井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年4月22日(日)17:30開演
クラブチッタ(神奈川県川崎市)
異国の街に迷い込んだようなこの一画が川崎に出現したのはもう15年以上前だろうか。日曜日の今日のコンサートはひときわ華やかでしょうね!
もう入場が始まっていますね。(4/22 17:00 記)
感謝知らずの女
女神
Power Down
映画に行こう
My House
瞬き
帰れない二人
いつのまにか少女は
アジアの純真
Just Fit
鍵の数
嘘つきダイヤモンド
夜のバス
アンコール
海へ来なさい
氷の世界
15曲
ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二
Aさん ありがとうございました!
(4/24追記 )
このクラブチッタで、25年か26年か前にライブをしたという話をされたそうです。そんなに前からあったんか!失礼しました。
COMMENT
仮報告
大盛り上がりのライブでした。
陽水も珍しく、今日はうるさい、ってコメント笑。
なんと言っても、ベースのしょーこさんがカッコ良かった。また、詳しくは帰宅後、明日以降かも。
Re:仮報告!
ありがとうございます!
今日は賑やかだったのですね。
「うるさい」って、笑、昔みたいな陽水を聞きたかった。
続きをお待ちしております。
ライブ報告
曲順はすでに書いてあるので、それを手掛かりに。
これからライブの人はあまり読まないほうが良いかも...
ネタバレになってしまうので。
チッタの周辺はユーミンフェスタ?ユーミンの画像に覆われていた。ついこの前、ユーミンのライブにゲストで出たので、何となく、胸の高鳴りを感じた。
陽水&ミュージシャン入場
普段のホールコンサートだと、まずサポートミュージシャンが出てきて、イントロやリフを流し始めて、陽水が背筋をピーンと伸ばして(本当に歩くときの姿勢いいですよね)ゆったり歩きながら出てくるパターンが多いと思う。
しかし、今回はミュージシャンと同タイミングで出てきたのが新鮮だった。これもライブハウスを意識した感じ?
1. 感謝知らずの女
おもむろに陽水がギブソンを抱えると感謝知らずの女が始まる。なんかライブハウスの距離の近さのせいか、緊張してしまって
きちっとした覚えがないが、原曲に割と忠実なアレンジだったがテンポがゆっくりだった。最初の方にしばしば感じることのある、楽器毎のミックスのバラバラ感は感じなかったので、エンジニアがよく頑張ったのだろう。
2. 女神
これも原曲に近いアレンジだったと思います。やはり最近の曲のせいか、いまの陽水の声と編曲があっている上に、明るい曲調のせいもあってか、聴きやすい。
3. Power down
最初、陽水がギターを弾き始めた時何の曲かわからなかったが、途中であっ、と。売れたアルバムの中の曲だから知っている人もいるとは思うが、これを聴き込んだ人はなかなかいないだろうなとおもって聴いた。この辺から陽水の喉が開き始めた感じ。
ここで最初のMCが入る。
なぜ今回ライブハウスでやろうと思ったのかを少し語り、そのあとクラブチッタの思い出。25年前ぐらいにクラブチッタでライブをやったことを陽水は覚えていた。
本当かどうか!?25年前は初めてのミュージシャンと一緒にろくにリハーサルもせずにぶっつけ本番でやったらしい。
そのうちの一人(もちろん誰かわかりますよね)の演奏で始まる曲をやります、ということで曲に入る。
4. 映画に行こう
もちろん(笑)最初は、小嶋さんのピアノテク炸裂。途中でジャズだな、と思って、もしやBlue selectionあたりから何かやってくれるかと思ったら、やっぱり。陽水の昔の曲でJazzっぽいと言えば、やはりこれですね。個人的なことですが、私が大好きな曲の一つです。陽水の声は本当に楽器。楽器のサポートがなくても、声で聴かせられて、途中で本当にギターソロが負けずに入ってくる、という感じ。
5. My House
しょーこさんのベースからズンズン入ってきて、陽水が歌い始めるまで、何の曲がわからず。でも、行く前からRock picnicというには、外せないでしょ、と思っていたので、やったなー!って感じ。
ここからライブは中盤に入っていく。
次はMC2回目。このMCも面白いので、
一呼吸置いて書いていきます。
ライブ報告2
確かここで椅子が出てきて陽水は腰掛けた。
この日は、一番前の中央付近の男性の
お客さんが時折、陽水に向かって茶々を入れる。すごい勇気。
なにせ、ライブハウス、陽水は一列目からすると数m前。
握手できそうなぐらい。
ここで陽水がMCに詰まると、
男性:大丈夫ー?
陽水:今日は近いねー。近いどころかうるさいねー。楽しみであったけど、若干怖いくらい。
陽水:さっきやった曲は、、、最近タイトルが出てこなくて、、、
別の男性(奥の方から):女神!
