今日も井上陽水(忍)

井上陽水ってどんなひと?わからないから知りたくて。今日も明日も明後日も。

   
カテゴリー「井上陽水 氷の世界ツアー2014」の記事一覧

井上陽水氷の世界ツアー 10/13米子(中止)

井上陽水 氷の世界ツアー2014
米子コンベンションセンター多目的ホール 鳥取県米子市
2014年10月13日(月祝) 17:30開演

  台風19号の影響によりこの公演は中止されました。

  13日15時に、キャンディ・プロモーションより中止の発表があった。陽水infoからも中間と決定と丁寧なお知らせあり。11年ぶりらしいこの公演、鳥取のみなさんはお待ちかねだったことだろう。残念です。陽水にも辛い決断だったのではないだろうか。
     
  
 長い名前のこのホール、愛称は”ビッグ・シップ”という。形が船に似ているんです。わたしは以前も来たことがあるが、そのときは松江のともだちが車で送ってくれたので、米子の町は知らないに等しい。見たいもの食べたいもの楽しみにしていたのに、雨風強くて出かけられない。明日はどうだろう。


  (10月15日追記)

  米子公演が中止となったその翌日、朝のうちは曇っていたが次第に青空。気温は低めながら気持ちのいい天気となった。
  未練がましく会場を見にゆく。ホールのドアが広く開いていたので覗くと、平らな床で何か作業をしている。ここのはずだが椅子は・・・・?
  なんと、椅子が床の下に隠れるようになっているとのこと。「多目的ホール」なので展示場にもなるらしい。ボタンひとつで操作できるというのは全国でも珍しいそうです。
  ホールを含む複合施設のある場所は駅近ながら木々が植えられ、少し色づいて美しい。いい季節だったのに、惜しいことだった。記憶または記録には残るかもしれないけれど。

  キャンディ・プロモーションのお知らせによると、振替公演か返金かについては後日決まるそうだ。昨夜のライブの内容は「氷の世界ツアー」なのだから、おそらくこのツアー限り。後日でも同様に開催されることを鳥取のみなさんは望んでおられるのではないだろうか。
  午後町を歩くと、お昼の店などで「昨夜の陽水は中止になった」と話しているのを聞いた。期待されていたんだなと思う。わたしは間もなく大阪で聴けるので、すみませんの気持ち。

  日本海側の都市で古い建物などを見ると必ず出てくる「北前船」。ここ米子もその昔は交易で栄えた町とか。昔の建物が大切に使われているのが嬉しい。
  一方、商店街の道路などは整備されて、おしゃれなカフェなども増え、土地柄だそうだが洋服屋さんも多く、ついふらふらと寄りたくなる。帰らなきゃと諦めて、3時半頃のやくもに乗る。
  皆生温泉も近いらしいし、振替公演があったらまた行きたいな。チケットは「当たりくじ」と思って失くさずにおこう。
 
  



  
 

井上陽水 氷の世界ツアー2014 10/5鹿児島

井上陽水 氷の世界ツアー2014
鹿児島市民文化ホール 鹿児島県鹿児島市
2014年10月5日(日) 18:00開演


  台風18号の接近でハラハラの鹿児島公演。開催はされているようです。
  昨日の続きなど書いて待ちます。

  安西水丸氏のエッセイ[詩人井上陽水の魅力『Lion & Pelican』]のこと

  水丸氏は井上陽水のアルバムの中で『Lion & Pelican』がいちばん好きと書いている。中の曲で特に好きなのは「とまどうペリカン」「リバーサイドホテル」「背中まで45分」の3曲だそうだ。
  最初に書いているからいちばんは「とまどうペリカン」かと勝手に決めて喜んでいる。素敵で趣味のよさそうな水丸氏と気が合うなんて嬉しいぞ!でも実は「背中まで45分」はそうでもない。オトナ度が足りないのだろうか、トシは充分なのに。
  ちなみにアルバムNo.1も水丸氏と同じです。最近の演奏曲にはこのアルバムから3曲エントリーしている。
  「リバーサイドホテル」「愛されてばかりいると」そして「とまどうペリカン」
  この中であまりライブで聴いたことがないのが「愛されてばかりいると」。この曲ってたしかシングルでも出ていて、こどもたちが替え歌をうたってなかった?かなり流行ってたってことですよね。なのにあまりライブには採用されなかったのだろうか。
  話をもどして、安西水丸氏はイラストでアルバムジャケットを描いて、「この奇妙なジャケットデザインもぼくは好きだ」「デザイナーは誰なんでしょうか」と手書きで添えてある。陽水が歩いている絵柄のジャケットだ。
  「井上陽水氷の世界ツアー2014」のパンフレットにジャケット写真入りのDiscographyがあったのを思い出して、見る。歩く姿の横向きのシルエット。いままで考えたことなかったけど、これは写真なの?

