井上陽水コンサート2018 ROCK PICNIC
2018年4月27日(金) 18:30開演
duo MUSIC EXCHANGE (東京 渋谷)
ああ楽しかった!ウキウキ帰りました。
着席300人というライブハウス。
「若いひとたちとやりたいと思って見て歩いているとき、ここにも来た。ふだんはそんな風に思わないのに、ここでやりたいと思った。夢が叶いました」と陽水。その若いひとたちとの音楽のやりとりも楽しげで絶好調でした!
新しい恋
女神
Power Down
自然に飾られて
My House
瞬き
帰れない二人
少年時代
(休憩)
暑い夜
Just Fit
鍵の数
嘘つきダイヤモンド
夜のバス
アンコール
氷の世界
傘がない
15曲
ky & pf:小島良喜 bs:なかむらしょーこ ds:張替智広 gu:田口慎二
とにかく声がよい。当然といわれるだろうが、格別だった。ぞくぞくした。「自分が行ったライブはよいと思うものよ」という影の声は、聞こえないふりをしよう。
陽水は、お通夜のようだ とか、もう少し笑ってもらえるかと、とか言っていたが、それはみんなが、聞き惚れて茫然として声を失っていたのです。一階の 人たちのそういう姿を、わたしは上から見て知っています。
このライブハウスは変わっていて、直径80センチはありそうな柱が3本、客席に立っている。だから見えない箇所があって、二階右寄りのわたしは、小島さんがキーボードごと見えなかった。(見えない部分はイマジネーションで、とか陽水は言っていた)。特別に音響がどうのとかいう配慮がされてるようでもない。何が陽水を「ここでやりたい」と思わせたのだろう。
「暑い夜」が嬉しい。以前一回だけ聴いたことがある。公式サイトにBBSがあった頃だろうか。ずいぶん久しぶりです。アルバム「white」にある曲で、作詞は白石ありす。でもこの詞ってまるで陽水の詞みたいだと思った。
"暑さで曲がった時計針"という歌い出しの詞は、寒さで画期的な色になるTV(氷の世界)とちょっと似ているし、そのほか色々。だから曲に乗って違和感がない。
もちろん曲も好きです。
あつい〜〜〜〜よ〜〜るっ
って聞くと多少の心配ごとは消えます(笑)
「新しい恋」の詞は町田康。アルバム『LOVE COMPLEX』が出た頃ぶりでしょうか。
南北首脳会談のニュースに触れて、新しい時代が始まるのでしょうかと。で、この曲から。
「自然に飾られて」陽水の紹介は、今日はそうでもないがそろそろこんな気候かなあという歌、聞いてみましょう、と。歓迎!わたしは相変わらず、いわないでロマンス のタイミングが合わない(^^)
初日とはメンバーの並びが変わって、向かって左からキーボード、ギター、ベース、ドラムス。今日はステージが狭いからかもしれないが。
まだ4回目なのに楽器同士の、また、陽水とメンバーとのコミュニケーションができている感じ。笑顔も多い。
そうそう、一部の終わりの曲、椅子に座っている陽水が、前半の終わりにふさわしいかも、と紹介して弾き始める。ギターの田口さんが身振りでスタッフに何か伝えている様子。見て客席がざわざわ。陽水「何か変?」と止めて、スタッフが別のギターを渡す、なんてシーンがあった。田口さん、これからもよろしくお願いします、笑。
またそうそう、"ハッピー バースデー "をありがとうございました。今日はステキな……ではなく、ケーキにローソク立てて、のほう。
「こんなに近くて、まるで誕生日会でうたうみたい」と口ずさんで。
ハッピーバースデー to お客さん 〜〜
ミュージシャンのソロにも拍手が決まって、いい雰囲気になったが、終わり。あっという間の2時間だった。
でも、ありえない豪華二本立てのアンコール。その「傘がない」がまた熱唱、絶唱。息を止めて聴いた。これ以上の贅沢は望めまい。
そのアンコールにはメンバーが、ROCK PICNIC Tシャツを着るのだが、しょーこさんがサイズの大きいのを チュニックふうに着ていたのが可愛かったです。