井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年6月23日(土) 17:00開演
利尻町交流促進施設 どんと(北海道利尻島)
この施設があるのは利尻町のフェリー港のある沓形地区。513席というホールに、「利尻島のお住まいの方」の拍手はかなり多い。
最後に陽水は"旅"はここで終わりと述べて「このツアーは行きにくいところばかりで、色々な方に協力していただきました。ここでは町役場の方などにも」「見えないスタッフにも、大変な苦労をかけました」「ミュージシャンたちも大変だったと思います」と労って、利尻島のみなさんは温かい大きな拍手を送っておられました。
東へ西へ
女神
Make−up Shadow
自然に飾られて
My House
瞬き
いっそセレナーデ
帰れない二人
感謝知らずの女
Just Fit
リバーサイドホテル
少年時代
夜のバス
海へ来なさい
傘がない
アンコール
アジアの純真
氷の世界
夢の中へ
18曲
ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二
ミュージシャンの皆さま。あちこちの旅、お疲れさまでした。
皆さまの新鮮で自由な演奏はとても楽しかったです(もちろん小島さんも含めて(^^))
ありがとうございました。
(6月25日 追記)
利尻島のホテルのフロントに熊よけの鈴が置いてあって、ホントにいるのか!と実感する。陽水は、ポスターが町中に貼ってあって自由に歩けなかったと笑わせていたが、そのほうが安全だったということか(^ ^)
それでも「二日前からいるのでおいしいものは色々食べました」とのこと。作曲の例としての即興にもウニとかホタテとかホッケとか出てきて、「こんなおいしいものをいつも食べてる利尻の皆さんにちょっと嫉妬」みたいな歌。うろ覚えでまた間違えるとナンなので、詳しくは、たくさん来島してるらしい腕利きのアマチュア リポーターにお任せしたい。
定刻少し過ぎ、陽水登場で会場がどよめく。500人余りよりずっと多い感じ。なんかそれだけでぐっと来てしまう。
そこへ
♫利尻の島で待ってる〜君に…
って唄われたらどんなにか嬉しいですよね(^ ^)
このあともかなりの替え歌ぶりでもうやんややんや。詳しくは例のリポーターさんたちにご確認を。でもひとつ、次の日に確認できた。
♫お祭り〜明日はお祭り〜
わー!と湧く会場
この地区の神社の大きなお祭り、明日が宵宮明後日が本宮で三日続くらしい。
翌日の朝小雨の中で屋台が用意されてました。どうかよい天気になりますように!
(帰宅した今日は本宮の日。天気予報を見ると曇りだが雨は0% よかった!)
ご挨拶では「井上陽水とその一味です」なんて。
10年位前に稚内で、来たぞー!と思ったが、まだ先がありますと言われて、それが利尻島だったそうです。
「自然に飾られて」周りの女性陣は嬉しそうに聴く。続くは激しい「My House」。楽器がみんなでうたっている。会場ノリノリ。
椅子が用意されてトークと3曲。この町でコーヒーを飲みに出かけた話。本人が居るとも知らず、男性2,3人で「井上陽水が来るぞ〜と話していた。聞いてて好感を持ちました」素直にいうと、嬉しかったのでしょうか(^ ^)
まず「ブラタモリ」の最後に流れる「瞬き」。一節一節を大切そうに丁寧に唄う。そうそうその前に、作曲した時の話。タイに家族で旅行して、部屋にあったiPot?から流れた「ファンド ファンド ファンド」という曲がきっかけになったと。曲を作ることって、いつも気持ちの中にありながらも、きっかけは偶然に左右されるんですね。
古い曲をと「いっそセレナーデ」。このツアーでは初めて。いやはや、ツアーはあと二回、此の期に及んで(使い方違いますね)お初が登場するとは!
そしてもっと古い曲。40年以上前にロンドン録音したアルバム『氷の世界』から。その時に買ったギターと共に。清志郎さんとの出会いと共作の経緯を話したのちのイントロに拍手が起きる。昔からのファンは日本中に居る。凄いなあ!
「感謝知らずの女」では、前奏で鳴る手を叩く音を、陽水は耳をすませて聞いていて、唄い出す。いい調子のまま「Just Fit」へ。この曲もvocalと他の楽器たちの共演であり闘いのよう。田口さんはギターと共に倒れそう(^ ^)
「少年時代」は聞き慣れた"正調"で、姿勢を正して聴く。
ギターを持たない「海へ来なさい」で会場がしんみりしたあと、ギターに手を伸ばす陽水。イントロで客席に動揺が走る。おーー!
「傘がない」
恐らく万感の想いを込めて。マイクがないみたいに会場中にひびくその音量。"行かなくちゃ" 井上陽水が利尻島のみなさんに送る歌。バンドも感情を全部吐き出すような熱量。
しばし呆然。やがてアンコールを求める拍手に参加。拍手がとっても揃っていましたね!
ゆっくりと現れて陽水は「ありがとうございます」と言っているらしいが、もう聞こえない。立ち上がる人はどんどん増えて手を叩く音も大きくなって、陽水の声が叫ぶとバンドも叫んで「夢の中へ」がとうとう終わり。誰も気づかないうちに客席の灯りがついていたのだった。
"旅"は終わりました。知らない場所ならどこへでもゆきたいわたしに、こんなに嬉しいツアーはない。感謝感謝です。陽水さま、そしてお邪魔した場所のみなさまありがとうございました。
もう思い遺すことはございません(いやいやまだ生きますけど、笑)
COMMENT
コメントを下さった方へ
ユーモアたっぷりなお名前でコメントを下さった方へ。
たぶん secret にチェックしているので公開されず読めないのです。
わたしが勝手に訂正して、みなさんに公開してよいでしょうか?
お返事下さい。前と同じにコメントを書いてくだされば、お返事はわたしに届きます。
気づくのが遅くてすみません。どうかお願いします♪