今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

井上陽水50周年ツアー 5/31松山

井上陽水50周年記念ライブツアー
光陰矢の如し〜少年老い易く学成り難し〜
松山市民会館(愛媛県)
2019年5月31日(金)18:30開演 曇り時々雨ときに晴れ間


「久しぶりの松山」と陽水は挨拶で。2015年10月以来か。
はっきりしない天気だが松山の方たちは明るい。笑い声もいっぱい。
楽しさを表情で身体で表わしながら聴いて拍手して。
わたしはアンコールで振り返って泣きそうになった。
大きく包み込むような「傘がない」のあと、陽水も涙を押さえていたような……。



あかずの踏切
アジアの純真
Make- up Shadow
5月の別れ
青空、ひとりきり
新しいラプソディー

移動電話
海へ来なさい
心もよう
帰れない二人

(休憩15分)

女神
カンドレ・マンドレ (以下7曲メドレー)
闇夜の国から
ダンスはうまく踊れない
飾りじゃないのよ 涙は
とまどうペリカン
ワインレッドの心
ジェラシー

少年時代
リバーサイドホテル
最後のニュース
夜のバス
氷の世界

アンコール

御免
夢の中へ
傘がない


ky & pf:小島良喜 bs:美久月千晴 ds:山木秀夫 gu:今堀恒雄 gu:長田進
cho:稲泉りん cho:佐々木詩織


6月1日追記

JRを松山で降りると湿気を含んだ空気がほわっと暖かい。駅ビルにならない駅舎にもホッとする。帰りに駅弁を買ったキオスク名品館の方たちもとても親切で明るかった。

子規と漱石の町、俳句と坊ちゃんの町。道後温泉本館に萬翠荘に堂々の愛媛県庁舎旧館。建築好きにも見どころはいっぱい。家並みにもキョロキョロする。
陽水は比較的新しい名所を観光したらしく、司馬遼太郎と伊丹十三だそうです。
知ったかぶりを披露すれば司馬遼太郎とは「坂の上の雲ミュージアム」のことでしょうね。安藤忠雄設計。コンクリートとガラスで尖った感じ。萬翠荘への入り口に建っている。

伊丹十三記念館とは驚いたが、そうそう昨日着いた時会ったファンの方が、陽水が出演した映画「お葬式」のことを言っていた。「伊丹十三の最初の映画がお葬式」と陽水も触れてました。忌野清志郎のネーミングとの繋がりで。
松山市駅からバスで20分ぐらいか。バス停で降りると橋の向こうの右手に黒い建物が見えるのがそれです。平屋建てか。設計は中村好文。大通りの左側には、陽水も言っていた◯六タルト。
わたしはこの建物の、特に中庭が大好きで松山に来るたびに何度か行った。今回鯛めしに釣られて見送ったのが残念!待ちぶせすればよかった、笑。
まあお元気そうでよかったです。

ファンの一部では、陽水のことだからフライングで6月の曲という予想もあったらしいが「もう初夏のようですが」と
「5月の別れ」

椅子に掛けてからは先に書いた話と、帰りに運転手さんとのうどんの話など。「久しぶりのの松山でつもる話もあるが曲を聞いてもらわないと」と
「移動電話」
ギター 長田進 コーラス 稲泉りん コーラス 佐々木詩織

“実は笑い上戸なんです”という話で笑わせて
「海へ来なさい」
ギター 今堀恒雄 キーボード 小島良喜 コーラス 佐々木詩織

コーラスのお二人が退場して(いつもです)
ロバート キャンベル氏訳の「井上陽水英訳詞集』に触れて
「でたらめに書いているから罪悪感が」「(英訳してもらうなんて)誇らしい」というふうなコメント。(引用は不正確です」

後半オープニングの「女神」
「ブラタモリのオープニング曲です。この番組は好きで松山の回も見た」と記憶を少し。
今回の鯛めしの相手、若いけど大先輩のファンの彼女は『ブラタモリ』大ファンで、石を切り取ったという石手川まで行って来たそうです^_^

メドレーからあとはいつものように怒涛の展開。
「最後のニュース」
ドラムス 山木秀夫 ベース 美久月千晴

入るときに、並んでいる長い列を見たが立ち見の方たちだろうか。とにかく熱心な松山 のみなさん。
「長年松山でやっているが、こんなに大きい拍手は初めて」と感謝のご挨拶。
終わって立った近所から「楽しかったね!」という女性の声に実感があって、ホントに!と賛同する。

このホールの入り口は二階の広いバルコニーなのが素敵なんだけど、そこからライトアップしたかわいいお城が見えました。

さて快晴の翌日つまり今日、松山駅から“しおかぜ”に乗ると同じ車両に顔見知りのファンの方が。「陽水さんご一行は前の電車だって」いつも情報通です^_^
“へえ〜約3時間の特急で。ほかに手立てがないものな”と思いつつ、え!ここでもすれ違い?と残念がるわたし です、笑。

