井上陽水コンサート2016秋「UNITED COVER 2」
府中の森芸術劇場(東京都府中市)
2016年10月3日(月)18:30開演 曇り ときに小雨
東へ西へ
カナリア
Make-up Shadow
移動電話
覚めない夢
いつのまにか少女は (弾きがたり)
黄昏のビギン 以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神 オリジナル ブラタモリ(NHK)オープニングテーマ
瞬き オリジナル ブラタモリ(NHK)エンディングテーマ
夢であいましょう
休憩15分
ビルの最上階
とまどうペリカン
愛されてばかりいると
バレリーナ
My House
氷の世界
勝者としてのペガサス
アンコール
渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
21曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun
♪帰ろかな 帰るのよそうかな
迷いつつぐずぐず居続けて今日になった。昨日の東京は秋晴れだったのに、どうも天候が落ち着かない。近づく台風のせいか。
このホールで一番印象的なコンサートは忌野清志郎さんのたしかお別れ会の日で、会場はお葬式のような雰囲気。「帰れない二人」ではすすり泣きも漏れていた。開演前に虹を見たっけ。
しめっぽい話はやめよう。陽水も「雨もよいですがお元気とお見受け…」みたいに挨拶していたから。(以下引用は全く不正確です)
席は4列目まで前進!よしよしこのまま進め(^。^)舞台を見ると、衣装の長いジャケットが目を惹き付ける。見ろ!と魔力を発揮している。あまり近づくと巻き込まれそうだ。
春ツアーから続いていた「ミスコンテスト」に変わって一曲目は「東へ西へ」よく知られた曲で歓迎される。
弾き語りの一曲は今日も「いつのまにか少女は」。his boomなのでしょうか。
茅ヶ崎公演からか "「UNITED COVER」からの一曲目はこれです " と前奏が始まる。茅ヶ崎では「有楽町で逢いましょう」だったから、カラオケ風で自然に要所要所で(笑)拍手がでる。コーラスのお二人の位置が変わったりして。
この日は「黄昏のビギン」。待ってる方は多いみたい。イントロで拍手。
珍しいというまえおきの一曲は「ビルの最上階」 アルバム『九段』から。
ビル一棟を歌にします?ふつう…。っていう詞ですよね。そのうえロマンスも幸せもない。あるのはあくまでもシニカルな目線。
スローで変化の少ない曲調。そのうちに何かあるのかと期待しても結局はミステリー。わたしにとっては想像力と若干の辛抱が要る曲です。
でも、この実在しないビルの中に、妙にどこかにいそうな人間が見えるんですよね。何コマかの漫画を想像すると、かなり面白いです。
つまりビルをバラバラにするとそれはいつも住んでいる社会。不条理だらけな世の中。かな?
謎の最上階の始末はどうする?聴き手に任されているのでしょうか。例によって。
順序は前後するが、府中との唯一の縁は、「自動車の免許の試験を受けに来た」とか。ご近所で「へ〜」の声。正しくは府中運転免許試験場。ここは東京都の中でも23区以外の人が来るんじゃなかったか、わたしのように。まあその辺は追及せんといて。
「学科だけ。実技は武蔵境なんとか教習所で」ご近所が「ほう〜」と乗り出す気配。かなりローカル(^。^)
「いまより有名だったから」(笑)
「騒ぎになるからと別室を用意してくれて」 ほほう親切。待ってる間のことね。
「そうしたら色紙がドッサリ…」 笑、笑。
「98点は取ってたと思うけど」 はあ?わかるんかな
「何度も教習所で模擬試験みたいのやってたから」 なるほどなるほど
「でも取れてないとしても、あれだけサインしたらねー」爆笑爆笑!
当然合格だったそうです。
アンコールの「渚に〜」で、みなさんがさっと立つ。次のメンバー紹介の最後が今堀さん。いまかいまかと「夢の中へ」を待つのも楽しい。
「夏の終りの・・・」のイントロに拍手。待たれていた気配。伸びやかに高くまで遠くまで♪
立って手を振って陽水を見送る府中のみなさんでした。
COMMENT
No Title
けっきょくこのツアーでも、なしで終わるんか…(笑)
まっ、いいけど。
アンコールはずっと同じ曲ですね。
渚~は、もう何年も続いていませんか?
変化がほしいような、このままでいいような?
Re: 桜
飽きもせず読んで下さってありがとうございます
会場で顔見知りに会うと、みなさんSAKURAは?なぜ?って。
ない理由って何でしょうね。
「カニ」続いてますね〜。横須賀、茅ヶ崎は海岸近くだけど、府中では「内陸で海ないけど」って無理矢理(笑)
たしかにノリますけどね。
台風
電柱や木が折られて、球場のフェンスがなぎ倒されていましたよ。
自然現象ですからこればっかりはどうしようもありません。うまく付き合うだけですね(^^;;
Re:台風
沖縄の方って台風については達観しておられるようにみえます。
来るものなんだよ、あれは。仕方がないよ。みたいな。
家もコンクリートにしておられますしね。
そんなに馴れて(と言っては申し訳ないけれど)、知っていても
防げない被害があるんですね。
自然の力は怖いです。