陽水:ありがとうございます。助かります。(笑)
ここで先日のブラタモリの京都の銀閣寺の放送を陽水が見た感想。
で、無理矢理感あったが、わび、さび、を持った曲で、ということでつなげて、
陽水:ほんとかな〜、少しは感じられるかもね。全然感じない方も歌い終わったら拍手お願いします。
なんて言って。
6. 瞬き
ここも原曲に忠実で何と言っても耳に優しい曲。
ただ、今日は女性コーラスがないので
(しょーこさんやるかなー?と思ったけどなかった)
陽水の声だけがよく通っていた。
途中からの田口さんのエレガットもよかった。
MC3回目
陽水:今の曲からわびさびなんて感じなかったって抗議の拍手ってのもあるからねー。(笑)
陽水;こちらもくだけた感じでやってるので、声出してもらって、トイレ行ってもらって、、、(こんな事言ってたかな?)
そしてホールコンサートとライブハウスの違いについて
陽水の印象を改めて少し語ったと思う。
そして次の帰れない二人に入る前に
何とおもむろにギターをチューニング!
しかもチューナー無しでやってたと思う。
普段だとスタッフにギター渡して交換してるか、
チューナーでやってたと思うが、
私は陽水自身がチューナー無しで
ステージでやっているのを初めて見た。
7. 帰れない二人
ギターでこの曲を下手くそながら弾き語りできる私は、
幸い席が前の方だったので、じーっと
陽水のギターのコードチェンジを見ていた。
よく、ありがちなのが、本当の曲のコードと
楽器屋で売っているコード譜が実際には違うこと。
結果:同じだったと思う。
だけど、歌詞の"二人を残して”で
ギターをやる人にはわかると思いますが、
難関のBbがある。何と陽水セーハしてない!
低音の2弦分は弾いてないわけです。楽してる(笑)
という面白いところまで見れるのがライブハウスの良さ。
8. いつのまにか少女は
曲を書いた時と今歌う心境が全然違う曲の一つ、との
陽水のコメント。ブルースハープが心地いい。
〜休憩〜
9. 再入場〜アジアの純真
再入場、また陽水だけ後から出てくる、ということはなく、
サポートミュージシャンと一緒に。
静かな曲シリーズ?が終わって、ロックモードに。
ギターアレンジは昨年と変えてなかった。あえて、サポートミュージシャンの差でどれぐらい変わるか試してるのかなーなんて邪推してしまった。
ただ今回、他の曲でも、全体にロックモードでも
陽水のアコギの音を割と聞かせてくれてたと思う。
10. Just Fit
本当にかっこエロい曲。思春期ぐらいに初めて聞いた時、
はみ出た下着で視線の行く先を調べた、なんて
すげー歌詞だな、と思った。
何と言ってもここはしょーこさんに陽水は
花を持たせた。間奏のベースソロはグルーブ感、安定感、
気持ちよかった。
今は最後ジャストフィットーーーーー!って叫ぶ時の
高音は裏声になってしまうけど、
それも逆に良かったりする。
ボイトレでもすれば出るのかもしれないけど、
それをしなくて、陽水の老い?も受け入れるのも
またありかなと。
何かのインタビューで”最後は何も歌わなくても
立っているだけでもすごいって言われたい”って
言ってたような気がする。
さて、最後の5曲はまた明日以降。。。書けたら。
凄いレビュー!
凄いレポートをありがとうございます!お待ちしておりました。
陽水と観客のやりとりなんか、笑ってしまいました。
わたしは楽器を弾けないのが残念です。
ギターをなさる方、必読ですよ‼️
お礼ありがとうございます
で、一つ思い出したんですけど、誰の発言だったか?
「陽水は若い人とやりたがる時があるんだよ、そうやって自分を試すというか、攻めていくというか」、といったようなことを言っていた人がいたような?
星勝さんだったかなー。
ここをご覧の皆様、誰だったか覚えてます?
まさにいま、それをやってますね。
ライブハウス回ってツアーミュージシャン見つけてくる
気概。すごいな、って。
ライブ報告3(ラスト)
まだ書いてなかった。
メモはあったのでそれを見返しながら。
ま、アップは陽水さんペースということで……
すみません。
で、ラスト行きます。
11. 鍵の数
小島さんの美しいソロから始まって、
いつもの鍵の数のイントロのピアノ旋律に戻る。
これだけで拍手ものだけど、陽水ファンは待っている
声を聴くため、拍手はない。
これって若いバンドメンバー慣れてるかなー
って思いつつ、陽水の声に浸る。
もちろん、Under the Sunの発表当時に
比べると声がハスキーになってるけど、
逆にライブにはよく合うんですよね。少し枯れた感じが。
Jazzっぽく、上手く聞こえる。69歳の陽水なんだなー
って感激。そのうち立っているだけですごいって
なると思います。90歳ぐらいになれば!
