井上陽水 氷の世界ツアー2014
神戸国際会館こくさいホール 兵庫県神戸市
2014年9月26日(金) 19:00開演
大都会神戸で大大盛り上がり!
こんなアンコール見たことがない。
詳しくは後日。
セットリスト
01.Love
02.感謝知らずの女
03.娘がねじれる時
04.あかずの踏切り
05.はじまり
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう
12.待ちぼうけ
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ
17.リバーサイド ホテル
18.ジェニー My love
19.愛されてばかりいると
20.とまどうペリカン
21.海へ来なさい
アンコール
22.アジアの純真
23.夢の中へ
24.少年時代
25.いっそセレナーデ
Piano & Keyboard:小島良喜 Base:美久月千春 Drums:野崎真助 Guitar:今堀恒雄
Guitar:長田進 Chorus & Synthesizer:澤田かおり Chorus & Percussion:Lyn
(2014年9月28日追記)
会場の神戸会館は三ノ宮駅に近いのがありがたい。こんな立派な建物を震災のあとで建てたんですね。この日も青空にたくさんのちぎれ雲が浮かんで美しい。
わたしの近くに並んでいたご夫婦は「気がつかなくて遅くなったから2階なの」と残念そう。立聴券を求める長い列もあった。
1曲目が「Love」に戻って3曲終わってご挨拶のあとで、「氷の世界のアルバムを曲順どおりに・・」と言いかけたとき、わたしの後ろの席の方が、そのLPアルバムを掲げた。陽水は「そうそれ、ありがとうございます!」と。さすが神戸、おしゃれなアピールです。他にコールいろいろ、よく笑う女性もいて、楽しくなりそなうな予感。
この日も、♪「Route 66」でお年のご紹介。ついでに、「知ってます?」と ♪77 sunset・・・TV番組のテーマを。「こんな(昔の)話ができて嬉しい」「77ぐらいまでやれるといいんですが」と今日は聴く方にも目標ができました。
昨日の岡山と同様でMCが多い。珍しくご家族の話も。どうも日本の中の英語圏近くにおられるようで、今後MCが英語になったらどうしよう(笑い)
「白い一日」のあとだろうか。「こんなパブリックな場所で言ってはいけないことだが言いたい」と話し出す。「昨日読んだ本で悲劇と喜劇の・・・」そんな難しそうな本をライブの日に読むのだろうか?「悲喜劇というのもあって、どういうのかというとバスタブに入っていた男性がお湯を流して・・・」あははは。そういうオチだったのですね。話したい気持ちはわかります。
笑いましたけど。でも言わずもがなですよね、常識的には。そういうところが、「変わってる」のパーセンテージを上げるんです。逆に愛される理由でもあるのかも。
「その頃は曲ばかり作っていた。他に何を?九州にいた頃から付き合っていたひとがいたから、そういうことも。だから、いまうたうと何か・・・」と
「心もよう」
どの段階でだったか、この「氷の世界」ツアーで当時のことを次第に思い出すと言っていたが、そうなのでしょうね。そして思い出すことどもが細部にわたって来てあふれるのでしょうか。そういう陽水を見る聴くことで、このツアーはわたしにとっても特別なものとなっている。
会場を満たした観客の陽水に対する親近感はそれこそ溢れそう。それは陽水が言うように自分たちの青春の思い出が重なるからだろうか。それだけではない。
いまの陽水の醸す大きなものに、親しみと喜びを感じるのだと思う。
今日も「とまどうペリカン」に引き込まれて。なかなか「海」へ向かえない。
アンコール「アジアの純真」でみんな(多分)立つ。手拍子。歌い声もおきて、観客は「氷の世界」世代だけではないらしい。真助さんがみんなを見て笑う。澤田さんとLynさんが身振りで煽る。陽水は熱気に負けないように声をからして・・・・。そして「夢の中へ」
「少年時代」もゆれて立って聴いている人も多かった。そして終わると、座っていた人たちも一斉に立つ。もう一曲を求めて。おそらく2階3階から、立ち見の人たちから、同様の願いが舞台に届く。
「いっそセレナーデ」に歓声かため息かざわめく。
丁寧な終わりのご挨拶はスタンディング・オベーションに向けて。
みんな笑顔で聞く、見る、手をふる。
See you soon!
COMMENT
無題
「いっそセレナーデ」が始まった時の拍手は一体感というか、感動すら覚えました。
声の調子も良く、ご機嫌もよろしく最高のコンサートだったと思います。
いつもより演奏時間が長いと感じたのは気のせいでしょうか?
個人的には誕生日だったので「HappyBirthday」を期待したのですが…唯一残念なところです(笑)
次は大阪に行きます!今回は1階の後方からの観賞でしたので是非とも前方で観賞したいものです。
間もなくチケットが到着します。ドキドキです(^_^;)
No Title
こんばんは
お誕生日おめでとうございます♪
神戸ってあんなところでしたっけ?お上品な印象を持っていたので、意外でびっくりしました。「アジアの純真」を会場がうたってましたよね?
おかげで楽しかったです。
お話が長かったのかも。終わったのがちょうど9時半でした。
わたしの席は前のほうでしたが、“一体感”を味わうには後ろよりのほうがいいです。
大阪を楽しみにしています。
No Title
「心もよう」・・・
九州にいた頃に付き合っていた方との曲。
なるほど、と思いました。
タイムマシーン
そうですね。
陽水もそのタイムマシーンに乗って時を遡っているのでしょうか。
そしてわたしたちにとっては、いろいろな謎が解けてくるんですね。