  安西水丸氏のエッセイ、結びは「ぼくが井上陽水をはじめて聴いたのは、何となく名前が似ているとおもったことからだった」「名前に水の字があるから」

  ユーモアがあってなんか可愛い方。居られなくなってしまって残念です。
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(10月5日21時30分 追記)

早々と鹿児島より情報をいただきました。

Cさんありがとうございます!


鹿児島市民文化ホール

曇り時々雨一時強風


セットリスト
01.ジェラシー
02.感謝知らずの女
03.Make-up Shadow

04.あかずの踏切り
05.はじまり
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう
12.待ちぼうけ
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ

17.リバーサイド ホテル
18.ジェニー My love
19.愛されてばかりいると
20.嘘つきダイヤモンド
21.とまどうペリカン

アンコール
22.アジアの純真
23.夢の中へ
24.少年時代
25.いっそセレナーデ
Piano & Keyboard:小島良喜  Base:美久月千春  Drums:野崎真助  Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進  Chorus & Synthesizer:澤田かおり  Chorus & Percussion:Lyn
 

井上陽水 氷の世界ツアー2014 10/3福岡

 井上陽水 氷の世界ツアー2014
 福岡サンパレスホテル&ホール 福岡県福岡市
 2014年10月3日(金) 18:30開演

   福岡の天気はどんなでしょうか。
   
   どなたかコメントくださるのを待ちつつ、短い話をひとつ。

  今年の3月にイラストレーターでエッセイもお上手な安西水丸さんが亡くなった。
   そのエッセイのひとつが手元にある。何かに連載していた「ミュージック・エッセイ」のある回らしい。
    
   [詩人井上陽水の魅力 『LION&PELICAN』]

   それによると水丸氏は陽水の曲が好きで中でも「井上陽水のアルバムの中で、これは完璧にいい。大好きだ。」

  「一回だけ井上陽水氏と二、三言葉を交わしたことがある。出版社のパーティーで(中略)。その時ぼくは陽水氏にこのアルバムが大好きだと言った。」

  「『それは○○の趣味ですね』井上陽水氏が笑いながら言ったのを記憶している」
 
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  さてこの「○○」に入る単語は何でしょう?漢字2文字です。答えはせめてセットリストをここに書く事ができたとき。

  コメントをお待ちしております!(最近お願いばかり)

(10月30日記)

 Gさま内緒コメントに気づかず申し訳ありませんでした。
 完璧なセットリストをいいただいていたんですね。遅れましたが掲載させていただきます♪

 なお、安西水丸氏への陽水の答えは「それは大人の趣味ですね」だそうです。

 

01.ジェラシー
02.感謝知らずの女
03.Make-up Shadow

04.あかずの踏切り
05.はじまり
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう
12.待ちぼうけ
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ

17.リバーサイド ホテル
18.ジェニー My love
19.愛されてばかりいると
20.とまどうペリカン
アンコール
21.アジアの純真
22.夢の中へ
23.少年時代
24.いっそセレナーデ
Piano & Keyboard:小島良喜  Base:美久月千春  Drums:野崎真助  Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進  Chorus & Synthesizer:澤田かおり  Chorus & Percussion:Lyn
 


    

井上陽水氷の世界ツアー2014 9/29仙台

 井上陽水 氷の世界ツアー2014
 仙台サンプラザホール 宮城県仙台市
 2014年9月29日(月) 18:30開演


  東京から仙台は日帰り圏内だが関西からは遠い。とはいえ伊丹から1時間15分で初めての仙台空港に着く。ここは2011年3月11日に津波の被害を受けた。今見れば立派なままだが波に襲われ、駐車場の車は全部さらわれたという。
  軽く病後なので、行きたい店をタクシーでまわったのだが、どの運転手さんも復興の遅れを嘆いていた。必要なのは自分の家と。

      会場は円形で座席も中央に向けて斜めになっている。必然的に陽水を凝視することになる。客席は割合静かだがひしひしと想いを感じるのは気のせいか。わたしの席は50番台にしては舞台に近く、かつ客席も見えた。アンコールの「少年時代」や「いっそセレナーデ」をしんみりと聴きいる客席にじんわり涙が…。


