今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   

明日(5/18)のThe Covers 陽水名曲3曲

コメント欄に情報を頂きました。

明日の夜です!

The Covers NHK 総合 2023年5月18日 22:00〜22:45

「10周年記念スペシャル ユーミン 中島みゆき、井上陽水の名曲カバーセレクション」

 徳永英明 「帰れない二人」
 斉藤和義 「東へ西へ」
 井上陽水×オルケスタ・デ・ラ・ルス「氷の世界」

明日の夜です!

お知らせくださったskkmishrさんは
「録画とはいえ、陽水の動く姿と歌声が聞けるのは嬉しい」
と、オルケスタ・デ・ラ・ルスとの「氷の世界」について書かれています。
どうぞコメント欄にてお読みください。

コメント欄は 上の「コメント」から楽にお読みになれます。
「新着記事」から記事を選ぶと、他の記事へのコメントを読むことができます。

エピソード紹介、お宝展示、感想、批評、意見などなどファンの方々のお話が沢山。

本文よりコメントが読み応え!
と評判です。




 



「5月の別れ」井上陽水5月の曲

陽水カレンダー 2023年5月の曲は「5月の別れ」

アルバム『UNDER THE SUN』(1993年9月)11曲中の9曲目。
シングル『5月の別れ』(1993年3月) カップリングは「Be-Pop Juggler」

キリンラガービールのCM曲。
仲代達矢が青空の菜の花畑をわしわしと歩いてゆく。
93年のちょうど5月ごろ放映されていたようです。

CMではひとりだけれど、歌の中では男女の二人。
そう若くはなさそうです。
5月の風が吹き抜ける木立の中を歩いてゆく。
白樺もちらほらある若木の林です。

そんな想像の風景から、また広がりのある曲と詞からも
裏切りも怒りも感じられない。
むしろとても気が合う同士かも。

色々と想像が膨らむ歌詞です。

曲もことばも広がりがあって伸びやか。

ちょっと遠出して 
新緑の中を歩きたいです。
聴きながら。









「嘘つきダイヤモンド」井上陽水4月の曲

陽水カレンダー2023年4月の曲は「嘘つきダイヤモンド」

1995年のシングル『嘘つきダイヤモンド』B面は「オーバータイム」
アルバムでは『Blue Selection』2002年のジャズバージョンのみ。サブスクでもこちらが出てきます。
オリジナルは2001年の『ReMaster』のextra2に入っています。シングルが買いにくいのでこのextraはありがたいです。

昔のブログでわたしは、オリジナルが大粒のダイヤなら、ジャズバージョンはパラパラ散らばる小粒のダイヤと書いています。多分後者でのピアノの印象なのでしょう。

どちらもかっこいいです。好きな曲。

聞くものをくらくらさせるけれど、曲自身は硬い骨格をもってるような気がします。

CDでもサブスクでも良いけれど、ネット界で拝見できる素晴らしいライブがおすすめです。

おっと書き忘れ
フジテレび系の[HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP]のエンディングの曲です。
この番組には陽水も登場し、トークも楽しみました。


「桜三月散歩道」井上陽水3月の曲

陽水カレンダー 2023年3月の曲は「桜三月散歩道」

アルバム『氷の世界』の10曲目の曲。

3月といえばこの曲を聴かないわけにはいかない。実はあまり気がすすまなくて、理由は陽水の詞ではないからです。

長谷邦夫 漫画家の方らしいですね。赤塚不二雄に近しい方とか。この詩は、ウィキペディアによると、元々この方の作品だったようです。なぜその詩がこの歌になったのでしょうね。

2014年の「氷の世界ツアー」で陽水はこのアルバムの特徴として
「他の人との共作。忌野清志郎、小椋佳、長谷邦夫の3人。清志郎とは一緒に作ったりしたが、後の2人は知らなかった」
と話していました。また、この曲を歌う前に
「今までライブでうたったことはない。セリフが苦手だから」
とも言っていました。でも、ツアーではちゃんと朗読をして、とても良かったですよね。

あまり気がすすまないと書きましたが、折に触れて思い出す曲です。住まいを決めるときなど、近くに川があるといいな、と思ったりします。
 ♪川のある土地へ行きたいと思っていたのさ

ソノシートなる物を持っていた記憶がうっすらあるけれど、聞いてみなかったらしいです。
勉強不足ですみません。とりあえず曲を聴いてみます。外では風の音がしています。

 ♪だって狂った風が吹くのは三月

(3月3日追記)

「氷の世界ツアー」で陽水がこの曲について話したことをもう少し追加します。

「このアルバムで好きなベスト3に入る」
「依頼されて作曲した」
「雑誌 漫画No.1、ソノシート(CDの薄いの)」
  等々言及したようですが、詳しく書いてないのが残念です。

『氷の世界』の中にあって唯一の恋の最中の歌ですよね。二人はいま一緒に居る。そして覚えやすいメロディ。好きという方も多いです。

 











「小春おばさん」井上陽水2月の曲

陽水カレンダー 2023年2月の曲は「小春おばさん」

“小春日和“とは晩秋から初冬にかけての穏やかな暖かい晴天”だそうですが、♪風は北風冬風♪とうたっているし、固有名詞(仮にしても)らしいので2月でもいいだろうと聴くことにしました。

1974年12月発売のLP『氷の世界』13曲の12番目、最後から2番目の曲。
「小春おばさん」
「高知に住む父方の叔母さん、遠いのでなかなか会いに行けず不憫に思っていた」というふうな陽水の説明は、2014年の『氷の世界ツアー』で聞きました。
学校の春休みか夏休みに陽水少年は、福岡から大分へ、港からフェリーで四国にと旅をしてお父上の故郷を訪れ、小春おばさんに会ってもじもじと挨拶する。そんな姿を想像します。

この歌の歌詞について、怖いという感想をリリー フランキーさんたちが述べていました。たしかに
 ♪誰を誘いに来たのか
 ♪子供は風車まわしまわされ
の箇所はちょっと怖いです。

でも、小春おばさんの家は、“北風が通り過ぎた”  ”僕の大好きな…田舎町“にある。強引にいえば、氷の世界の外側なんですよね。

 ♪こはる〜おばさん〜あいにゆくよ〜〜!

叫ぶようにうたわれるが、以外のフレーズは声も小さくてとてもやさしくうたわれている。

 ♪子猫をひざにのせいつものおばさんの
 ♪昔話を聞きたいな

“小春”おばさんというタイトルをもつこの曲は、アルバムのこの位置にあって、穏やかに暖かな気分を、最後の「おやすみ」に渡しているのではないでしょうか。

実は、そんな雰囲気を感じるのには個人的なわけがあるかもしれない。
『井上陽水コンサート2005(弾き語り)』の四万十公演で、わたしは“小春おばさん”をお見かけしたと思うんです。通路の後の一列目に陽水の叔父様とご家族が居られて、わたしはその斜め後ろでした。
背の高いきりっとした叔父様と小柄な奥様、その方の印象がやさしそうで穏やかな感じだったのです。

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