井上陽水コンサート2017"Good Luck"秋
2017年11月17日(金) 18:30 開演 薄曇り
鳴門市文化会館 (徳島県)鳴門市)
この頃、妙だ
Pi Po Pa
フィクション (以上3曲は短いメドレー)
青空、ひとりきり
Make-up Shadow
移動電話
東へ西へ
なぜか上海
ワインレッドの心
女神
瞬き
休憩15分
帰れない二人
神無月にかこまれて
Just Fit (3曲弾き語りwith Imahori & Osada,and with three acoustic guitars)
コーヒー・ルンバ
とまどうペリカン
リバーサイド ホテル
夜のバス
氷の世界
海へ来なさい
アンコール
アジアの純真
夢の中へ
夏の終りのハーモニー
23曲
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:佐々木詩織
鳴門はなんと12年ぶりだそうです。
自分でも驚く、と陽水。
最後の挨拶で、つぎは12年も空けずにと……。
ゆったりと流れる川ぎわの素敵な鳴門文化会館。
補助席あり、立見ありの大盛況の大歓迎!
応える陽水は熱演をSONGSに負けないあの曲で締めました!
(11/18追記)
挨拶のとき、タクシーで大毛島に行ったという話。
初老の?運転手さんに訊かれて東京からというと
「井上陽水観に来たのかな。あの人は神様みたいな人だから」といわれたとか。名乗る訳にもいかず困ったそうです。会場大笑い & 拍手。
「その過分な言葉に恥じないようつとめます」
復活の「移動電話」に続いて「東へ西へ」のイントロで拍手。高松まで行けば聞けただろうが地元に来てくれるのはまた格別。そして今、期待が喜びに変わっていく。
時間の経つのは速い。
椅子が用意されて、ブラタモリの二曲。
「大好きな番組に曲を使ってもらえて光栄だし嬉しい。だけど、一番だけなんですよね〜でもそれがよい」と何事もチラリがよいという話になる。「夜目遠目傘のうち といいますよね。そのでんでいくとこちらの阿波踊りの笠は完璧」と進んで「みなさんお綺麗で、見えませんから」でどっと笑う。会場の何割かは待ってました!と思う(笑)
「白黒テレビの頃ですが、ベテランの年配の男性が、みんなのように手を大きくあげたりしないで」こんなふうにと指先阿波踊りのご披露。大爆笑の大拍手。頷いている方もおられました。手で踊りを見せて下さったり。「氷の世界」でも登場。本場で公認ですね、笑。
休憩後の3ギターズのコーナーでも話ははずむ。
「徳島からの電車が一両で故郷の田川を思い出した。雰囲気が似ている」といってたのは別のときだったか。「その故郷からギターとわずかのものだけ持って東京へ行った。汽車?もう電車か?」
「いくらでも曲ができた。いつでもどこでも作曲を考えていた。方法なんか考えずに、忌野清志郎と一緒に作ったのが初めての共作」
こういう話のあとで聴く、「もう50年近く前か」という2曲は白黒映画を観ながらのように、シーンが浮かぶ。
3曲めは「"詞先"曲先"という曲の作り方があるが、いうなれば"タイトル先"」だとか。
沢田研二に依頼されたアルバムの曲を、まずタイトルを100位考えて、ディレクターなどと10曲選んだそうです。(沢田研二『MIS CAST』)
このツアーで何回も聴いているこの三曲だが、こみ上げるものがあり入り込んで聴いた。素晴らしかった。
二部は陽気に始まって、「夜のバス」からヒートアップ、「氷の世界」ではほとんど立って手拍子。「海へ来なさい」で美しく終わる。
アンコールも凄かったですね。
「最後の曲はSONGSに負けないよう」陽水がいうと拍手と歓声!待たれていた、と思いました。
関係ない話だが、関西から鳴門へはバスで行くのが普通みたい。神戸、大阪、京都それぞれから徳島行きがある。明石海峡大橋ー淡路島ー大鳴門橋と通って鳴門に着く。(高松までも行けるが、列車で瀬戸大橋を通るほうがオススメ)
陽水が大毛島に行ったと聞いて、どこか離れた島かと思ったが、帰りにわかった。大鳴門橋が着くのがその島なんですね。ですから正確にはもうひとつ橋を渡って市内に入る。帰りに路線バスで島の海岸線を延々と渦潮のところまで行って、昨夜聴いた「海へ来なさい」を想ったのでした。
(また追記)
舞台替え中の曲は「黒い花びら」(歌:水原弘 詞:永六輔 曲:中村八大)一番全部。
アルバム『UNITED COVER2』に収録されている「黄昏のビギン」はツアーでも人気でした。
COMMENT
No Title
私も行っていました。会場まで、教えて頂いた通り徒歩で行きましたが、案外遠かったので、帰りはタクシーに乗りました。
立見があったのにはちょっとビックリでした。盛況で良かった。
このコンサート、高松、三原、鳴門の3ヶ所に行きましたが、3回とも『夜のバス』が聴けたのがうれしかったです。
Re:
おはようございます。
鳴門公演には遠征組も多かったようですね。わたしが泊まったホテルでは、顔見知りだけでも3人おられました。
駅より川に近いホテルです。明るいうちに一度川沿いの遊歩道を会場の写真をとりに行ったら、近いし気持ちがよかったです。夜もその道を行こうとしたら、外灯がないので川に落ちそうで諦めました(笑)
会場で会った方と一緒だったので迷う心配もなく帰りも歩きました。
雨の三原でしたね。思い出します。