      なんと贅沢なサプライズ続き!「Make-up Shadow」「ジェラシー」そしてそして大きなおまけ!「あかずの踏切り」陽水作曲の2バージョン。ふう………。
     あ、まだあった。「仙台美人に捧げるうた」(仮)(勝手にタイトル)
 
 羨ましい仙台でありました。

    とりあえず報告です。落ち着いたらまた。。

   「ジェラシー」が始まったとき、シュンとしたけど、今日は本編最後に「ペリカン」が。たっぷり余韻にも浸れて。



セットリスト
01.Love
02.感謝知らずの女
03.Make-up Shadow

04.あかずの踏切り
05.はじまり
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう
12.待ちぼうけ
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ

17.リバーサイド ホテル
18.ジェニー My love
19.愛されてばかりいると
20.ジェラシー
21.とまどうペリカン
アンコール
22.アジアの純真
23.夢の中へ
24.少年時代
25.いっそセレナーデ

Piano & Keyboard:小島良喜  Base:美久月千春  Drums:野崎真助  Guitar:今堀恒雄 Guitar:長田進  Chorus & Synthesizer:澤田かおり  Chorus & Percussion:Lyn



(10月2日追記)
  予想外に気温が高くてよく晴れている。どこかにいる台風のせいだそうだ。
  陽水は挨拶で「素晴らしい天気にめぐまれて」と。「仙台のほうから、がんばれよーみたいに感じていた。おかげさまで元気でいます」とも。(すべて引用は不正確です)

  3曲目「Make-up Shadow」で手拍子が起きる。この曲、このツアーでお初では?

  「氷の世界」“メドレー”の3曲が終わったあと、話し出す。
  「あかずの踏切り」「今日のは星勝の作曲で、アレンジをしてくれている友達ですが・・・別の曲も・・・」とギターを弾こうとして「このギターはヤイリとかいって、40年前オリジナルのときのギター」ほう~という感じの拍手。

  うたいだしたのは『陽水ライヴ  もどり道』に収録されている、陽水作曲の「あかずの踏切り」(だったと思う・・)。
  「詞は気に入っていて曲がどうなのかね・・と思って、そのあとで作曲してもらった」というふうな話。

  ところが、「なんだかもう一度曲を・・・」に眼を見張る。ま、まさか!
  「あかずの踏切り’76」
  「東京ワシントンクラブというタイトルで出したレコードに」とやや苦笑しながらタイトルをも言って。
  この2曲、どの辺りまでだったのか、記憶がない。「あかずの踏切り’76」のほうは歌詞が少し違うはずなのだけれど、それも憶えていない。
  
  「三つもなんて、やはり変わり者なんでしょうね」

  このあとで即興曲だったのか。
  ♪仙台といえば青葉城、独眼竜、七夕、タン塩・・・

 「だいたい同世代でしょうか、下の方もいるけれど」と「Route66」で年齢のご紹介。「似たような価値観があると思う」と話しやすそうな様子。

  この頃は曲ばかり作っていた。基本的に曲を作るのが好き。あっという間にできた。だから曲を作るためにいろんな材料を・・・次の曲は恋愛のうたです。
  と 「心もよう」へ。

  曲ごとにエピソードを話しながら「氷の世界」は進行する。「FUN」では「みなさん静かにしてますが、昔は客席がキャーキャー」(笑)「まあ僕も若かったですが。どのくらい若かったかロビーにパンフレットがありますから」となにげを宣伝を(?「ファンレターは返事を書くべきと思うので書いていたが、あまり多くなって」みたいな話。最近はいかがなのでしょうね。

  さて「氷の世界」後の4曲目。ピアノも鳴らず静寂。で、
  「ジェラシー」
  アルバム「あやしい夜を待って」(1981)収録の人気ナンバー。井上陽水ベスト10みたいなラジオ番組で一時期一位だった。多分「少年時代」にその座を奪われたのかも。
  この曲でもLynさんのコーラスがぴりっと効いていて素敵だ。多分ツアーお初。

  円く広がる会場に陽水の声がひたひたと行き渡るようだったこのコンサート。

  陽水の言葉を借りていえば、今日いちばん愛されていたのは宮城のみなさんです♪

  




