今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   
カテゴリー「50周年「光陰矢の如し」2019」の記事一覧

井上陽水50周年ツアー 4/27八戸

井上陽水50周年記念ライブツアー
    光陰矢の如し~少年老い易く学成り難し~
八戸市公会堂(青森県八戸市)
2019年4月27日(土)17:30
八戸で陽水とお茶しました(^O^)

「座るとお茶でもという気分ですよね」
客席が近いせいかじかに話しているような雰囲気の陽水。
終わっての惜しむ別れもひときわの八戸でした。
あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
東へ西へ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
瞬き
海へ来なさい
心もよう
帰れない二人
(休憩15分)
女神
カンドレ・マンドレ  (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー
少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界
アンコール
御免
夢の中へ
傘がない
26曲(今夜の白パネルの表示により)
 
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織

(4月29日追記)

八戸は雪かもという予報だったが小雨が降ったりやんだりの程度で。


陽水は挨拶で「桜の情報を気にしていたが、終わったのかこれからなのかよくわからない」「花筏……」とも。よく聞き取れなかったがいい言葉ですね。



6曲終わって椅子にかけ「座ると落ち着きますね。お茶でもいかがという感じで」(引用は不正確です)


最初はタイの話かな。旅行先で聞いて『瞬き』のヒントを得たと、何度かその曲を歌おうとギターを弾くが「なぜ歌えないんだろう」って、笑。



そうやって作った『瞬き』と続く『海へ来なさい』は雑念を追い払って耳をすませ、繊細に絡み合う楽器とコーラスも逃さずに聴く。



「ここで生まれ育った人」の拍手に「意外といらっしゃいますね」「東京などへ出た人もあるだろう、ぼくも福岡から東京へ」と 『心もよう』へつなぐ。


先日、その曲の前に、浪人中の話の中で「恋をしてました」と聞いてから、上京した陽水がその故郷の恋人に手紙を書いている姿が浮かんでしまう。


“季節はめぐりあなたを“変えてしまうし、”私“もさみしくて手紙を書くけれど気持ちは複雑。


東京では、曲をつくっては録音したり、ミュージシャンの友だちもでき、“エキサイティング”に暮らす中で覚える郷愁またはうしろめたさもあっただろう、などと想像はふくらむ。



場合は違っても誰にもある気持ちだろう。だからこの曲は好まれたのかもしれない。遠くで聴くとことさらに沁みます。



アンドレ カンドレという名のいわれなどを聞きながらまだそんなことを


思っていたら


♫もう星は帰ろうとしてる~


あーあ、今日の清志郎さん話は何だったのかな。そういえば連休中に《ロックンロール ショー》がありますよね。今年で10回目で最後とか。もう10年も経ったのか…。


また横道に逸れた。いけない聞き手です。幸い、休憩を陽水が告げてる。ここで気合を入れなおそう^_^



「休憩はいかがでしたか?」


戻ってきた陽水が言うと「よかった!」と男性の声。「よかったよね」と陽水(^^)「もっと増やそうかと」笑。


こんなふうに舞台の人と客席の人が普通に会話していた。「さっきのはタイで、次のは自宅で」「はいはい」という調子。



でもメドレーが終わって、マイクをスタンドから外した陽水はよそ行き言葉で「もっとも多くの方に聴いていただいた……」だったか。お礼を述べながら。


マイクを持って上を向いてうたってくれる「少年時代」が嬉しい。二階の時さみしかったもの。



この夜の「傘がない」はまた凄かった。聴くたびに思うことだがまだそんな声があったのか‼︎


そして最後はなにか諦め?が込められていたように、ため息のように「かさがない~」


ドラムが最後を打ち上げて。



終わりましたね。


まるでツアーの最後を聴いたような気持ち。


八戸のみなさま、ありがとうございました。




井上陽水50周年ツアー 4/26 岩手

井上陽水50周年記念ライブツアー
    光陰矢の如し~少年老い易く学成り難し~
岩手県民会館(岩手県盛岡市)
2019426日(金) 18:30開演  雨ときどき曇り
寒い寒い。
鞄にある衣類を全部着てホールへ行ったが、熱気にだんだん脱ぐ始末^_^
嬉しい嬉しい嬉しい 「クレイジー ラブ」
その辺りから危なかった涙腺が……
あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
東へ西へ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
瞬き
海へ来なさい
心もよう
帰れない二人
(休憩15分)
女神
カンドレ・マンドレ  (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー
少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界
アンコール
クレイジーラブ
夢の中へ
傘がない
26曲(今夜の白パネルの表示により)
 
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織



前夜から盛岡を襲った寒気はさては陽水一味が連れて来たのか。ご挨拶を聞いて笑う。


ほんとに寒くて雨も降って、窓から外を見ながら躊躇していたほど。決心してバスに乗り市役所前で降りて人波について歩く。大勢の中で少し気持ちが暖かい。みんな県民ホールに行くんだね。



「開かずの踏切」で手拍子、「アジアの純真」でもっと大きくなる。昨夜からの寒さとさみしさが消えてうきうき。ああ来てよかったと思う瞬間です。



祝!「青空、ひとりきり」健在!


