井上陽水50周年記念ライブツアー
『光陰矢の如し』〜少年老い易く学成り難し〜 (2019年秋)
ロームシアター京都(京都府京都市)
2019年11月12日(火)18:30開演
井上陽水ご一行様
遠征のファンの皆様
京都へようこそ!
だいぶ色付いてきた紅葉もお楽しみくださいませ。
アンコールのとき周りを見たら、みんな笑って手を叩いてる。本当に嬉しそうに!京都でこんなに…?何が起きたのでしょう。
楽しい嬉しい満月の夜でありました。
皆様に良き眠りを!
あかずの踏切り
アジアの純真
Make-up Shadow
東へ西へ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー
瞬き
海へ来なさい
いっそセレナーデ
帰れない二人
(休憩15分)
女神
(メドレー)
カンドレ・マンドレ
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー
(メドレー終わり)
少年時代 (ハンドマイクで)
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界
アンコール
御免
夢の中へ
傘がない
26曲(メドレー7曲を1曲として)
ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織
(11月13日追記)
ようこそ!などと書いたが実はこの日に京都に着いた。車窓の晴れ渡った空に膨らむ期待と共に。
会場に入ると周囲はこのツアー何度目かのような雰囲気。春の部で大阪で2日神戸でも一回あったし春も名古屋で始まったから何回目かの方が多いのかも。
京都は3年目とのことだが、陽水も途中でプライベートで訪れたそうだし聴くほうもそんな訳で久しぶり感より親密感がある気がした。
コメントにいただいているように、一曲目うたい始めたばかりで絶句。でもそのままバンドに乗って続けて難なく次へ。
3曲終わって「京都は3年ぶり。いろいろ変わりましたね」とご挨拶。
ご当地話はもっと後で色々。
京都の良さがわかり始めたとのこと。
また来てくださいね♪
サプライズはない今宵のメニュー。
4、5曲目は何度聴いても嬉しい定番曲。今だけの音、今だけの声。
6曲終わって椅子が用意される。
ギターを弾いて何回かうたっている英語の曲。
「まあ、なんとか形になってきた」
以前「練習している。ツアーの終わる頃には披露出来るかも」と聞いたような気がする。練習、笑。
あれだ!と知ってるフレーズがあるがいつもタイトル思いせない。
「昨日来て電車でホテルまで行きました」と自慢気(笑)
(当たり前、子どもじゃないんだからというツッコミを抑えて話を聞く)
「どうしてそんなことができたかというと……」
プライベートで京都に来たのは、半年ぐらい前で、いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの『見仏記」の仏像を見るため。京都駅から近鉄一駅のその東寺に行くためにSuicaを持ったという話だったかな。
常々、陽水はSuicaやPASMOの存在を知っているのか疑問だった。そうですか、やっと入門したんですね!日本中で大部分の電車ところによりバスにも乗れます。
「瞬き」「海へ来なさい」「いっそセレナーデ」「帰れない二人」
何回か書いているように、このコーナーはいつも聴きどころです。でも話が多くてたくさん笑ったり。
「海へ来なさい」ギター今堀恒雄 コーラス佐々木詩織
そうそう、「曲はチャチャっと作っていた、こんなふうに」と、よく覚えていないがたぶん、京都祇園の路地に人が多く、芸妓さんや舞妓さんが近付かれて困るという話から
♪いっそ祇園の周りを囲んでディズニーランドみたいに入場料とったらいかが (まったく正確ではないです)
「帰れない二人」の前には、アルバム3枚目になると曲が足りず、誰かと一緒に作ったら?と大先輩に言われ→言われたもうひとつの例へ。
「心もよう」の最初の歌詞“せんろのわきにくさがある”(一部分)などを紹介。
休憩後は「女神」から。[ブラタモリ]で何度も京都へ来たタモリ さんの話など。京都の知識が自慢気だとか、笑。
立ってマイクを持ってステージを歩く「少年時代」。
「こうしてお客さんに近づくには仏像に手を合わせるのと同じ。救ってもらいたいから」(なんて言って)
席は奇跡のひと桁列。ステージまでは7、8メートルあるとはいえ、念願の目の前でうたう陽水!喜びをお仲間とシェアいたしました。
「最後のニュース」ドラムス山木秀夫 コーラス稲泉りん
「夜のバス」ギター長田進 ベース美久月千晴
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もう終わろうとしてるな。
どんなだったのか、陽水の調子は?コンサートは?
MCばかり書いてるのは、よほど悪かったのか!
そんなお叱りが聞こえそうです。
とんでもない!
もうコメントで、最高とお言葉を頂いていますし、辛口関西ファンの皆様も喜んでおられる様子なので安心して手抜きしました。MCが多かったですしね。
ツアーも終盤、そろそろお疲れ?という一抹の危惧を吹き飛ばす、素晴らしいライブでした。
アンコールの皆さんの幸せそうな笑顔がそのひとつの証拠。もうひとつは、「夢の中へ」の後の歓声の中しばし佇み、やおら合図しての「傘がない」。
そのとき陽水の胸の中に何があったのか。全てを吐き出すような「傘がない」でした。