今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   
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2000年8月の糸井重里 × 井上陽水

                想い出 ひとつ ふたつ

    前々回の「陽水公式サイトに掲示板があった頃」に有難くも詳しいコメントをいただいたおかげで、16年再放送の「いまクリエイティブとは何か」の番組を見直すことができた。
    わたしが”掲示板“と書いていたのは、『GOLDEN BAD」のプロモーションのためのホームページにあった”つぶやきbbs“のことだった。コメントにいただいているように、このHPは上記の番組で少し見ることができる。メニュー表示もBADらしくて面白いです。

ETV2000「いまクリエイティブとは何か」糸井重里 第2回井上陽水
2000年8月放送  2016年7月17日再放送

    わ.たしには見たことのない陽水だ。パッケージされていない というのか、素顔っぽいというのか。”ぽい“がつくのは目は隠しているから。カメラがあるものね。
カジュアルな服装、 もじゃもじゃな髪、言葉遣い、ふとした表情…人間陽水を見た。ような気がした。

    導入部でセフィーロのCMが映る。本人が出演したCMってこれが初めてだったのだろうか?そうだとすると、渋るのを(本人の言)引っ張りだした糸井氏の功績(?)は大きい。わたしなんかが持つ井上陽水のイメージは多分にこのCMから得ている。

    どこかに浮かんでいて「くうねるあそぶ」などとうそぶき、たまに世間に降りてきて「みなさんお元気ですか」と笑いかける。
    30年もたち薄れてきていてもまだそんなイメージが残っていたから、糸井氏と対談する「社会で暮らしている陽水」が珍しいのだろう。

    クリエイティブについての対話を記録する気はない。ただ糸井氏のまとめ方は流石と思った。設問への答えなんかよりむしろ、答えなかったこと、躊躇したこと、うっかり言ったこと、逆に質問したことなど、対話した時間の全てから汲み取っているように思った。そしてこの中で、陽水ファンがなぜ永く陽水の歌を愛するのかがわかる気がした。

               夢に体が沈む
               どこからか遠い調べが聞える

    同い年のお二人の、45分間からはみ出た部分の話はもっと面白いことだろう。とはいえ、わたしが見たと思った”人間陽水“もすでに18年前の姿。時の経過を思うと何かもどかしい。

発見:陽水はなかなか聞き上手
発見:LPをかけてましたね
検証:「生まれ変わった」という断言について(ライブ)
         この年のうちに5本のライブハウスツアー
         翌年から毎年のようにツアーが行われている

時間の経過
1988〜1989年 日産セフィーロCM 出演
1999年6月 ほぼ日刊イトイ新聞 創刊
2000年6月 BADホームページ オープン
2000年7月 GOLDEN BAD 発売
2000年8月 「いまクリエイティブとは何か」放送
2016年7月 同番組 再放送
2018年9月 いま (セフィーロCMから30年)


               Good Night さよなら Good Night
               眠りに さそわれ


(文中の詩は、井上陽水「眠りにさそわれ」《二色の独楽》から拝借しています)

清志郎さんと陽水さん

                 想い出 ひとつ ふたつ

どなたかがネットにあげてくださっていて「笑っていいとも」に清志郎さんが出ているのを見た。いつだろうか。もう “ともだちのワッ ”というのはなくてデスクに電話もなくて、横のほうにアナウンサーがいる。

動画は清志郎さんがギターを弾き始めてからで、「立ったほうが」と立ち、じゃじゃーんと鳴らして「サントワマミー」とタモリさんに告げる。
左右に歩きながら、盛り上がってきたからかリフレインを客席に(歌って)という身振り。

聴いていて「うたってるよ」と指し示しながらタモリさんにいう。これで三語。歌いおわりデスクにつく、タモリさん「じゃあお友だちを…」客席お約束の「えーー!」に一回ギターを鳴らすが「じゃあ紹介しちゃおっかな」四語、「カールスモーキー」と紹介して五語。

無口なひと、と陽水も言っていたが、トークは本当に苦手っぽくて、だからかいつもギターと共に現れる。この日の前後がわからないが、喋ったのは全部でも十語ぐらいではないだろうか。

それにひきかえ陽水の「コーヒー・ルンバ」トークは、みんな面白がって聞いた。前回書いた、BBSがあった頃です。アルバム『UNITED COVER』の曲ですから。もう17、8年も前!ここ数年「MCも面白い」と評される萌芽はこの辺にあったのか(笑)

陽水は“いいとも”が終わる直前もテレフォンショッキングに出演して、「タモリに贈る歌」を作ってきてうたった。
“なが〜いじかんがすぎました“
と始まるこの曲には、ほろっとしたものです。タモリさんも「いい歌だ」と感謝の面持ち。

               言葉が歌になる
               星までが夜に舞う
               あの歌が僕の心に残る

清志郎さんが描いた陽水の笑顔のデッサンを観たことがある。「陽水はときとしてよく笑う」と添え書きしてあった。
もっとこちらに居て、笑顔をたくさん見て描いてほしかったです。
清志郎さんのPARCO(だったか)のイベントに陽水が出たように、50周年にはゲストで来てくれればいいのに。
そうして「帰れない二人」がどうやってできたのか、二人でとことん話し合って思い出してください。清志郎さんのDNAはミュージシャンたちに受け継がれてるのはわかっています。でも、でも。