井上陽水 氷の世界ツアー2014 9/26神戸

 井上陽水 氷の世界ツアー2014
 神戸国際会館こくさいホール 兵庫県神戸市
 2014年9月26日(金) 19:00開演

   
 大都会神戸で大大盛り上がり!
 こんなアンコール見たことがない。
 詳しくは後日。  
    
 
セットリスト
01.Love
02.感謝知らずの女
03.娘がねじれる時

04.あかずの踏切り
05.はじまり
06.帰れない二人
07.チエちゃん
08.氷の世界
09.白い一日
10.自己嫌悪
11.心もよう
12.待ちぼうけ
13.桜三月散歩道
14.Fun
15.小春おばさん
16.おやすみ

17.リバーサイド ホテル
18.ジェニー My love
19.愛されてばかりいると
20.とまどうペリカン
21.海へ来なさい

アンコール
22.アジアの純真
23.夢の中へ
24.少年時代
25.いっそセレナーデ

Piano & Keyboard:小島良喜  Base:美久月千春  Drums:野崎真助  Guitar:今堀恒雄
Guitar:長田進  Chorus & Synthesizer:澤田かおり  Chorus & Percussion:Lyn 



(2014年9月28日追記)

  会場の神戸会館は三ノ宮駅に近いのがありがたい。こんな立派な建物を震災のあとで建てたんですね。この日も青空にたくさんのちぎれ雲が浮かんで美しい。
  わたしの近くに並んでいたご夫婦は「気がつかなくて遅くなったから2階なの」と残念そう。立聴券を求める長い列もあった。

  1曲目が「Love」に戻って3曲終わってご挨拶のあとで、「氷の世界のアルバムを曲順どおりに・・」と言いかけたとき、わたしの後ろの席の方が、そのLPアルバムを掲げた。陽水は「そうそれ、ありがとうございます!」と。さすが神戸、おしゃれなアピールです。他にコールいろいろ、よく笑う女性もいて、楽しくなりそなうな予感。

  この日も、♪「Route 66」でお年のご紹介。ついでに、「知ってます?」と ♪77 sunset・・・TV番組のテーマを。「こんな(昔の)話ができて嬉しい」「77ぐらいまでやれるといいんですが」と今日は聴く方にも目標ができました。

  昨日の岡山と同様でMCが多い。珍しくご家族の話も。どうも日本の中の英語圏近くにおられるようで、今後MCが英語になったらどうしよう(笑い)

  「白い一日」のあとだろうか。「こんなパブリックな場所で言ってはいけないことだが言いたい」と話し出す。「昨日読んだ本で悲劇と喜劇の・・・」そんな難しそうな本をライブの日に読むのだろうか?「悲喜劇というのもあって、どういうのかというとバスタブに入っていた男性がお湯を流して・・・」あははは。そういうオチだったのですね。話したい気持ちはわかります。
  笑いましたけど。でも言わずもがなですよね、常識的には。そういうところが、「変わってる」のパーセンテージを上げるんです。逆に愛される理由でもあるのかも。

  「その頃は曲ばかり作っていた。他に何を?九州にいた頃から付き合っていたひとがいたから、そういうことも。だから、いまうたうと何か・・・」と

   「心もよう」

  どの段階でだったか、この「氷の世界」ツアーで当時のことを次第に思い出すと言っていたが、そうなのでしょうね。そして思い出すことどもが細部にわたって来てあふれるのでしょうか。そういう陽水を見る聴くことで、このツアーはわたしにとっても特別なものとなっている。

  
  会場を満たした観客の陽水に対する親近感はそれこそ溢れそう。それは陽水が言うように自分たちの青春の思い出が重なるからだろうか。それだけではない。
  いまの陽水の醸す大きなものに、親しみと喜びを感じるのだと思う。

  今日も「とまどうペリカン」に引き込まれて。なかなか「海」へ向かえない。

  アンコール「アジアの純真」でみんな(多分)立つ。手拍子。歌い声もおきて、観客は「氷の世界」世代だけではないらしい。真助さんがみんなを見て笑う。澤田さんとLynさんが身振りで煽る。陽水は熱気に負けないように声をからして・・・・。そして「夢の中へ」

  「少年時代」もゆれて立って聴いている人も多かった。そして終わると、座っていた人たちも一斉に立つ。もう一曲を求めて。おそらく2階3階から、立ち見の人たちから、同様の願いが舞台に届く。
  「いっそセレナーデ」に歓声かため息かざわめく。

  丁寧な終わりのご挨拶はスタンディング・オベーションに向けて。
  みんな笑顔で聞く、見る、手をふる。

  See you soon!


  

  

  

  

  



    

  

  

  

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