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今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水コンサート2015 11/9 小樽

井上陽水コンサート2015 「UNITED COVER 2」
小樽市民会館 (北海道小樽市)
2015年11月9日(月)18:30開演


01.コーヒー・ルンバ
02.ダンスはうまく踊れない
03.飾りじゃないのよ 涙は
04.鍵の数
05.背中まで45分

06.シルエット・ロマンス          12 まで「UNITED COVER 2」
07.リンゴ
08.夜霧よ今夜も有難う
09.女神                 オリジナル 新曲
10.瞬き                 オリジナル 新曲
11.あの素晴しい愛をもう一度
12.夢であいましょう

13.リバーサイド ホテル
14.なぜか上海
15.青い闇の警告
16.氷の世界 「UNITED COVER 2」
17.とまどうペリカン

アンコール
18.クレイジー ラブ
19.渚にまつわるエトセトラ
20.夢の中へ
21.海へ来なさい


おまけ
遠くへ行きたい、こんにちは赤ちゃん、上を向い歩こう 少しづつ
嵐を呼ぶ男


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds: 山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho: Lyn cho:fasun


( 11月10日追記)
曇りか雨の予報だったのに小樽は晴れて暖かい。月曜日なのにかなり観光客がいる。わたしもだが。
午後札幌からの友と合流して、ブラタモリの予告にあったよ、という北一ホールへ。実況は来週のテレビのお楽しみ。
ブラタモリについては陽水も「しめし合わせたように」と14日の放送を宣伝?していた。わたしにとっては来る前に見たかったけれど。

小樽は12年ぶりとのこと。ホールはギッシリ満員で凄い歓迎ぶり!
ライブ前に行ったお寿司屋さんでも話題になっていた。小樽でお寿司って店がありすぎて難しいが、そこはサッポロさん情報&観光案内所カフェのマスターのお墨付きでラッキー(高いですか?いやそうでもないよ・笑)
お店に、芸能人なんですがと昨日の予約が入って、さては井上陽水!と期待して待っていたが......違ったのだけど、小樽に陽水が来てくれてるだけでもね!と盛り上がっていた。

客席からもヨースイ!ありがとー!とコールが飛び交う。
席は7列目ながらほぼ正面で視界良好。わたしの左右多分地元の方だがとても熱心そう。始まる前からいい感じ。

だから「夜霧よ今夜も有難う」も大喝采。カバー曲の中でいままで歌われなかった2曲のひとつ。石原裕次郎の歌ですね。
慎太郎裕次郎兄弟の父上はこの小樽で仕事をされていたので、この地で育ち後年もヨットをここに置いていた。そのゆかりで「石原裕次郎記念館」がある。と詳しいお話。なぜここに記念館があるのだろうと思っていたので納得。
前のカバー アルバムでも一曲カバーしましたと、
♪おいらはドラマー
そうでしたね〜「嵐を呼ぶ男」ライブでも聞きました。

着いた時の話で、空港から電車で来た時のアナウンスを真似ると、後ろの席の方が「よくおぼえてるね」と。省略すると小樽から先はICカードが使えないから、車掌さんから「現金を払って紙の切符を買ってください」紙の切符!

話は相変わらず面白い。無口の時代もあったが、いまは喋りすぎるというクダリではミュージシャン大笑い。
「リンゴ」のときになぜかブランドのシャツ買う話にそれたが、そんな服など全く縁のないフォークの頃、と見事に回転着地して心で拍手。

次々と話してはうたう陽水は楽しそう。カバーの部は勿論聞きどころだが、後半「リバーサイドホテル」からは客席の空気が変わる。来るぞ来るぞ、みたいな。
「あまりご存知ないかも」という「青い闇の警告」おそらく待ってた人もいるはず。わたしもそのひとり。
「なぜか上海」ここの海は日本海かオホーツク海か。あとで場違いですみません…みたいに言っていたが大歓迎です。
    アンコール「クレイジー ラブ」ライブバージョン大好き。
    ♪つきがわたしをゆるすなら・・・
「海へ来なさい」小樽の海は穏やかでした。
アンコールで立たなかったみなさんも立って拍手で見送る。振り返れば三階のバルコニーでも手を叩く姿。
外へ出たら雨。開演ちょっと前に降り出していたのだった。晴れ男陽水パワー及ばず?いいえ、パワー全部ライブに集結したのねきっと。
 