実はわたしは「あ〜あああ〜」というフレーズを提出したズルいのは陽水のほうではないかと思っているのですけどね(笑)


               Good Night さよなら Good Night
               眠りに さそわれ



(文中の詩は、井上陽水「眠りにさそわれ」《二色の独楽》から拝借しています)

陽水公式サイトに掲示板があった頃

               想い出 ひとつ ふたつ

昔々井上陽水公式サイトに掲示板があった。
昔といっても50年前よりは最近。書いているうちにはっきりしてくるだろう、たぶん。
公式ホームページそのものが初めてできた時かもしれない。

ホームページがなかった?じゃあどうやってコンサートの情報とかを知ったの?と訊かれるかもね。うーん、ぴあとかかな。雑誌のぴあ。あれ毎週出ていたのかな?他にも情報誌があったと思う。あとは広告とか。もっと昔のファンの方は事務所に電話して聞いたそうです。凄いですよね。絶対できない。

えっとそれで掲示板、スタートのときには陽水がお出ましになって、直接会話するなんてイベントもあった。わたしは終わってから気づいてやり取りを読んだんですけどね。

それは一回きりだけど、みんな色々話してましたね。台湾から書き込んでる方もいたみたい。仲よしになって近い同士でグループができたりもあったみたい。
何年続いたのだろう。その間にはツアー先の映像を載せてくれたり、とっても親切だった。あれは大変だったと思う。撮ればすぐ送れるスマートフォンなんてものはない頃だから。

ゲームもあったっけ。自称web屋さんが作ってくれてて、いろいろ変わる。そのゲームの好きな人たちが集まってやりとりするのがコーナーみたいになっちゃってて、わたしは割合そこにいました。昔の名前で、笑。
次のアルバムのタイトル当てクイズもあった。
○○○○○○ COVER の六文字を当てるの。

あ、これでおよその時代がわかります!
UNITED COVER のリリースは 2001/5/30 だから、その前後に存在してたんですね。
パル多摩始まりの(何処やそこ?)ツアーもあって、その報告もしあってたっけ。

で、ゲームコーナーにいつもいた、独特の口調の方が、さっぱりしてて面白くて好きでした。ハンドルネームも忘れたけど。どうしておられるかな?どこかですれ違っているかも〜なんて時々想い出すんです。


               Good Night さよなら Good Night
               眠りに さそわれ

             (井上陽水 「眠りにさそわれ」《二色の独楽》より)


井上陽水 デビュー50周年!

井上陽水様 デビュー50周年おめでとうございます!
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遅く目覚めると何かtwitter界が騒然としている様子。
今日が井上陽水デビュー50年目で記念企画が発表されたらしい。アンドレ・カンドレの名で初のシングル「カンドレ・マンドレ」が出たのが1969年9月1日だったのですね!
50年前の今日〜と思うと徐々に感情が高まります。

企画の内容は、もう一度顔を洗ってからゆっくり味合うとして、とりあえず、ライブVHSのdvd化はない様子。(ちょうど昨日友だちと 欲しいよね と話したのがそのことだったので…。)

井上陽水 50 years Anniversaryhttp://yosui.jp/information/

井上陽水様のお誕生日に

井上陽水様

お誕生日おめでとうございます。

ROCK PICNIC TOUR が終わった頃、ファンの方からこんなメールをいただきました。東北の二公演に参加された方なのですが、

“ツアーに全部参加した気分でした。17曲で、この満足感、なんですかね。わかんない”

そうなんです。最初こそ、短い!と思いましたが、次第に毎回、満ち足りて会場を出るのでした。なんですかね? Sさん(仮称)同様私もわかりませんでした。

今頃になって、あらためてそのことを考えたりします。私たちの当初の感触はこんなふうでした。
”この春のツアーはいつもと違う。宣伝も殆どないし、例えば写真の衣装は昨年と同じみたいだし、レコード会社さんのサイトには情報がない…等々“
そのためか、いつもよりずっと、陽水様の意思が感じられた気がします。会場選びについて話してくださいましたが、私たち一人一人にとって、距離と同時に気持ちも近いliveでした。そしてそれが、Sさんへのまた私への答えかもしれません。

そんなふうに推測するうちにふと、これは陽水様の将来に向けてのひとつの“試み”ではなかろうか、と気づきました。気づいて、ふつふつと喜びが湧きました。まだまだうたい続けるおつもりに違いないという証拠だからです。

所詮推測でここまで断言するなんて、無理があるのはわかっていました。でも、今度のツアーで見られた陽水様の充実ぶりは誰もが認めるところです。体力とか声量のみならず、強い説得力に撃たれる人続々、私もその一人でした。

お誕生日のお祝いに加えて、おおいに期待しますと申し上げたいです。

来年は50周年!とても楽しみです。
お元気で良き一年を過ごされますよう!

2018年8月30日

きさら先

p.s.許されるならお願いがひとつ。前夜祭というほどでなくても、チラッとでも年内にお姿を拝見できるとブチ嬉しいです。

おや、https://blogs.yahoo.co.jp/shizuet/29349805.html

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