いったん終わったようでまた最初のイントロで嬉しいところが好き(そんなところなんか、笑)



今夜はトークがかなり聞けたかな?


最近記憶が~みたいな、免許証更新時のテストの話とか、浪人2年半でこれではいけないと曲を作ってラジオ局に持っていった話とか。


この話、いきなり渋谷の青い森に飛んで(何年後や!)曲の都合上仕方がないとはいえ残念^_^



えーと、時間がないのでわたしも飛ばしてアンコーへ。冒頭にも書いたように嬉しい一曲目。メドレーで口惜しい想いをするせいか、好きな曲をフルで聴けると嬉しさあまって泣きそうになったところへ、次の「夢の中へ」で二階三階で手を降っているのを見て涙、でした。



なぜか、今夜は「傘」はないかも~なんて思ったが、そんなことはない。


おおー!の歓声に応えて。冷たい雨が心にしみました。







井上陽水50周年ツアー4/22横浜

井上陽水50周年記念ライブツアー
    光陰矢の如し〜少年老い易く学成り難し〜
神奈川県民ホール(横浜市)
2019年4月22日(月)18:30開演  曇り


アルバム「氷の世界』からのシングル曲を決めるエピソードを聞き、
つづけてそのA面 B面を聴く幸せ!
気持ちのこもった「心もよう」もこころに沁みました。



あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
東へ西へ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
瞬き
海へ来なさい
心もよう
帰れない二人

(休憩15分)

女神
カンドレ・マンドレ  (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー

少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界

アンコール

移動電話
夢の中へ
傘がない

20曲(メドレー7曲を1曲として)
 
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織


(4/24 追記)
《陽水人気過熱》
開演前のスクリーンに最初に大きくそう出ると、現在のことか!と思ってしまう。過去の記事の見出しらしいが、そう思うほど井上陽水の名を見たり聞いたりする昨今です。
ツアーが始まって東京2日間も終わり、ライブ評も色々出て好評。sns界でもいつものツアーより投稿がめだつ。
数日前には逗留先で妹と娘が『SONGS』を観たからか陽水論を展開していて、あれあれ?うちも陽水ブーム?
そんなお宅があちこちにあるのかもしれない(^^)
前半、椅子に掛けると、何を話すのかと見つめるのは我々の常で。「ためになる話はしませんよ」というまでもなく、笑う気で待っているのです^_^
「実は笑い上戸なんです」と娘さんの結婚式の話で笑わせて「曲も聞いていただかないと」と『瞬き』へ。(引用は短くカットや意訳もしていて不正確です。今後も)
三曲目に『心もよう』のイントロを聴いたとき、今日はA面か、と知ったかぶりして思ったわたしは浅はかでした。
A面にその曲を推して決めたのはディレクターで、ぼくたちはもう一曲のほうにしたかった。これからうたう曲です」
大ヒットアルバム『氷の世界』の出る(197312月)3ヶ月前の先行シングルのことですね。(また知ったかぶり)
このツアー初めての『心もよう』が、こんなふうに登場し、しかもB面も続けて聴けるとは!
そのアナログ盤のシングルを、リアルタイムで聴いていたファンの方々の感慨を想像する。陽水も思い出しますと。
最初から声援の多い会場はメドレー7曲からますます盛り上がる。大抜擢?の『夜のバス』にも大きな拍手。
そして「最後の曲は、作ったときは歌詞がわからない、書きかえたらと言われたが、やっと我を張って通した。この辺からわけがわからないという世界が始まってる」
歌詞が変わらないでよかったです『氷の世界』!
横浜でも一階は当然のように立つ。若い女性が後ろから通路を走ってきて、何度もスタッフに押し戻されていたのはアンコールのときか。
アンコール。『移動電話』に目を丸くして「えーーー!」と。
最初からフレンドリーだった今日の陽水の、気持ちがゆっくり会場に広がってゆく。
『夢の中へ』は途中からハンドマイクで。右側も左側も真ん中もみんなが歓迎して弾んで。きっと二階も三階も。
楽しかったです横浜!
『傘がない』でまた心揺すぶられて、高揚したまま帰ったのでした。

