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今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水コンサート2018 5/28長門市

井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年5月28日(月)18:30開演
山口県立劇場 ルネッサながと(山口県長門市)

昨日に続き山口県だが、ここ長門市は日本海側。
一昨日の "ブラタモリ"の萩からは山陰本線で約30分らしい。
1,2階合わせて807席の個性的なホール。

陽水が「ここでコンサートをしたい」と願って実現した企画だそうです。
「雨予報だったのになんとか降らずにすんで、その点もラッキー」と熱演でした。

東へ西へ
女神
映画に行こう
自然に飾られて
My House

瞬き    
帰れない二人
いつのまにか少女は

感謝知らずの女
Jst Fit
リバーサイド ホテル
少年時代  
夜のバス
氷の世界
海へ来なさい

アンコール

アジアの純真
夢の中へ

ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二


(5月29日 追記)

「このコンサートをすることになった経緯をお話しすると」と陽水が話し始めて聞き耳を立てる。「山口県の温泉が好きで度々来ている。そのある日、ついでのドライブで仙崎へ行った。こんな所でコンサートをしてみたいと思った」
「ホールの関係者の方々、地元のプロモーターさん、スタッフ、ミュージシャンたちみなさんの協力で実現しました」(引用は省略しているし不正確です)
「コンサートもあまりないだろうから……」と皮肉のスパイスも陽水ならでは。長門と周辺のみなさんは笑って許すのでした^_^

仙崎というのは長門市から小さな半島のように突き出た地域で漁港があり、長門市駅からは車で10分ぐらいの距離。仙崎イカが有名という。穏やかな湾でした。金子みすずのふるさととかで遠くから訪れて散策する人々もいた。

歌舞伎の公演もあるという桟敷席を持つホールは補助席も出る満員ぶり。桟敷は中二階バルコニーという感じでモダンと和風が共存。
陽水は大きく手を広げて「すみからすみまでずいーっと」と歌舞伎風のご挨拶。拍手!

「東へ西へ」は納得の一曲目。 みなさんご存知ですものね。岩国経由の私たちも、遠かったなぁという感慨で「長門の駅で待ってる〜」を聴く。

自己紹介をしたのは椅子に掛けてだったか。本名と生まれて育った土地。
「干支はねずみで星座は乙女座血液型はAB型。男らしいところが全然ない」でみんな笑う。

「曲を作ったりうたったりしています。楽譜がわからなくても作れるんです」
と即興で長門の歌を。うろ覚えですが、仙崎イカっていうけど本当に取れるのか、というふうな前振りがあって(イントロ?)笑、
「生まれて初めて来た仙崎の港を眺めれば〜は〜は
本当に イカは もちろん 取れますよ〜〜〜」
あれ、どこか抜けてるかも。すみません。まあ感じはこんなふう。

さて、心奪われたのは椅子に掛けての「瞬き」。『ブラタモリ』のエンディング曲。
いつ聴いてもいい曲ですし、毎回のように変わる田口慎二さんのギターも聞きどころですがこの日、陽水は弾き語りのように弾き始めた。田口さんの伴奏・間奏も控えめ。
歌詞ひと言ひと言を大切に慈しむように唄われて。聴いた者は涙しそうでした。

「少年時代」は前日の岩国とは変わって、小島さんのピアノに始まる"正調"というか私たちが親しんでいるアレンジ。大歓迎の拍手。

休憩明けに巻き戻すと、「感謝知らず……」には前奏から手拍子。「多分誰でも知ってるけど、"誰も知らない"で始まる」の紹介に、イントロを聴いて、ああ…の声。
ステージと客席が通じあっているんですね。
過激なJust Fit も身を乗り出して聴きました。

山口のコンサートの2日間は素晴らしかった!
仙崎の海を見ながらウトウトした時間も得難いです。

そこでJRさんにお願い。美祢線をもっと増やしてくださいませ。
あと、私たちが泊まりやすいホテル もお願いします(^^)
また行きたいから。

観光に行ったわけじゃないだろうって?
そうでした、そうでした。
両市のホールはどちらもクラシックを意識したホールだった(ルネッサながとでは歌舞伎も)。そこで演奏して違和感があった?いや、ないですよね。聴くものには。ほんとのところは地元の方でないとわからないが、

わたしには新鮮だった。都内のホールで聴いたより弾んでいた。
土地の空気感もあるのかもしれないけど。

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井上陽水コンサート2018 5/27岩国

井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年5月27日(日)17:30開演
シンフォニア岩国コンサートホール(山口県岩国市)

大都会から抜け出して、いよいよ旅に出た初日。

楽しかった!

