今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水コンサート2016秋 10/18 岡山

井上陽水コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」
岡山市民会館 (岡山県岡山市)
2016年10月18日(火) 19:00開演 晴れ


    晴れのくに岡山と聞いていたが、こんなに暑いとは!しばらく寒かったのでことさら驚く。昨日も今日も晴天です。
オーチャードホールの好演を聞き、昨日から待ちかまえていたわたし、暑い中を歩き疲れてぼんやり。こんなはずではなかったのに。

    昨夜?岡山着らしい陽水は、「朝散歩して後楽園まで行った。帰りはまあ路面電車で。100円なんですよね、ほかの路線は140円」とにわか岡山市民ぶり(^.^) 続いているんですね、お散歩。今朝は暑かったでしょうに。でも体調は万全の様子。

    休憩明けに今堀さん、長田さんと並んで椅子に掛けて、まずBob Dylan のノーベル賞受賞を祝う。(ここで、やった!聴けるかも と思う)そして、「コメントがないでしょう?連絡がつかないらしいですね」(引用は全て不正確です) 気になっているんですね、我々大衆と同様に。

    とりあえずセットリストです。続きはまたいつか。


移動電話
カナリア
Make-up Shadow
覚めない夢
ラブレターの気分で

黄昏のビギン           以下5曲「UNITED COVER 2」
リンゴ
女神                         オリジナル ブラタモリ(NHK)オープニングテーマ
瞬き                        オリジナル ブラタモリ(NHK)エンディングテーマ
あの素晴しい愛をもう一度

休憩15分

Knockin' On Heaven's Door (Bob Dylan) ギター3人で
Just Fit                                                        同上
リバーサイドホテル
嘘つきダイヤモンド
バレリーナ
My House
氷の世界
海へ来なさい

アンコール

渚にまつわるエトセトラ
夢の中へ
夏の終りのハーモニー

21曲


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:Lyn cho:fasun


(以下はおまけ というか、昨日書いておいたものです
熊本の当時「崇城大学ホール」をご存知の方なら驚いたと思う。この岡山市民会館がそっくりなんです。それもそのはず、設計者が同じなのだそうです。変わった形なのでわたしも気付いたわけなのですが。
佐藤武夫という建築家で建築音響の先駆者ですって。熊本市民会館いまは「シアーズホーム夢ホール」が1967年、岡山市民会館が1964年。新潟県民会館や旭川市庁舎もこの方の設計だそうです。

写真上が岡山市民会館 下が熊本市民会館

なお、熊本市民会館(シアーズホーム夢ホール)の大ホールは震災後休館。会議室などのみ開館の様子です。












(10月20日追記)

    10/12の公演でBob Dylanをカヴァーしたのは、そのオーチャードホールで今年の春Dylanの公演があったからと聞いている。翌日13日ノーベル賞受賞発表!なんというタイミングだろう!(それをいうならわたしだって、少し前に映画「アイデン&ティテイ」テレビで観た、たまたま、笑)

    ともかく、岡山で陽水の唄う「Knockin' on Heavenn's Door」を聴けて嬉しい
    その前に説明あり。西部劇、ビリー ザ キッドの映画の挿入歌である事、Bob Dylanもちょっと?出演している事、撃たれて倒れたガンマンの瀕死のシーンで流れる事など。知らなかったので想像しながら聞く事が出来た。陽水は観たと言っていたけれど、随分古い映画なのでしょうね。

    Just Fit ますます素敵!  ドキドキ  

この日の席は二階の三列か四列目、それも端のブロック。いっときは頂上まで登りつめたのに(笑)人生そのものですな〜明日の高知は一階の最後列のはず。巻き返しはあるのか。まだ開けてないくじを楽しみにしているところ。こんな事を書くと誰かの「そんな事を楽しんでるんですか!?」という声が聞こえそうです。

     二階はなかなかいいです。光の競演を楽しめる。My House だったか青い光が舞っていた。また、ステージ全体が見えてときには観劇気分も味わえる。

     バレリーナ。小島さんのピアノが世界を創る。その中で演じる陽水。リアルなはずはない世界がありありと存在して引き込まれる。止めていた息をふうっと吐いて自分にもどる。ロックに挟まれた異世界、圧巻です。

     ここの二階はかなり広い。階段状にずっと上まで列がある。
アンコール、陽水がどうぞ立って(だったかな?)と声をかけると、待っていたように、喜ぶように一斉に立つ。二階もみんな。なーんだ、みんな遠慮してたんですね。
    最後の曲を立ったまま聴いたとき、見上げたその眺めといったら‼︎

    岡山のみなさんもとっても聞き上手 ですね。「夏の終りのハーモニー」一節終って拍手も決まって、気分が上がる。最後に小島さんがまだ弾いている間に拍手が起こるが、それだって合奏のようなんです。

     東京だって岡山だってどこだって、陽水とめくるめくメンバーといい観客のいるところには素晴らしいコンサートがあるんですよね。そんな事わかりきっていたのでした。*\(^o^)/*





