井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年5月17日(木) 18:30開演 晴
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
(東京都葛飾区)
こんなに一体感のある「夢の中へ」は久しぶりかもです。
踊るひと歌うひと声をかけるひと。
楽しかった‼︎
席を立ちながら、いい声だよなぁ。よかったね!と言いあう声も嬉しくて。
アジアの純真
女神
東へ西へ
自然に飾られて
My House
瞬き
帰れない二人
いつのまにか少女は
暑い夜
Just Fit
少年時代
バレリーナ
夜のバス
傘がない
アンコール
氷の世界
夢の中 へ
16曲
(5月18日追記)
最寄りの青砥駅のある京浜急行に乗って驚いた。来る時は成田空港行、帰りは羽田空港行き。どこへ飛べというのだろう。
もう一度驚いたのは、席が14日のティアラこうとうと同じ。座ると時間が巻き戻る?なんて思ってみる。幕が開くとそんな空想は吹っ飛んでしまったが。
どこかで一曲目に「アジアの純真」を聞いた方が「困っちゃった」といっていて、その気持ちわかります。最初から立つわけにもいかず、助けを求めて見回すと前方の一団に手拍子が起きていたが波及せず、笑。
「東へ西へ」のイントロに拍手もあって、次第に音がホールに馴染んで行く。いや逆かな?声も楽器の音も自然な感じに届く。いい声です!
「葛飾区は初めてです」というふうな挨拶があって、東京東部2区初制覇というところでしょうか。両隣りは熱心な女性だったが男性も多くて、ありがとう!というコールも。渋谷だって有楽町だって簡単に行けるが、近くに来てくれるっていいものです。特にこのような小さめのホールで聴けるんですものね。
椅子に掛けて3曲。「瞬き」制作の頃タイに行って現地の音楽を聞き、インスパイアされてできたというふうな話。「こんな感じだったかな」と少し唄ってくれて。
「いつのまにか少女は」については、最近は娘さんのムスメさん(teenager)のことを思って唄うという前置き。でも聴くものには普遍的な意味をもつ。音楽に疎いからうまく書けないが、ピアノが弾く、陽水単語を借りれば"不吉な"音、ハモニカが奏でる叙情。聴いておもうのは時間の非情さ。手垢のついたことばだが、それを思い知らされるのは人それぞれの哀しみの時。
陽水がおかしな、といったのかな?「少年時代」。ジャズ風というのでしょうか。え?と思わせて楽しい。でもZeppなんばでの初演のほうが面白かったかも。最初こそびっくりしたが、ヴォーカルとピアノのセッション、それも即興の、という感じだったもの。
えーと、そろそろ終わらなければ。
「バレリーナ」がお初です。これは馴染んだ形でしょうか。ピアノで始まって、最後の冷やっとするドラムもあったし。
アンコール。「氷の世界」が鳴りだすとたんに、わーっと立ち上がる。手拍子と歓声でいっとき歌が聞こえない。「夢の中へ」も同じくで、田口さんが手を挙げて"チャーララ"と弾きだすと「おーーー!」と歓声(^.^)冒頭に書いたように楽しく終わりました。
色々あってもう何が起きるかわからない、笑。
赤坂も行かないと!とチケットを探すが当然sold out。土産にいただいた(妄想)「傘がない」を生きがいに次の機会を待とう(^.^)
(5/19 また追記 ギターと天井 )
ギターを弾く方が多いらしいのでギターのことを。とはいえ姿だけですが。
かつしかシンフォニーヒルズのステージ、陽水のアコースティックギターと並んでエレキギターがあった。きれいな白いギター。弾かれなかったが。
Zeppなんばで「帰れない二人」の前にギターを替えて。
「なぜ替えたかというと、次の曲にはこれが合うと思って」と。『氷の世界』の録音をロンドンでしたこと。海外録音は珍しい頃だったこと。「その時にロンドンで買ったギターです。ほぼ50年前か」「次はその『氷の世界』に入っている曲」と。席が右端なので表は見えず、縁は黄色または金色でしたね。
天井はかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールの天井。入って見上げると下がっている照明共々美しい、というか好み。アール デコというのかな。壁に張り出した二階のバルコニーもシンプルだが配置がデザインされていてよかった。アンコールの時は立って手を振る姿にハラハラしたけれど(^.^)
写真を撮りたかったがスタッフさんが見張ってて残念に思っていたら、舞台から見た全景の写真をなかむら しょーこさんがアップしてくれていて、感謝!でした。写真もお上手です。
COMMENT
セトリ変化
しかも1曲増えている…羨ましい。。。
本当にワクワクさせてくれます^^
Re:
こんばんは
そうなんです。一曲増えてました。
変化が激しくて、少年時代 はジャズver.ですし、もうね、何が起きるかわかりません、笑。
葛飾にバッタを見た
歌もトークも楽しいライブでしたね。
私には葛飾ネタが結構ツボにはまりました。
昔はアンドレカンドレという名前で、高田渡とか、加川良とか、なぎら健壱とか、そういう人たちと一座を組んで歌ってた。そういえば、なぎら健壱は葛飾の出身で「葛飾にバッタを見た」っていうすごい曲があったような。そんな内容だったでしょうか。気になって後で音源を探したら、いかにもなぎら健壱らしい、笑えてしんみりさせる曲でした。
先入観というのは恐ろしいもの。休憩明けの5曲目、「夜のバス」が終わり、本編はこれで終了かと高をくくっていたところに、まさかの「傘がない」。うれしい不意打ちに泣きそうになりました。
今ツアーもこれからが佳境でしょうか。曲数に文句を言うつもりは毛頭ありませんが、これからの青森や利尻島や小豆島では、たくさんの歌を届けてあげてほしいと思います。東京や大阪と違って、皆さん、長い間、待っていたんですから。
私も1回、遠出する計画です。
Re:
なぎら健壱の歌のこと、書いてくださってありがとうございます!そうでしたね。ほほう、聞かれたんですか!
島や遠い東北ライブについておっしゃること、わたしもそう思っていました。レパートリーもだんだん増えていくでしょうから、ぜひなるべくたくさんとお願いしたいです。