この特急、瀬戸内海を見たくて席を取ったが陸地が多くて〜〜あ、海!大きな船も、煙吐く工場の煙突も。まもなく伊予三島。お昼にしよう。駅弁は醤油めしです。

旅行記か!
すみません、では岡山に続きます。アップできますように。

(また追加)

カナリヤは 逃げて春の日くれにけり 正岡子規
(路面電車の掲示より)

ちなみに、観光俳句投書箱が置いてありました。

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

松山から

  • by 犬が西向きゃ尾は東
  • 2019/06/01(Sat)18:14
  • Edit
さきさま

さきさまの迅速で的確で心温まるレポートを拝読しています。いつもありがとうございます。

地元、松山から参加しました。アンコールの時の拍手の力強さに鳥肌が立ちました。

「移動電話」について一考。

今回の「光陰矢の如し」ツアーで、4月22日神奈川と5月16日福岡以降のコンサート(今回の松山でも)で、「移動電話」が披露されました。低音の魅力が引き立つ曲なので選ばれたのかなと推測しましたが、2番の歌詞を聴いてハタ!としました。

夏の青さに心が乱れてゆく
旅の長さに言葉も途切れてゆく
時の流れの速さに
風のゆくえに気付いたら

つまり、「移動電話」は、ツアータイトルに連携した曲として選ばれたのではないでしょうか・・?こじつけかな?

さておき、コンサートから帰り、「移動電話」を含むアルバム「永遠のシュール」(タイトルがアルバムの全てを語る)を聴きなおしました。卓越したボーカルと、研ぎ澄まされた感性にあふれる、90年代の名盤「永遠のシュール」。陽水もお気に入りだと思います。

昨年の今治!~小豆島に続いて、松山~岡山のレポートを、またよろしくお願いします。

Re:

  • by さき
  • 2019/06/01(Sat)23:20
  • Edit
犬が西むきゃ尾は東さん

お久しぶりです!
今治!(!マークの今治でしたね!)

地元の方からのコメントは心強いです。知ったかぶりの誤りを訂正してくださいね^_^

移動電話
“光陰矢の如し”なんですね!
ふむふむ^_^
ちゃんと聴かないとダメですね
好きなのに、移動電話今ならスマホという小道具に気を取られて聴いていました。

ところで、伊予うどん てあるんですか?運転手さんとの話がよくわからなかったのですが、岡山でも、讃岐うどんに押されてとかそんな話をしていました。

松山うどん

  • by 犬が西向きゃ尾は東
  • 2019/06/02(Sun)17:41
  • Edit
さき様

うどんの話ですが、松山には「鍋焼きうどん」があります。香川県の讃岐うどんの人気や実力にはとてもかないませんが、地元松山では有名です。「ことり」や「アサヒ」という店で食べることができます。
その特徴は、レトロなアルミのなべに入った、コシがないやわらかな麺と、かなり甘めの出汁です。上記の店を検索してもらったら、店の雰囲気やうどんを見ることができます。戦後から始まっているようで、伊予うどんとは言わないで、松山うどんと呼ばれています。

タクシーの運転手さんが、井上氏に伝えたかったことは、「讃岐うどんと全く違う、やわらかいうどんが松山にありますよ。」ということだったのでしょう。

昭和の時代が止まったままの店とうどんですが、松山のソウルフードとして、毎日昼になると店の前に行列ができ、12時に売れ切れ閉店になることもあります。

さき様は、今回鯛めしを召し上がったとのことですが、次回来松時には、甘い「鍋焼きうどん」はいかがでしょうか?

Re:松山うどん

  • by さき
  • 2019/06/04(Tue)11:24
  • Edit
丁寧なお返事をありがとうございます‼︎
鍋焼きうどん なんですね。
ことり さんと アサヒさん 見ました。アルミの鍋がいい感じ。市駅か大街道から歩けますね。
売り切れてしまう?うどんのために前乗りか!笑。

陽水も気になったのでしょうか?博多うどんも柔らかいから。
(京都のも柔らかいです。上品ぶったお出汁^_^)
いなり寿司があるのも面白いですねー。お腹を空かせて行かないと。

先日の鯛めしは、お刺身を出汁入りの生卵につけて載せるタイプ。初めてのおいしさでした。出汁は甘めで(^^)

次回は絶対鍋焼きうどんに挑戦します。
松山はコンサートがなくても行きたい町です。

ブログ内検索

プロフィール

HN:
きさら先
性別:
非公開

P R

Copyright ©  -- 今日も井上陽水(忍) --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS /  /