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  • by サウスポー
  • 2016/10/19(Wed)18:27
  • Edit
>システムエラーか何かで更新できなくなったんです。終わってもよかったのですが、しばらくしてまた書きたくなって前と似たタイプで見つけたのが「忍者ブログ」でした。で、(忍)なのです。

なるほど。これで理解できました。

>宮沢賢治の詩を皮肉っているのに、故郷で歌うので驚いたという意味ですよね。違ってたらごめんなさい。

そうです、はい。
ほかに例えたら、福沢諭吉の故郷で、『学問のすすめ』を皮肉る曲を歌うようなものでしょうか。いや~凄いですね。曲名は『ワカンナイPart2』とでもしましょうか。

>「雨ニモマケズ」の心は尊重している気がするんですよね。

さきさんは、わりと肯定的にみておられますね。私は、陽水さんは本当に「わからないですねぇ~」と突き放しているように感じるんですよ。(^^;;
 同じ陽水ファンでも、感じ方が違いますね。でもなんか面白いですよね。

> その上で、こんな時代の今ならどううたいますか?と問うているような。
どうでしょうか?

難しい質問ですね、ちょっと考え込んでしました。宿題にさせてください。

さきさんとサウスポーの「ワカンナイ論争」の始まりであります。


No Title

  • by とまどうみかん
  • 2016/10/19(Wed)19:30
  • Edit
岡山、いい感じのセットリストですね。
さきさん、ボブ・ディランを聴けてよかったですね。

サウスポーさん、横入り失礼します。
私は、2007年の盛岡で「ワカンナイ」を聴きました。
ライブ前に「いーはーとーぶアベニュー」に行ったので
岩手で「ワカンナイ」を聴けてうれしかったのを覚えています。
周りの地元の人たちの反応は「???」「??」
東北の人は、1曲ごとに熱い反応をするので、よけいにそう感じました。

陽水が賢治をリスペクトしているからこそ岩手で歌ったのだと私はそう思いましたが、
受け手は「何を言ってるのだろう?」と言う反応だったので、この曲に関しては地元では歌う前に一言あったほうが良かったのかもと感じました。

陽水の詞って、受け手が自由に感じてくださいという感じの詞が多いので、私は長い付き合いのファン友達とも
解釈が違うことがほとんどです。
自分自身も解釈が変わることがあって、ライブ中にふいに歌詞の意味がわかって、泣けることもあります。

陽水がご自分の詞について、これはこういう意味だと説明するのは聞きたくはありませんが、ほかの人のカバー曲について、説明してくれてから歌ってくれるのはうれしいです。
長々と横入り、失礼しました。

「ワカンナイ論争」

  • by さき
  • 2016/10/19(Wed)23:53
  • Edit
こんばんは
実は論争大好きな さき です。特にユーモアのある方とは楽しいです(^.^)
「学問のすすめ」ときましたか!凄いですね。陽水も手に余ると思いますよ(^。^)
告白すると「ワカンナイ」については実はカンニング?しています。陽水の詞集「ラインダンス」に沢木耕太郎氏が寄せている文章を、数ヶ月前に氏のエッセイ集で読んだのが頭にあったのです。氏は「アメニモマケズ」との関係では確か"アンサーソング"とだけで、むしろ「きみ」はいろんなふうにも取れると書いてあったように思います。
でも、肯定的な受け取り方はおおいに影響を受けていると自分で思います。

みかんさん 横はいり大歓迎!そしてありがとうございます。
岩手県の方々の受け取り方には気づきませんでした。どうもわたしは、自分が思っているように他人も思うと勘違いする傾向があります。反省^_^

いい観点からの指摘をありがとう‼︎

わたしも陽水の詞に正解はないと思うほうです。陽水の作ったときの想いと違ってもいいとも思います。

ケースは違いますが、今日の高知ライブでのこと。
ボブ・ディランの「天国への扉」をまた唄ってくれたのですが、その前に、原詩を読みながら一節毎に訳してくれました。キッチリ整った形ではなくて、話しことばで。
ステキだったし、理解できてありがたかった。
おそらく、その曲をより理解して聴いて欲しいという気持ちからでしょうね。
ちょっとみかんさん説に通じるものがある気がして…


No Title

  • by 岡山の用水
  • 2016/10/22(Sat)14:11
  • Edit
ご無沙汰しております。
3月の広島公演でコメントさせていただいて以来です。
私も18日の岡山公演、参加しておりました。
3月の広島での小島さんの「カキ、カキ、カキ」は、今回「モモタロ~」になってました(笑)。
恐らく各会場で、ご当地の関連の単語に変化させてるんじゃないかと推察しております。
圧巻はアコギ3人のみでの「Knockin' On Heaven's Door」と「Just Fit」 !
プロのテクニックによるアコギサウンドの魅力に痺れました。
今回も本当に良かった!

岡山の用水さま

  • by さき
  • 2016/10/22(Sat)20:57
  • Edit
こんにちは
コメントありがとうございます!気付かずにすみません。

「モモタロ〜」
そうだったんですか、可笑しい(^。^)モモでいいのに(笑)

岡山では運動公園にある旧「岡山偕行社 」とか朝日高校の書庫や旧柔道場を見学しました。高校は周りが石垣でお城みたいに広かったです。

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