井上陽水50周年ツアー 4/18東京2nd

井上陽水50周年記念ライブツアー
光陰矢の如し〜少年老い易く学成り難し〜
NHKホール (東京都 渋谷区) 2日目
2019年4月18(木)18:30開演 晴れ ほぼ満月

おかえり! ♫たのしいことなら・・・

またこんどね♫かぜのことばに・・・

アンコー3曲め、陽水がギターを構えると、うぉー!と歓声。
異常な?盛り上がりの東京は渋谷のNHKホールでした。


あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
東へ西へ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー

瞬き
海へ来なさい
いっそセレナーデ
帰れない二人

(休憩15分)

女神
カンドレ・マンドレ (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー

少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界

アンコール

御免
夢の中へ
傘がない

20曲(メドレー7曲を1曲として)

ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織


(4月19日 追記)
今日は一階席で、舞台に向かって左30度。ギターを弾く陽水とみつめあえる好ポジション。ただしPのつく列から数えると20列ぐらいか(笑)

前半「瞬き」からは、椅子に掛けて曲紹介をしながらというコーナー。話が途中で行方不明になっても笑いを取るってさすがです^_^
清志郎さんの名が出るとパチパチと拍手。この共作の話題はみなさん好きなんですね。わたしもです。

後半のオープニングは『ブラタモリ』のオープニング曲。
続いてメドレーのこと。

「アレンジや色々はツアーの音楽監督でもある星勝がやってくれました。東京へ来て初めて音楽のことを相談して以来ですから、50年以上の付き合い」(引用は不正確です)
その星勝氏とホールのドアを出た通路ですれ違いました。

「最初は処女作から」と紹介される曲、きちんと演奏されるのはこのツアーが初めてではないだろうか。かわいいですよね。ほほえんで聴く、その頃を想像しながら。

メドレーが終わるあたりから、客席が熱気を帯びてくる。陽水も「リバーサイド ホテル」でリズムを刻んで弾んでいる。音楽が身体から湧いてくるみたいだ。

『氷の世界』では当然一階みんなスタンディング。
「コンサートのたびにほとんど毎回演奏している」「50年も続けられるキッカケになったアルバムのタイトル曲」と大急ぎで^_^(引用は不正確です)


今夜も最後は『傘がない』!

「よく声が出るのね、いっぱいうたっても」
「あんなに汗をかいて大変でしょうに」

帰り道の空には明るい丸い月。

















井上陽水50周年ツアー 4/17東京1st

井上陽水50周年記念ライブツアー
光陰矢の如し〜少年老い易く学成り難し〜
NHKホール (東京都 渋谷区)
2019年4月17日(水)18:30開演 薄曇り


満員のNHKホールに大きく響き渡る
「5月の別れ」
聴きほれました。

絶好調!

この大きさに何度驚けばいいのでしょう。


あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
東へ西へ
5月の別れ
新しいラプソディー

瞬き
海へ来なさい
いっそセレナーデ
帰れない二人

(休憩15分)19時37〜

女神
カンドレマンドレ (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー

少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界

アンコール

御免
夢の中へ
傘がない

20曲(メドレー7曲を1曲として)

ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織


(4月18日 追記)

今日の席は中央ブロック、ただし二階。ステージの奥にいるドラムの山木さんもベースの美久月さんもよく見える。音もバランスよく届く。安心して聴けるバンドのみなさんです。

「5月の別れ」
ツアー開始4公演目で5曲目が変わる。ゆっくりと穏やかな、でも力強い歌唱が広い場内を満たす。こんなにいい歌だったのか!諭されました^_^

来る曲があれば去る曲もあるわけで、何もあの歌が消えなくても…とさみしいが、どの歌がなくても誰かは嘆くだろうから仕方がない。

次が「新しいラプソディー」!
もう終わりが近いのかと思うような曲揃いだ。セットリストを掲示する白パネルには曲数20曲と書かれているが、体感曲数はコンサート2回分だと思う。お得といいますか、笑。

スクリーンに上映される曲たちを見て気づいたが、今のラインナップに昔からのファンに人気の「心もよう」がない。大きな隠し玉がゴロゴロしてるわけですよね。期待は膨らむばかりだ。

そんなことより問題は今日の歌たち!
聴くほうも気が抜けないというか、圧倒されたというか、ため息をつく。

声を出しきるようににうたわれた
最後の「傘がない」では涙が滲んで。

アンコール前かな?スクリーンに映し出される凝った画面、最後に大きな鳥が飛び去る。
あたかも今日会場を覆った陽水のように。











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