岩国の宿での昨夜のご飯がおいしかったと、ご機嫌な陽水に、
アンコール後の拍手が長く長く誰も立たない。
珍しくダブルアンコールなるか?と思うほど熱心な岩国のみなさんでした。

クレイジーラブ
女神
映画に行こう
自然に飾られて
My House

瞬き
帰れない二人
いつのまにか少女は

感謝知らずの女
Just Fit
リバーサイドホテル
少年時代
夜のバス
氷の世界
海へ来なさい

アンコール

アジアの純真
夢の中 へ

17曲

ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二

(5月29日追記)

嬉しすぎる1曲目(^。^)
クレイジーラブを聴くのは何年ぶりだろうか。熱中症気味でふらふらしていたのにたちまちリフレッシュ。思いは同じ?人たちが手を叩く。

それからは駆け抜けるような2時間あまり。新鮮でエネルギッシュで美しくて。スピーカーの前だったけれど、音の良し悪しなんかどうでもよかった。どこかに連れさられていたのかも。

ご挨拶でだったか、「ブチいい天気でサデ喜んでおります」(聞き違いご容赦)とか。わかったフリをしておく^_^
「昨日土曜日の"ブラタモリ"が萩で、それをここ岩国で見た。明日は長門ですし、ぼくのまわりは山口尽くし」と。
昨日の宿の地方色豊かなおいしい晩ご飯でみなさんの人となりがわかる。デリケートで繊細、飾り気なくがなくおとなしい…などなど、褒めちぎって。みなさんは笑っておられました。

他のMCでは久しぶりの演目「ブランドショップでシャツを買う」の巻。知ってる人も初めて聞いた人も、オチで笑って拍手。
あとタモリさんの話題も。いや逆で、タモリさんは三歳年上だからジャズ派でおしゃれ、自分世代は反体制で汚い格好、からそろそろブランド物もという流れだったのかな。

「少年時代」はジャズっぽいver.で、洗練されたアンサンブルにうっとり&楽しい。ジャズ好きというタモリさんならどう聞くだろう。

「昨日着いて錦帯橋を散歩して」と軽く言っておられました。あの橋は見ると歩くとでは大違いでわたしには相当な難所でしたけどね。アーチが急傾斜でそれがいくつもある訳ですから、もう息絶え絶えで、笑。
「錦帯橋ももちろんだが まわりの緑も素晴らしい、みたいな歌です」と「自然に〜」の紹介。ゆるやかな広い川と橋とバックの山の眺めはほんとにステキで、紅葉も桜も賑わうそうです。

休憩明けの「感謝知らず…」では前奏から手拍子^_^弾みがつく。わたしの最初のハイ状態はまだ続いていて次の「Just Fit」も身体中で聴く。見通しの良い席より人混みに紛れる席の方が入り込めるらしい。

MCや本編最後の曲でいくらか落ち着いたが、最初からほとんど異界に行っていたのだろう。現実に戻れず、周到に用意した終演後の予定は痛い挫折を味わったが、それはまた別の話。

それより駅までご一緒して下さった男性の、「以前は遠くまで行ったが家族を持つとそんなにあちこち行けない。来てくれるだけ、それだけでありがたいんですよ」という心からのことばが忘れられない。

井上陽水コンサート2018 5/24東京赤坂

井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年5月24日(木) 18:30開演 晴
マイナビBLITZ赤坂 (東京都港区)


  もしよかったら、情報&感想などをコメントにお寄せください。


アジアの純真
女神
Power Down
自然に飾られて
My House
瞬き
帰れない二人
いつのまにか少女は
暑い夜
Jst Fit
リバーサイド ホテル
バレリーナ
ビルの最上階
嘘つきダイヤモンド

アンコール
氷の世界
夢の中へ

セットリストをコメントにいただきました。
面白いエピソードも書いてくださっています。
どうぞお読みください。

ありがとうございました‼︎

井上陽水コンサート2018 5/17東京葛飾区

井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年5月17日(木) 18:30開演 晴
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
(東京都葛飾区)