おまけ:  冒頭に書いた観光案内で陽水さんに会いましたよ。リアル陽水!
運河の北端から戻ってひと休みしていた。マスターは出かけるけどいてもいいよとどこかへ行ってしまった。すぐ側に観光案内の デスクがあり人が行き来している。
近くに立っている人が陽水だったので驚いて声をかけたのだった。
アシスタントの方なのか女性が案内デスクに話してるのを待っている様子だった。
 
列車でとか、ホテルのレストランでとか遭遇話はネットにいろいろありますよね。優しいとか紳士的とか書いている。でも昔どこかのホテルで友人といる時に陽水が前を通ったので思わず立ち上がったら、スタッフに遮られた。強力な通せんぼ。わたしたち噛みついたりしないのにって思ったな、あのときは。入り待ちとかのバリアもとても強い。
だから、どっちなんだろうと思っていたのです。
優しかったですよ、とても。ほんの数分だけど言葉を交わせてよかったです。
びっくりして敬意も示さず失礼の段重々お詫びします。
ここで詫びても届かないから、リアルもステキですよと褒めて好感度アップに貢献…できるかな?


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井上陽水コンサート2015 10/31甲府

井上陽水コンサート2015 UNITED COVER 2
コラニー文化ホール(山梨県甲府市)
2015年10月31日(土)17:30開演


速報ありがとうございます。自分が行ったより速い!
01.コーヒー・ルンバ      
02.ダンスはうまく踊れない
03.飾りじゃないのよ 涙は
04.ドレミのため息
05.背中まで45分

06.シルエット・ロマンス       以下(12)まで「UNITED COVER 2」
07.リンゴ
08.有楽町で逢いましょう
09.女神  (オリジナル 新曲)
10.瞬き  (オリジナル 新曲)
11.あの素晴しい愛をもう一度
12.夢であいましょう

13.リバーサイド ホテル
14.ジェニー My love
15.愛されてばかりいると
16.氷の世界        「UNITED COVER 2」
17.とまどうペリカン 
          
アンコール

18.アジアの純真
19.夢の中へ
20.いっそセレナーデ



Mさんありがとうございました!

「ドレミのため息」このツアーで初めて登場ですね♪
♪西湖で富士を・・・
富士山見えましたか?




Schedule

11/09(月) 18:30 小樽市民会館 (北海道)
11/11(水) 18:30 だて歴史の杜カルチャーセンター (北海道)
11/13(金) 18:30 オリンパスホール八王子 (東京都)
11/24(火) 18/30 鎌倉芸術館 (神奈川県)

12/04(金) 19:00 東京国際フォーラム
12/05(土) 17:00 東京国際フォーラム

井上陽水コンサート2015 10/29 伊東

井上陽水コンサート2015 UNITED COVER 2
伊東市観光会館 静岡県伊東市
2015年10月29日 18:30開演 薄曇り 終演後晴れて17夜の月


01.コーヒー・ルンバ
02.ダンスはうまく踊れない
03.飾りじゃないのよ 涙は
04.鍵の数
05.背中まで45分

06.シルエット・ロマンス    13 まで「UNITED COVER 2」
07.黄昏ビギン
08.リンゴ
09.有楽町で逢いましょう
10.女神 オリジナル 新曲
11.瞬き オリジナル 新曲
12.あの素晴しい愛をもう一度
13.夢であいましょう

14.リバーサイド ホテル
15.なぜか上海
16.青い闇の警告
17.氷の世界        「UNITED COVER 2」
18.とまどうペリカン

アンコール

19.渚にまつわるエトセトラ
20.夢の中へ
21.少年時代
22.結詞


おまけ
旅の宿 一番
吉田拓郎のカバー、「旅の宿」か迷った。でも有名すぎるから。
遠くへ行きたい、こんにちは赤ちゃん、上を向い歩こう 少しづつ
城ヶ島の雨 少し



ky & pf:小島良喜 bs:美久月千春 ds: 山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho: Lyn cho:fasun



2015年10月30日追記

  伊東は観光地東伊豆の入口でどちらかといえば通り過ぎる町。今回初めて町を歩いた。
  伊東市観光会館は町の海際にあった。ホールは一階と二階で1007席とか。舞台もあまり大きくなくて、眺めると機材がいっぱいだ。コード類がくねくねとある。よく踏んだりつまずいたりしないものだ。