12. 嘘つきダイヤモンド
さあ、ロックに戻るぞ、という感じで、荒目の感じの
ギターリフが始まる。ダイヤモンド来たー、って感じ。
ドラムとベースが陽水の声の後ろでズンズン響く。
それにしても陽水の声は化け物だ。あんだけの
ドラムとベースの中で埋もれないんだから。
途中は小島さんのソロ炸裂。
バンドマスターとして
若いのには負けんぞーって感じ?(笑)。
にしても小島さんはメンバーから
変えなかったっていうのは
陽水の絶妙なバランス感覚を感じる。
やはり重しを一人置くことでバンドは締まると思った。
陽水にこの辺の理由は聞きたいが野暮ですね。
最後は田口さんのギターソロ。今、今堀両氏と
違って新鮮だった。
13. 夜のバス
イントロの小島さんのシンセは一瞬、
最後のニュース?違った。コード変わった。
夜のバスでしたね。
この曲で重要と思う、陽水の声の伸びはバッチリ。
しっかり整えてるのか、天性のものなのか、
佐高信が「天が与えた美声の持ち主」と言っていたのを
思い出した。
そして、これも若いメンバー慣れないだろうな笑。
何も言わずに、ギターを置いてささっと背筋をピンと
伸ばして見事な退場。
〜アンコール〜
長い拍手がずっと続いた後、メンバー同時に登場。
何せ、近いせいか客席の陽水ーって声が老若男女問わず
よく聞こえる。
陽水:アンコール1曲目は”バラード”ってことで、
客席:えっ⁉︎(ほぼ全員)
陽水:そんなに盛り上がってどこへ行くの?
客席:大笑(全員)&拍手
14. 海へ来なさい
いくら静かな曲で昔よりはキーは
落としているとはいっても、何⁈
マイク離しすぎ!マイクと陽水であと
二人ぐらい陽水が入れる距離はある。
陽水の声ってライブハウスぐらいなら、ステージ上
どっからでもマイク入るんじゃないかな
とびっくり。本当に声量がすごいなー。圧巻。
15. 軽くMC、バンドメンバー紹介、続いて氷の世界!!
陽水:もうせっかく来ていただいたのに、なんの運動もしてないわけですから、最後は運動していただきましょうかね〜。立っていただいて、椅子の上でも。
バンドメンバー紹介:やはり、なかむらしょーこさんは少し盛り上がりました。しょーこちゃーん、って声もかかって。
15. 氷の世界
もうリフから、この曲だ、ってわかりました。
しかし、最初の入りの陽水のブルースハープ、
ボロボロ(笑)。
まぁ、いいや、歌はすごい。まいにーちー、って
所の声の高さと"音圧"はぜんぜん変わってなくて大好き。
ぜんぜん、高音出るやん、っていつも思う。
最初から最後まであれでやったら今は大変
なんでしょうね。かつ、60代中心?のお客さんに対して
緩急をしっかりつけるから
逆に盛り上がるわけで。
しっかりブルースハープを3列目あたり?に
投げ入れて終了。
(バンドメンバーを前へ呼んで)
陽水:今日はありがとうございました。それでは、素敵なGWをお楽しみください。
とセリフを残して、去って行った。
客席は今日は時間も早いし、余韻が冷めやらず
第2アンコールを求める拍手が続いたが、
無情にも「以上を持ちまして。。。」の
冷たいアナウンス。ここで拍手も終了。
以上、陽水2018-4-22(Sun)@クラブチッタ(川崎)の
ライブレポートでした!
また次も見に行けるといいなぁ......
抽選だろうけど。
私の地元は愛知ですが、見事、
春ツアーは飛ばされました......
陽水は自分の最初のヒット曲「夢の中へ」が
名古屋から売れ始めたことは忘れてないので、
秋のツアーでは絶対入れてくるはず!!
陽水民生以来のZepp Nagoya、かつ、2日間以上で
お願いします!!
いよいよ最終章!
アンコール前のやりとりを読むと、和やかで賑やかなライブだったのがよくわかります。
陽水のバランス感覚…時々感じます。何事も極端を嫌うというのでしょうか。
全スケジュール発表のとき、あ、名古屋は?って思いました。秋ですね、きっと。わたしの場合は、会費が段々お安くなるのでプロモーターさんの会員を続けていて、きっとチケットが取れるだろうという思惑からなのですが(恥)
大作を本当にありがとうございました!
またよろしくお願いします。
skkmtshrさま
家に帰って、FILE FROM 1969 で探したのですが、見つけられませんでした。そう、どなたかが言ってましたよね、自分を試す みたいなことを。
読んでますよー。
確かに誰か発言してるんですよ。試す、
という言葉も入っていたかと思います。
伊集院静さんじゃなかったしな......。
最近の発言ではなかったか?と思うので、
FILE FROM 1969にはないかもしれません。
でも、安全地帯から奥田民生、
そして今回のバンドメンバーと
間違いない事実ですね。これも陽水の魅力の一つ。
最近ですか〜
ますます気になります。
さてGW、気温の上下が激しいですね。
5月の部が東京で始まる頃は、よい季節になりますように