こんなに一体感のある「夢の中へ」は久しぶりかもです。
踊るひと歌うひと声をかけるひと。
楽しかった‼︎

席を立ちながら、いい声だよなぁ。よかったね!と言いあう声も嬉しくて。


アジアの純真
女神
東へ西へ
自然に飾られて
My House
瞬き
帰れない二人
いつのまにか少女は

暑い夜
Just Fit
少年時代
バレリーナ
夜のバス
傘がない

アンコール
氷の世界
夢の中 へ

16曲



(5月18日追記)

最寄りの青砥駅のある京浜急行に乗って驚いた。来る時は成田空港行、帰りは羽田空港行き。どこへ飛べというのだろう。
もう一度驚いたのは、席が14日のティアラこうとうと同じ。座ると時間が巻き戻る?なんて思ってみる。幕が開くとそんな空想は吹っ飛んでしまったが。

どこかで一曲目に「アジアの純真」を聞いた方が「困っちゃった」といっていて、その気持ちわかります。最初から立つわけにもいかず、助けを求めて見回すと前方の一団に手拍子が起きていたが波及せず、笑。
「東へ西へ」のイントロに拍手もあって、次第に音がホールに馴染んで行く。いや逆かな?声も楽器の音も自然な感じに届く。いい声です!

「葛飾区は初めてです」というふうな挨拶があって、東京東部2区初制覇というところでしょうか。両隣りは熱心な女性だったが男性も多くて、ありがとう!というコールも。渋谷だって有楽町だって簡単に行けるが、近くに来てくれるっていいものです。特にこのような小さめのホールで聴けるんですものね。

椅子に掛けて3曲。「瞬き」制作の頃タイに行って現地の音楽を聞き、インスパイアされてできたというふうな話。「こんな感じだったかな」と少し唄ってくれて。

「いつのまにか少女は」については、最近は娘さんのムスメさん(teenager)のことを思って唄うという前置き。でも聴くものには普遍的な意味をもつ。音楽に疎いからうまく書けないが、ピアノが弾く、陽水単語を借りれば"不吉な"音、ハモニカが奏でる叙情。聴いておもうのは時間の非情さ。手垢のついたことばだが、それを思い知らされるのは人それぞれの哀しみの時。

陽水がおかしな、といったのかな?「少年時代」。ジャズ風というのでしょうか。え?と思わせて楽しい。でもZeppなんばでの初演のほうが面白かったかも。最初こそびっくりしたが、ヴォーカルとピアノのセッション、それも即興の、という感じだったもの。

えーと、そろそろ終わらなければ。
「バレリーナ」がお初です。これは馴染んだ形でしょうか。ピアノで始まって、最後の冷やっとするドラムもあったし。

アンコール。「氷の世界」が鳴りだすとたんに、わーっと立ち上がる。手拍子と歓声でいっとき歌が聞こえない。「夢の中へ」も同じくで、田口さんが手を挙げて"チャーララ"と弾きだすと「おーーー!」と歓声(^.^)冒頭に書いたように楽しく終わりました。

色々あってもう何が起きるかわからない、笑。
赤坂も行かないと!とチケットを探すが当然sold out。土産にいただいた(妄想)「傘がない」を生きがいに次の機会を待とう(^.^)


(5/19 また追記 ギターと天井 )
ギターを弾く方が多いらしいのでギターのことを。とはいえ姿だけですが。
かつしかシンフォニーヒルズのステージ、陽水のアコースティックギターと並んでエレキギターがあった。きれいな白いギター。弾かれなかったが。

Zeppなんばで「帰れない二人」の前にギターを替えて。
「なぜ替えたかというと、次の曲にはこれが合うと思って」と。『氷の世界』の録音をロンドンでしたこと。海外録音は珍しい頃だったこと。「その時にロンドンで買ったギターです。ほぼ50年前か」「次はその『氷の世界』に入っている曲」と。席が右端なので表は見えず、縁は黄色または金色でしたね。

天井はかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールの天井。入って見上げると下がっている照明共々美しい、というか好み。アール デコというのかな。壁に張り出した二階のバルコニーもシンプルだが配置がデザインされていてよかった。アンコールの時は立って手を振る姿にハラハラしたけれど(^.^)
写真を撮りたかったがスタッフさんが見張ってて残念に思っていたら、舞台から見た全景の写真をなかむら しょーこさんがアップしてくれていて、感謝!でした。写真もお上手です。