  バンド演奏が始まって陽水登場。大きな拍手!黒っぽいジャケット、中は白いシャツ。二曲終わって脱ぐ。アンコールはブルーグリーンのシャツ。

  今日の席は一列目、奈良の興福寺で引いたおみくじの大吉はこのことか。緊張必須の席だが、幸い中央寄りの隣に布袋寅泰ふうの紳士がいた。大きいしビシッとしたスーツ姿で最初からノリノリ。舞台の注意をひきそうだ。それともお知り合い?しめしめと隠れてリラックス。

  どうもみなさん聞き耳を立ててるような気がするけど楽にして、といつものように陽水がいう。だけど聞き耳立てっぱなし。だってうたう声はもちろん話す声も生ですから。話に脈絡がなかろうと、長かろうと、城ヶ島が伊豆半島になくても構わない。朝までだって聴きますとも。白いシャツの姿も生々しい。あ、生々しいって陽水がどこかで使った形容詞を借りてるだけで他意はない。

  つまり夢の中の二時間半。陽水の調子?よかったんじゃないでしょうか、とっても。「青い闇の警告」のあとで「まだやる?」なんて客席に言ってましたもの、笑いながら。このホールいいですね、とも。とても観客と陽水の距離が近いライブだった。

  終わって気を取り直してあげたtwitterかメールかの返事に「なぜか上海お初ですね」とあって、「なぜか上海」をあそこで聴いたんだな、あの素晴しい「結詞」も現実だったんだなと思う。

  「少年時代」のあとでメンバーに合図もせず陽水がゆっくりと弾き始めた「結詞」!

  一生分の幸運使い果たしたかも。



Schedule

10/31(土) 17:30 コラニー文化ホール(甲府市)
11/09(月) 18:30 小樽市民会館 (北海道)
11/11(水) 18:30 だて歴史の杜カルチャーセンター (北海道)
11/13(金) 18:30 オリンパスホール八王子 (東京都)
11/24(火) 18/30 鎌倉芸術館 (神奈川県)

12/04(金) 19:00 東京国際フォーラム
12/05(土) 17:00 東京国際フォーラム

古本市で井上陽水

古本市で陽水に会った?いえいえそんな嬉しい話ではない。

  日曜日に旧水口図書館の古本市を応援に行った。水口は10月6日に陽水コンサートがあった滋賀県の守山のまあまあ近くです。
  収穫のうちでこの頁に書ける本は以下の三冊。最初の発行の古い順。
  A.ぼくの音楽人間カタログ 山本コウタロウ 1984年 新潮文庫
  B.バーボン・ストリート 沢木耕太郎  1989年 新潮文庫 (1984年 新潮社)
  C.日本ロック学入門 相倉久人  1986年 新潮文庫

  陽水ファンには、陽水辞典や陽水コレクターというような人が多い。陽水の詞を何でもたちどころに暗唱する人もまれではない。だから面白いと思った話も、ふんっ知ってるわい!と一蹴されてしょげるのだが、開きなおって気にしないようになった。わたしが面白ければいいやって。と予防線を張っておいて・・・。

  Aはタイトルどおり山本コウタロウの交遊録で、ミュージシャンたちの短いエピソードを並べたもの。陽水については二頁半ほどでタイトルは
  『ぼくだけが聞いた、陽水の歌う星空の下のビートルズ・ナンバー』
  「陽水をぼくに紹介してくれたのは、鈴木ヒロミツだった」と始まるこの文は、映画音楽に興味をもっていた陽水を友人のアマチュア映画監督に紹介した話。三人で夜の道を歩いたときに陽水が「ビートルズでも歌いませんか」と歌いだした「ロング・アンド・ワインディング・ロード」の素晴らしさ。そして「陽水とひとつ布団で寝るという快挙」について。
  『氷の世界』のヒットの少し前の陽水、そのあとの陽水についての著者の感慨も興味深い。

