今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水 椎名林檎トリビュートアルバムに参加

YOSUI INOUE OFFICIAL SITE にお知らせが出ています。
2018年3月2日

5月23日発売の椎名林檎さんの20周年記念アルバムに参加。
曲目は「カーネーション」とのこと。

どんな曲だろうと思って、聴いてみました。
あ、知ってる!
何年前だろうか、朝ドラ「カーネーション」のテーマでした。
渡辺あや作のこのドラマは好きで、録画して観ていたから毎日聴いた。
fullではなかったでしょうけど(^<^)

紅白でも唄われたのではなかったでしょうか。
雰囲気の好きな歌です。

楽しみですね♪



井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC 開催決定!

このようなお知らせがYOSUI INOUE OFFICIAL SITE に!
2018年3月1日午後(今日に限ってチェックしていなかったが、夕方?)

 向かい風に押し戻されそうな「春一番」にも驚いたが、この告知にもびっくり。
え?し、4月から?今日はたしかもう3月・・・。
そして会場にびっくり、タイトルにもびっくり。ROCK!

とりあえずということで、お知らせは4月だけなのだが、ライブハウス?
「着席してご覧いただけます」の但し書きはありがたいですし(微笑)
小さな会場で聴く というのはでもありますが・・・。

落ち着いて、六本木、川崎、渋谷3会場のキャパを調べてみる。
EXシアター 920席、クラブチッタ川崎 601席
duo exchenge  300席(!)
(着席の場合)
難関です。

ともあれ、よかった~お元気で。またライブがあるって。

運のない、クリックの遅いわたしに、一回でも幸運がありますように。

わくわくする”ピクニック”に参加できますように。








《この頃 妙で》

みんななんだかこの頃とっても妙だ
うっかり自分を失くしちゃってるようだ
君との楽しいハネムーンも
待って待ってと 延ばしたり
慣れてるはずの料理さえ
塩を忘れてしまいそうだ
親しいはずの友だちを
つい疑ってしまいそうだ

みんななんだかこの頃とっても妙だ
心配で心配で ただ心配で
さみしくてさみしくて たださみしくて
空も花も見えなくなってるようだ

その訳は その訳は

誰かこっそり教えて
誰かみんなに教えて
少しだけでも知らせて
もっといっぱい知らせて

Ahー誰かさん Ahー誰かさん

(へたくそな替え歌もどき、お咎めがありませんように(^.^))

井上陽水 38年前のインタビュー の謎

暇なので謎解きでも。よろしかっらたお付き合いください。

 YouTubeという無料視聴のシステムがどうして成り立っているのかわからないので、おずおずと、でもありがたく拝視聴している。昨年のいつか、どなたかの紹介で聞いたものもわたしには貴重な録音だった。

  ラジオで放送された列車内での「井上陽水インタヴュー」だった。放送は1980年2月11日とのこと。インタヴューといっても聞き手はプロの方ではない様子、普通の車内の二人の会話という感じ。相手は誰だろう?いつだろう?どこだろう?手掛かりは、放送日、列車の音、話の内容。

 陽水がこんな話をしている。「昨夜の市民会館でとった出前のうどんでさえおいしい」と。だからその次の日に博多から乗った列車の中ということ。東へか西へか。ここでいつか「ギターと着替えと歯ブラシを持って」上京した時の話を思い出す。「汽車か電車か。多分もう新幹線があったと思うが」と。調べると山陽新幹線は1975年に博多まで開通した。じゃあゴトンゴトンという音や汽笛が聞こえるのは九州内の汽車だろう。どこへ行くのだろうか。

 放送日より1年ぐらい前まで、まず井上陽水の公式サイトのPROFILEを見るがヒントはなし。そこで思い出したのが40周年記念に出版された『井上陽水 FILE FROM 1969』。ツアー グッズとしてもとめたのだろうか。厚いので読んでいなかった。
 放送の前年1979年の頁を開くとそれは見ひらき2頁の写真。その年の社会の出来事、biography そしてありました「陽水1979 ON TOUR」のスケジュール!
 9/17福岡市民会館、9/18熊本市民会館。これだ!次の会場熊本へ向かっているのだ!このインタヴューの日は「昨日の天気が嘘のような」雨降りの1979年9月18日と決定してよいだろう。そうわかると、聞き取りにくかった次の?駅のアナウンスが「久留米」と聞こえた。

 このインタヴューがその時期だという根拠は、もうひとつ。会話の相手X氏が「いま出てるあの"なぜか上海"……」 と言っている。シングル「なぜか上海」79年8月5日発売。

 さてX氏はどなただろう。上記の博多のうどんの件では「東京のは黒い」と同意の口ぶりのように聞こえる、東京の人ではない?
 インタビューアーなのに、陽水のほうが敬語で、お茶など「何がいいですか?」と買ったりしているんですよね。
 また、X氏は陽水に近い方ではないか。推測の根拠。陽水「旅は嫌い」X氏「でも今度ので旅のこと歌ってるじゃない」陽水「今夜ってヤツですか?だからあれもチューリップじゃないけど心の旅みたいな気持ちで…」
というやりとりがあるが、「今夜」が収録されているアルバム『スニーカー ダンサー』の発売は1979年9月21日で、この時点でまだ店には出ていないのだ。

