今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   
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「夕立」井上陽水7月の曲

陽水カレンダー 2023年7月の曲は「夕立」

アルバム『二色の独楽』(1974)14曲中の2曲目。作詞・作曲 井上陽水 編曲 星勝

始まりが「傘がない」の一部分のメロディだけなので、初めて聴いたときは戸惑ったのを覚えている。すぐその勢いにのまれたのだったが。

じめじめ蒸し蒸しした日が続いている今日この頃。
これしか無い!という7月の曲です。

傘がなかったり、洗濯物を入れなきゃとか、バスは止まるし、雷恐いとか、良いことはないのに、こまごまを全部洗い流すという爽快感が勝っている。

 ♪計画は全部中止だ
 ♪楽しみは みんな忘れろ
 ♪嘘じゃないぞ 夕立だぞ

痛快ですね。

最近の天気予報がいう豪雨は本当に恐ろしい。

でもこの歌の頃の夕立にしては大袈裟な表現で、それがむしろ楽しい。

明日は降るかな?夕立。

(7/1 14:30追記)

「夕立」は1974年のレコード大賞で編曲賞受賞。



「水無月の夜」井上陽水6月の曲

陽水カレンダー 2023年6月の曲は「水無月の夜」

アルバム『招待状のないショー。』(1976) 13曲中の8曲目。レコードではB面の最初の曲。

 壮大にも思えるイントロのせいか、か細く聞こえる陽水の声が歌う情緒たっぷりの歌。

 ♪蛍狩から もどった君は
 ♪足も洗わず 籐椅子に

 歌詞には登場しない「僕」の「君」に注ぐ視線がやさしい。

 読んで美しい詩は絵画としても美しい。和風旅館の部屋。蛍の灯り、揺らぐ影。草の香り、川のせせらぎ。君の声、衣擦れの音、ふたりの笑い合う声。

 幸せそのものの歌、ですよね。でも“絵に描いたような”と思ってしまうのはなぜでしょうか。
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(23/6/3追加)

   わたしはまったく違う絵を見ていたかもしれません。この歌詞の「君」は恋人と決めつけていました。
    ♪せんたくは君で 見まもるのは僕 (「あどけない君のしぐさ」陽水2センチメンタル)
と吉田拓郎「旅の宿」が頭の中にあったのです。

 コメントで君は「妹」という示唆をいただきました。旅ではなく自宅のお盆の頃であると。納得のご意見です。そう思って聞きなおすと情景もストーリーもまったく変わります。

 ♪ 自転車のうしろには妹が
 ♪ゆかた着てすましてる かわいいよ (「夏まつり」陽水2センチメンタル)

  この「妹」ですよね。この曲と同じようなセピア色の風景。とても自然に聴くことができます。
 無駄な深掘りは要らなかったのです。

( くわしくはコメント欄をお読みください。タイガーバームさまありがとうございます!)

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(以下は当初書いたものです)
 考えてもわからないのでそれは置いといて。
 時期として送り火迎え火が気になっています。蛍火に合わせただけなのでしょうか。

 月の和名はそもそも旧暦の月名!

 知らなかったです。では例えば旧暦2022年の水無月は今の暦でいつ頃なのか。
  旧暦6/1〜6/30  は現歴6/30〜7/28 
    2022年の好都合の例ですが、この歌の“とき”は7月のお盆の頃、地域によっては蛍狩りもできるということがあり得るのです。

 え!ではこの曲は7月の歌。枝葉にこだわって落とし穴に落ちたようです。


「自然に飾られて」井上陽水6月の曲(2)
  陽水カレンダー2023年6月(2)「自然に飾られて」作詞/井上陽水 作曲編曲/井上陽水・平井夏美

 アルバム『ハンサムボーイ』(1990) 11曲中10曲目
 アルバム『BEST BALLADE』(2008) 16曲中9曲目

 2023年の今、聴きたいのはむしろこちらの曲。
 苦難は終わらないけれど、ひとまず、新しい服を着て自然の中へ。

 「これはイギリスなんです」陽水が話してくれました
 「イギリスは天候に恵まれないけれど、6月には奇跡のような美しい日があるんです」

 それ以来聴くときは、大きなバルコニーと、初めてドレスを着せてもらってパーティーに出かけようと緊張している少女を想像します。


  ♪大人の服に
  ♪着がえて Lady
      ♪ドアから外がステージ

  覚えられない詞です。順不同、どのフレーズがどこにきても良いみたいな。でも歌いたくなる。気分が上がる。
  6月にこの曲があってよかったです。

  ♪誘われて Woman  
      ♪そよ風のまま
    ♪6月の夜へ
   ♪魅惑につつまれて


明日(5/18)のThe Covers 陽水名曲3曲

コメント欄に情報を頂きました。

明日の夜です!

The Covers NHK 総合 2023年5月18日 22:00〜22:45

「10周年記念スペシャル ユーミン 中島みゆき、井上陽水の名曲カバーセレクション」

 徳永英明 「帰れない二人」
 斉藤和義 「東へ西へ」
 井上陽水×オルケスタ・デ・ラ・ルス「氷の世界」

明日の夜です!

お知らせくださったskkmishrさんは
「録画とはいえ、陽水の動く姿と歌声が聞けるのは嬉しい」
と、オルケスタ・デ・ラ・ルスとの「氷の世界」について書かれています。
どうぞコメント欄にてお読みください。

コメント欄は 上の「コメント」から楽にお読みになれます。
「新着記事」から記事を選ぶと、他の記事へのコメントを読むことができます。

エピソード紹介、お宝展示、感想、批評、意見などなどファンの方々のお話が沢山。

本文よりコメントが読み応え!
と評判です。




 



「5月の別れ」井上陽水5月の曲

陽水カレンダー 2023年5月の曲は「5月の別れ」

アルバム『UNDER THE SUN』(1993年9月)11曲中の9曲目。
シングル『5月の別れ』(1993年3月) カップリングは「Be-Pop Juggler」

キリンラガービールのCM曲。
仲代達矢が青空の菜の花畑をわしわしと歩いてゆく。
93年のちょうど5月ごろ放映されていたようです。

CMではひとりだけれど、歌の中では男女の二人。
そう若くはなさそうです。
5月の風が吹き抜ける木立の中を歩いてゆく。
白樺もちらほらある若木の林です。

そんな想像の風景から、また広がりのある曲と詞からも
裏切りも怒りも感じられない。
むしろとても気が合う同士かも。

色々と想像が膨らむ歌詞です。

曲もことばも広がりがあって伸びやか。

ちょっと遠出して 
新緑の中を歩きたいです。
聴きながら。









「嘘つきダイヤモンド」井上陽水4月の曲

陽水カレンダー2023年4月の曲は「嘘つきダイヤモンド」

1995年のシングル『嘘つきダイヤモンド』B面は「オーバータイム」
アルバムでは『Blue Selection』2002年のジャズバージョンのみ。サブスクでもこちらが出てきます。
オリジナルは2001年の『ReMaster』のextra2に入っています。シングルが買いにくいのでこのextraはありがたいです。

昔のブログでわたしは、オリジナルが大粒のダイヤなら、ジャズバージョンはパラパラ散らばる小粒のダイヤと書いています。多分後者でのピアノの印象なのでしょう。

どちらもかっこいいです。好きな曲。

聞くものをくらくらさせるけれど、曲自身は硬い骨格をもってるような気がします。

CDでもサブスクでも良いけれど、ネット界で拝見できる素晴らしいライブがおすすめです。

おっと書き忘れ
フジテレび系の[HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP]のエンディングの曲です。
この番組には陽水も登場し、トークも楽しみました。


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