井上陽水コンサート2018 5/14 東京江東区

井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年5月14日(月)18:30開演 晴
ティアラこうとう(東京都江東区)

このツアーで初めてのホール公演。
東京に出て来て50年ぐらいたつが江東区は初めて、だそうです。
なぜ来なかったのだろう、とも(^^)

アジアの純真
女神
Power Down
自然に飾られて
My House
瞬き
帰れない二人
いつのまにか少女は

暑い夜
Just Fit
鍵の数
嘘つきダイヤモンド
夜のバス

アンコール
氷の世界
夢の中 へ

15曲

ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二


(5月15日 追記 ヒマなので長文深謝)

着いた頃は、前日の雨のおかげか東京はどこまでも青い空だった。風が涼しくなった夕刻、初めての住吉という駅に降りる。「三越前」から三駅!ほぼ都心だ。ホールに向かう広い道路の両側は緑の樹々が茂り、路傍には終わりかけたつつじが赤い。"ティアラこうとう"のあるのは大きな公園の一角らしい。

外観も素敵だがホールに入ると床にも木材を使い、椅子も木製で布張り。音響に配慮した内装だろう。実際、音が柔らかく包まれて感じた曲もあった。
広さも奥行きもあるステージに機材が余裕の配置。席に座って見渡すと二階のバルコニーが張り出している。一階は適度な傾斜でとても見やすい。
慣れないライブハウスにもまあまあ慣れてきたわたし、こんな上品なところで大丈夫か?と一抹の不安、笑。

最初が「アジアの純真」で、これは、遠慮せずガンガン行きますよ、気楽に聞いて、という意思表示か。クラシックではありませんからねと。余計な勘ぐり。そういえばどこかのタイミングで、手を広げてオペラ歌手のふりをして笑わせていた。

MCは多めだったような。"江東区"を連発。
聴衆で江東区民は拍手の様子で1/4〜1/3?初めての陽水ライブはもっと少なかったかな?「よろしくお願いします」と。
もうコメントに詳しく頂いている小室等さんの東京23区コンサートにも触れ、参加はしたが江東区には来なかったと。
「九州から上京したから西側のほうに住んだ。東や北からの人はこちらの方に住むのではないか。列車が上野に着いたから」みたいなことも言っていた。(引用は不正確です)

天気も気持ちもいい日の「自然に飾られて」はぴったりで思わずニコリ。続く「My House」のイントロも嬉しい。
「瞬き」の前に「ブラタモリのエンディングです。2曲めの女神がオープニング。もう忘れちゃったかな」って
ハローハロー お元気〜
とうたいだして。本番よりもっと親しみやすい 女神 (^。^)

田口慎二さんがギターで奏でる「瞬き」の間奏は澄んだ音が美しいが、歌の中にもその音が、まるで小川の流れに時折光る小さな魚のように聞こえている。
Lynさんとの掛け合いを惜しむ気持ちに頂く贈り物のよう。

「帰れない二人」の前にギターの音合わせ「専門用語でチューニングといいます。ま、ぼくは適当でいいんですが」と。

暑い夜 から 嘘つき へ。「本当の幸せとは」という 鍵の数 でひと息ついて 夜のバス。バスに乗っている"僕" より、歌われている"君"の気持ちが気になるのは同性ゆえか。このホール、照明も美しく、見とれる。

後方からは静かめに見えた前方のあちこちが「氷の世界」で待っていたように立つ。振り向くと後ろも立っている。終わって座ろうとするのを、そのままと抑える身振りの陽水。
この夜の「夢の中へ」は、陽水がいきなり紹介してその方が弾くパターン。2番目の「ドラムス 張替智弘!」〜無音。もう一度コールして(^.^)陽水は度々、何も決めずにやっているという。ホントにそうなんですね。メンバーさんはびっくりしちゃいますよね。

「いつのまにか少女は」
今宵の一曲はこの曲です。初日に聴いたが、編成の驚きなどで紛れ、もう一度聴きたいと思っていた。ピアノから始まる。ハモニカ付き。
初日の六本木では「最近は作った時とは違う気持ちでうたう」といっていたような。

詞も同じ、メロディも同じ歌。
なのにどうしてあんなに大きいのだろう。広がりがあるのだろう?
どうしてこんなに悲しいのだろう。どうして・・・・・・・

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