 結局人物は謎のままなのだが、わたしにはこの「今夜」についての会話も大きな収穫。
♫ひとつ金を探しに旅に出ようか 今夜
このフレーズは何を暗示しているのだろう?じゃあ旅って?金って?(ちなみに「金」をずーっと「鐘」だと思っていた)
この歌も謎だらけと思いつつアルバムで「今夜」を聴いた。そのわからない詞が好きです(読み間違えていたくせに、笑)。

(ここからが実は本題です)
 さて『FILE FROM 1969』という424頁の書籍だが、見開きの写真頁の次は YEAR STORYとして、毎年1頁、40年分を田家秀樹が書き下ろしている。この1979年は田家氏の解説の他に、『スニーカーダンサー』とその前の『white』との違いについてのアレンジャー星勝のコメントやベースを弾いていたという高中正義のギター起用のことなどなど。こんなふうに毎年様々な切り口で構成されていて、この頁を読むだけでも興味深い。

 続く頁では、発売されたディスクと収録曲、発売ディスクへのレビューもたくさん掲載されて、実に色々な人が色々なことを書いている。毎年ではないが、ある会場のコンサートのセットリストもある。対談も盛り沢山、忌野清志郎との対談も面白い。また、黒田恭一の『スニーカーダンサー』リリース時の文章はいま読んでも、いやむしろいま読むと意味深い。陽水自身の作品もある。
 ピックアップも編集も大変な作業だったでしょうね!今まで積んでおいてすみません。

 当初の目的も忘れて毎晩次々と頁をめくった。果ては自分の陽水歴の確認もほぼできたというオマケ付き。あの日テレビでライヴの録画放送を観たのが始まりだったのだ。

『井上陽水 FILE FROM 1969』 TOKYO FM出版 2009年5月2日 初版

(もうすぐ50周年だから再版はないでしょうが念のため書いておく。1982年の項。『Lion & Pelican』の収録曲に「リバーサイド ホテル」が抜けています)

金田一秀穂✖️井上陽水 対談 NHKラジオ

金田一秀穂先生との対談
NHKラジオ深夜便 2018年1月3日(水)23時〜4日1時
「謎解き うたことば 新春スペシャル」

 番組の始めに陽水を「神様のような方」と紹介した日本語学者金田一秀穂氏は、肩書きからの想像に反して、柔らかな感じの方という印象。陽水は被告席にいるようだと言っていたが、氏は検事としてよりまるでファンが陽水の歌を聴いて感じたことを話し、無邪気に質問しているような雰囲気だ。

 弁護側であるはずの私たちが「答えになってないでしょ!」とつっこむような応答も厳しく追求せず笑って聞いておられ、とても楽しく伺いました。
 ロバート キャンベル氏との対談の場合は"英訳"という枷があるから、白黒つけざるを得ない場面もあったと思う。でも今回はグレイはグレイのままと検事も理解されていた、というか、"いい加減なステキさ"を一緒に楽しんでいるようでさえありましたよね。

 対談を声で聞くというのは、ちょっとしたことばのニュアンス、言いまわし、選択に迷う“間”などをも聞く機会だから、うっとり浸っていればよい。無理に文字にする必要はない。
 ただ印象的だった例のひとつ。金田一氏は「少年時代」の『風あざみ」についての話題で
♩な~つがすぎ ラララララ
に「あてはまることばとして、"出てきた"」という陽水の説明に、
「赤あざみ」や「白あざみ」は思い浮かばない?と例を挙げて質問された。
 陽水がそれぞれをうたってみるのを聞くと一目瞭然、じゃなくて一耳瞭然(?)、陽水も言っていたが、「風あざみ」が実際にあるとかないとかいう次元の問題ではないことがわかる。金田一先生さすがと思いました。

「なにかが違うんですよね、きっとね。その秘密がわかれば……」と金田一先生も言われるように、最大の謎は解かれないまま。それは、「曲を作る理由」は、締め切りがあるから、レコーディングのスタッフを待たせてるから等々と繰り返す井上陽水が、なぜ神様または巨人として存在するのかという謎。これは、"神のみぞ知る"という領域なのでしょうか。

 この「ラジオ深夜便」は初めて聞いたが、天気予報で各地の日の出の時刻を知らせるんですね。なぜわかるのだろう?基準はどこかから太陽が上がる時刻?海?誰かがどこかで見ていた平均値?まさかね笑。幾つになっても知らないことは沢山あるなぁ。

 知らないこと、と書いて思い出した。
 陽水が300年は生きて世界の変化を見たいと言っていた。すごい好奇心と感心したのだが、昨夜NHK大河ドラマの一回目(一回だけで毎年挫折する)を観て300年という長さを実感し、驚嘆したのだった。だって人生300年なら、主人公の少年は今はまだ中年?で、テレビを観ているわけですからね。

謹賀新年 2018‼️

医学の進歩で段々若返るという陽水さまの予測がどうか的中しますように(^。^)

2018年1月8日 きさら先

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