  Bに入っている「わからない」は陽水の「ワカンナイ」の創作秘話とでもいうエピソード。陽水の詩集『ラインダンス』にそっくり収録されているし、有名なので内容は省略してウンチクを少し。
  書き出しの「別に雨降りでもなかったが・・・ミステリーを読んでいると・・」は、植草甚一の『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』からきているのね。1972年刊のこのめちゃくちゃ厚い本をわたしも買ったが読みきれなかった。調べたら文庫化されていまでも読まれている。植草甚一ってある時代のある文化の体現者なのかも。この本では別の章で沢木さんが応えている。「ぼくも散歩と古本がすき」(『ぼくは散歩と雑学がすき』-植草甚一)

  個人的収穫がひとつ。89年に文庫版のあとがきを山口瞳が書いていて曰く
  「私はこれを読んだとき、ヤラレタ、完全にヤラレタと思ったものだ。それはノンフィクションをフィクションのように書く、エッセイを小説のように書く作家に遂にめぐりあったような気がしたからだ。」
  フィクション好きのわたしがノンフィクションライターの沢木耕太郎を好んで読む理由がこれでわかった。ちなみにこのあとがきのタイトルは「スカッとさわやかサワコーラ」。女性にもてるそうです。

  Cに陽水が取り上げられているとは思わなかった。音楽評論家・相倉久人の評論と対談をまとめたもの。評論、この人の理論はわたしには難しい。字が小さいし。
  対談の相手のひとりとして井上陽水があった。第二章「日本語のロックが生まれるとき」の二番目「自信」一番目は細野晴臣。
  その前に、対談の相手のトップ加藤和彦にこんなひとことが。いままでにない音楽をつくって誰もが出やすくなったという話の流れで「陽水か誰かが言ってたけど-あいつが言うとうそとも本気ともつかないんだけど-何だあんなんでいいなら、ぼくでいいじゃないかと思ってやってたというけど、でもたしかにそのとおりだと思う・・」
  
  対談「自信」で陽水もそれを認める発言をしているし、『UNITED COVER 2』ツアーでも「あの素晴しい愛をもう一度」の折にフォーク・クルセダーズにふれたりもしている。
  対談は要約しにくいが、とりあえずいま興味深い発言は・・・
  ”自分たちでは「フォーク」なんていう意識は全くないわけですね、ビートルズ狂いなんだし”という質問に
「生ギター弾いて、一応この業界スタートしましたからね。そういう形態はフォークみたいですね」
  フォーライフ参加について
  「吉田拓郎と会ったことがなかった・・・先輩だし優秀だと思ってるしすごく興味があって・・・。それで同じ屋根の下にとりあえずいて、彼がどういう人なのか、道で会うよりももっとわかるんじゃないかと思って。何せあのころはそれこそスーパースターでしたからね」

  この相倉久人との対談はいまいち噛み合わない感があるような気がする。生い立ちから話しているから、きっと初対面だったのだろう。
  ちょっと頁をめくってみたら、松任谷由美などはもっと面白かった。改めて対談相手を列記すると・・・ 
  加藤和彦、宇崎竜堂、細野晴臣、井上陽水、松任谷由美、坂本龍一、桑田佳祐、佐野元春、大沢誉志幸、有頂天=ケラ。
  
  この日曜日は北風が吹いて一気に寒くなった日。でもガラス窓の中の小さな旧図書館はぽかぽかと明るかった。いろんなジャンルの古い本が並んでいて、話もはずむ楽しい一日。
  
  


  

井上陽水コンサート2015 10/22仙台

井上陽水コンサート2015「UNITED COVER 2」
仙台サンプラザホール(宮城県仙台市)
2015年10月22日(木)18:30開演

01.コーヒー・ルンバ      
02.ダンスはうまく踊れない
03.飾りじゃないのよ 涙は
04.鍵の数
05.背中まで45分

06.シルエット・ロマンス       以下(12)までと(14)「UNITED COVER 2」
07.黄昏のビギン
08.リンゴ
09.リフレインが叫んでる
10.女神  (オリジナル 新曲)
11.瞬き  (オリジナル 新曲)
12.あの素晴しい愛をもう一度
13.Here, There And Everywhere (The Beatles)
14.I WILL
15.リバーサイド ホテル
16.映画に行こう
17.嘘つきダイヤモンド
18.氷の世界            「UNITED COVER 2」
19.とまどうペリカン

アンコール

20.クレイジーラブ
21.夢の中へ
22.結詞


仙台や如何にと気をもんでいましたら、コメントに投稿いただきました。

10月19日付のコメント欄をご覧下さい。
Tさん ありがとうございました!

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