールぐらいポジティブにと。わーっと立ち上がって踊るひとも。パフィーのフリをかなりご存知。この曲の楽しみはドラムの山木さんの掛け声?合いの手?雄たけびが聞けること。思わず笑顔になる。
「夏の終りのハーモニー」ってちょっと偏見を持っていた。陽水の他の人が入ってる歌はあんまり……という人にはこの気持ち賛同頂けると思う。作曲が玉置浩二さんだし、陽水の詞もなんというか引っかかりがない。
この曲が二人のデュエットで歌われた神宮球場ライブはほとんど伝説でわたしも知ってはいる。でもライブで聴いたことはこのツアーまでなかったかもしれない。
こんな力を持った曲だったんですね。各会場で何回か聴き、そしてこうしてアンコールの最後に聴くとグッと来るものがある。広がりと抱擁力。ホウヨウリョクと打ったらこの字もあった。そうね、包容力よりこちらの抱擁力があっているかも。最後に聴いてもさみしくないから。
COMMENT
No Title
豆助さま
金沢!
よほどいいことがあったのでしょうね。
羨ましいです。
No Title
当然 長田 さんは金沢だと思っていたところオープニングの幕が開いたとたん「あっ 長田さんいる!」嬉しい誤算。
でも、陽水さんところは・・・
セットリストが気になっていました。サービスしたんですね。
いつも情報ありがとうございます。
いつかもうすぐ さま
お!長田さんがそちらに!佐野元春さんでしたか。
そのライブをご覧になったなんてびっくりです。
本命はどなたなのかが気になりますが(≧∇≦)
神宮球場
あの頃の陽水は、ずいぶん大人にみえましたが、自分はもう少し年上になっていますね。
名古屋公演に向けて明日出発です。
以上
no-yenさま
わたしも名古屋のチケットは無事手許にあります。
神宮球場ライブの経験者!
行けばよかったと何度も後悔したライブです。羨ましいです。
もっと前からなのでしょうね。長いファン歴ですね。